golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ヘンデル「オルガン協奏曲Op.4 」エヴァーハルト、コレギウム・アウレウム

2009-06-02 21:35:18 | Weblog
会社帰りにショップに寄り、CDを見ておりました。

バッハのオルガン曲のCDを探しに来たお客さんに店員が説明をしているのに遭遇。

耳をそばだてて聞いていたところ、お客さんは何かの目的で探している様子。目的が何かは聞き落としましたが。

クラシックには詳しく無いのか、少なくともバッハのオルガン曲に関してほとんど知らない様で、曲や演奏の事を店員に色々質問していました。

店員は非常に丁寧かつ的確に説明していましたね。

「決して聴き易い曲ばかりではなく、むしろ取っ付き難い曲が多いこと」、「オルガンの音色がずっと続くので、飽きてしまう可能性があること」など。

同感!

慣れないとオルガン曲って取っ付き悪いし、バッハの数多い曲の中でも一番馴染み難い分野なんじゃ無いかと思いますね。

ルドルフ・エヴァーハルト(オルガン)、コレギウム・アウレウム合奏団(Deutsche Harmonia Mundi原盤)

バロック・マスターワークス60枚BOXから、LP時代に聴いていた懐かしい音源です。

作品4-1~6の全6曲が収められています。

ヘンデルのオルガン協奏曲はCD持っていなかった為、第1曲Op.4-1の第1楽章の厳粛な音楽を聴いた時、あれっ?こんな曲だったかな?と思いました。

しかし、第2楽章アレグロの喜ばしく、オルガンの技巧冴える記憶通りの音楽が蘇る。

短いアダージョを挟み、澄んだ弦とオルガンの掛け合いが愉しい終楽章。

これですよ、これ!この大らかさと愉快さこそヘンデルの真骨頂。

Op.4-2の序奏に相当する1分ほどの短い第1楽章も大きなスケール感あるし、第2楽章のオルガンの可愛らしい響きも魅力的。

バッハのオルガンと同じ楽器とは思えない親しみ易さ。

Op.4-3第1楽章アダージョの弦とオルガンが織り成す癒しの世界。

Op.4-4、5も何れも素敵な音楽。

そして、Op.4-6!

有名なハープ協奏曲の原曲。典雅でチャーミング。ハープ協奏曲の代表作の筆頭クラスのオリジナルであります。

オルガン音楽入門には、ヘンデルのオルガン協奏曲がベストでは。

聴いて快感、爽快感を味わえる曲集です。

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