奇跡の扉

今までにない新しい治療法で確実に成果を出しています。安全、無痛、無害の遺伝子療法です。

インフルエンザが猛威

2012年02月13日 | 健康
インフルエンザが猛威をふるっています。200万人以上の感染者数だとか。実に国民の約50人に一人の計算になります。感染した方のお話ではかなりつらい症状のようです。皆さん気をつけましょうね。

インフルエンザではないですが、風邪も様々な症状を引き起こします。先日右の背中に激しい痛みがあったと言う70代の女性は、風邪が原因で右の腎臓に異常が出ていました。それほど風邪の症状は無かったので、風邪をひいていたとは思わなかったと驚いていましたが、ウイルスが入り込んだ場所によってはどこにでも痛みの出る可能性があります。

脳に入れば髄膜炎を引き起こす事もありますし、膀胱に入れば膀胱炎にもなる可能性もあります。とにかく風邪のウイルスはどこを攻撃するかわかりません。一つだけ言えるのは、その人の弱い部分は攻撃されやすいと言う事です。いわゆる持病などを持っている方などがそうです。

いつも右か左かのどちらかとか、決まって下肢に出るとか、悪くなりやすいところがありませんか。

たかが風邪などと言って侮れません。風邪が原因で足が前に出ず歩けなくなってしまった方、意識を失ってしまった方などいろんな話を聞きます。

風邪をひいても最低限のダメージで済ませるには、免疫力や生命力を高めておくに限ります。少しでも軽く済ませるため、苦しまないでも済むようにするには免疫力のチェックをお勧めします。
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意識する

2012年02月12日 | 心・精神
パソコンを使い始めてもう十数年になりますが、今日初めてキーボードにひらがなが書いてある事に気付きました。初めてと言うとうそになるかもしれませんが、いつもアルファベットでしか文字を入力しないため、ひらがなが目に入らないのですね。良く見るとひらがなが書いてあるのに、全く気にしていないから見えていないんですね。そこに書いてあるのに意識しないと目に入らない事、日常でも良くあることですよね。

街中を歩いていて、今すれ違った人の顔わかります?と急に聞かれ「えぇわかります」と言える人はなかなかいないと思います。指名手配の犯人の顔など街で見かけてもまずわからないですよね。

人は意識して見ているものしか見えていないと言えると思います。逆に言うと、すぐそばに誰かいるとしても、意識していないといる事に気づかない、見えていない事と一緒なのです。

量子学の本など読みますと、難しく理解しずらいのですが、科学も見えないものの存在は証明しています。粒子が現れたり消えたりすり抜けたりなど、科学で証明しにくいながらも間違いなく存在しているものがあるのです。私たちの身近にある空気も見えないけれど存在するようにです。

目に見えているものがすべてでは無くて、見えないけれど感じて生きようとする事が大切なように思います。

大事なことは否定から入るのではなく、見ようと意識する事ではないでしょうか。見ようとしなければ見えるものも見えないのですから。

それがなんであれ意識して見ると思わぬ事がわかるかもしれません。
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花粉症

2012年02月11日 | 健康
そろそろ花粉症の季節になって来ました。毎年この季節が憂鬱な方多いのではないでしょうか。

うちへ来る患者さんでは、重度の花粉症の方が、いまでは全く出ないと喜んでいらっしゃる方が大勢います。なぜなら花粉症の方は必ず免疫グロブリン(抗体)が弱っています。免疫グロブリンの機能を高めてあげると劇的に改善するからです。

そのほかの免疫系ももちろん診ますが、あとはホルモン(甲状腺・胸腺・副腎・すい臓・脳下垂体)なども花粉症にものすごく影響しています。

目や鼻のかゆみ、鼻水・中には喉が痛くなる方もいたり、ゴーグルのような眼鏡をしないとつらい方など、鬱陶しいですよね。

体の中から体質改善しないと花粉症はなかなか治らないものです。抗体・ホルモン・免疫力の全ての働きが高まれば花粉症に悩まされずに済む事が出来ます。

薬に頼るという選択肢もありますが、体質改善させて自己治癒力で治して行くのが、一番体に優しく自然なのではないでしょうか。
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マスメディアの功罪

2012年02月10日 | 日記
マスメディアの力っていうのは恐ろしいものですね~。我が家で愛食していたR-1ヨーグルトが、何かインフルエンザウイルスに効くとテレビで紹介されたらしく、店頭から全く姿を消し手に入らなくなってしまいました。LGヨーグルトとセットで愛食していたのですが、R-1ヨーグルトのしわ寄せで、LGヨーグルトの生産ラインをR-1ヨーグルトにシフトされ、LGヨーグルトも店頭から皆無とダブルパンチです。

