golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ブラームス「ピアノ五重奏曲」レオンスカヤ、アルバン・ベルク Q.

2009-06-16 22:36:15 | Weblog
良くない事なんですが、最近全然本を読んでいません。

本どころか新聞もまともに読まない日も多い。

実はこれブログの弊害。

って、別にブログがいけない訳じゃなくて、私がいけない。

以前は通勤電車で新聞位は読んでいたけれども、ついつい携帯で色々な方のサイトを見ちゃうのですな。

昔から余り本を読まなかった方で、特に小中学校で読んだ冊数は6+3=9冊位かな?夏休みの読書感想文用ですな。まあ、流石にもう少しは読んでいるとは思うけどせいぜい20冊位でしょうか。

だから、結構古典と言われる本も読んだ事無いものが多いのですよ、恥ずかしながら。

それでふとある時、これはイカン!と思い、「古典を読もう運動」を始めたのですが、思い返してみれば、三島由紀夫の「金閣寺」1冊を読んだのみで中断しゃっているんですね、10数年。まあ、中断ではなく挫折と呼ぶのでしょうが、世間的には。(爆)

今日は、会社で昼食時、宮本武蔵の「五輪書」の話になりまして。(いつもはそんな話題には決してならない)

それで、岩波文庫で確か「薄くて安く」出ていたな、と思い出し、会社帰りに購入し最初の「地之巻」だけざっと読んでみました。

昔の文章なので、当然、意味が分からない言葉もあるのですが意外にも読み易いというか、リズムの良い文章に驚きました。

非常に深い内容なのでしょうが、表面的には意外にシンプル。

何故、「二刀流」なのか?

武士ってさ、刀二本差してるよね。それなのに、一本しか使わないで殺されちゃったら悔しいじゃん。

だそうです。

心を入れ替えて、少し本を読もうと思った本日であります。これぞ「本日」。

エリザベート・レオンスカヤ(ピアノ)、アルバン・ベルク四重奏曲(EMI盤)

先日、木曽さんの記事(ポリーニ、イタリア四重奏団盤)に刺激され、図書館で借りて来た1枚。

交響曲や一部の曲以外苦手系で、克服を目論んでいる作曲家ブラームス。

今までLPもCDも持っていなかったし、きちんと聴いたことの無かった名曲。

今日はこの曲にしようと、ディスクマンに装填し出社したところ、上記の通り「五輪書」の話に。「五つながり」が奇遇ですね!(それほどのものか)

先日来、数回聴いていますが、室内楽らしい落ち着いた風情の中に情熱的な楽想があり、やはりこれは素晴らしい名曲。

座右にCD置いて、時々聴きたくなる曲ですね。

こんな梅雨の日に静かに読書しながら聴くに相応しい音楽。

苦手ブラームスの一角が崩せたかな。

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