日本人って本当に飛びつきやすく、そしてほとぼりが冷めるとあれはなんだったんだろうと思うほど飽きやすい、おかしな性質ですね。いままでどれほど繰り返してきた事でしょう。パワースポットも良いとなれば一斉に押しかけ、周りの迷惑も顧みない人も多いようです。

情報に飢えているのか、人と同じものを手に入れないと気が済まないのか、それだけ健康になりたい人が多いという事ですかね。

そして昨夜テレビを視ていたら、身長を伸ばす整体や薄毛の人の髪の毛を生やす整体などを、お笑い芸人の人を使って面白おかしく紹介していましたが、この手の整体師を見ていつも思います。とにかく骨を鳴らし、木槌のようなものを使い叩き、どう歪んでいるか検査もせずに頸椎や骨盤をバキバキ矯正している姿をみると、何と恐ろしい事をしているのかと。

本来なら正確に歪みを読み取り、慎重に矯正しなければならないものを、逃げるものをいじめているいじめっ子のように執拗に骨を鳴らしたがる整体の惨状に目を覆いたくなりました。

またこういった番組で、ウエストが20秒で10センチ縮んだとか、身長が2センチ伸びたとかテレビはその場を誇張だけして流すことに問題があります。いかにもいいとこ取りだけを誇張するマスメディァの功罪は大きいように思います。

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不眠の原因

2012年02月09日 | 症例
昨日の夜間頻尿もそうですが、夜眠れないと言うのもまた嫌なものですよね。朝スッキリと目覚めたいと言う快眠願望を誰しも持っているのではないでしょうか。

年をとると、ある程度眠りが浅くなるのは仕方がないとしても、寝入るまでに何時間もかかるのは普通ではありません。

最近眠ってから4時間半くらいたつと、必ず目が覚めてしまうという男性を診ました。いままでそういう事は無かったのにどうして何だろうと悩まれていましたが、答えはすぐ出ました。

この男性の場合、交感神経が失調して免疫力が低下し、胃腸の働きが弱くなったことで神経が脳に影響していました。良い眠りを保つには脳の視床・視床下部・脳下垂体の機能が大事な働きを担っています。原因は風邪をひいた事がきっかけだったのですが、風邪で自律神経や免疫や胃腸などが弱くなって脳に影響する事があるんですね。

自律神経はストレスだけではなく、冷えても疲れても風邪をひいてもいろんな条件で失調してしまいますから、不眠になる要素は沢山あるのです。

どんな症状にも必ず原因はあるのですから、簡単に年のせいだと諦めないほうが良いと思います。
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夜間の頻尿

2012年02月08日 | 症例
ある年代になると、夜中に何度もトイレに目が覚めると言う方が増えてきます。夜中にトイレに起きるのは年のせいだから仕方がないと思いますか?

いいえ、そんなことは無いんです。夜間頻尿になるのはそれなりにちゃんと原因があります。本来ならば、夜は一度も目を覚まさずに熟睡できる事が理想のはずです。かなり多くの方が、理想の睡眠をとれていないのではないかと思います。

多い方は一晩に3回~4回もトイレに起こされる人もいます。何故でしょうか。それは泌尿器系に問題があるからです。腎臓・尿管・膀胱のどの器官が弱くなっても頻尿に影響します。

病院で泌尿器系が悪いとは言われた事は無いのにどうしてと思う方もいると思います。検査の異常と機能の低下は全くの別物です。検査の数値が正常範囲内でも、機能が正常に働いているとは限りません。

元気の良い時のあなたと、少し元気のない時のあなたは、同じあなたでも元気の度合いが違います。同じあなたに変わりは無いのですが、同じ元気ではありません。内臓も一緒です。検査では異常が無くても働きが落ちていたなら病気と言えなくもないのです。

実は夜間頻尿には扁桃腺や胸腺・抗体などの免疫系の低下が影響しています。先日夜中に2~3回は必ずトイレに行くという女性を診たら、腎臓・尿管・膀胱の泌尿器が胸腺とリンパと免疫の影響を受けていました。施術した日の夜は一度もトイレに起き無くて済みました。とご報告を受けました。

しかし二日目の夜はまたトイレに起きてしまったと言う事です。何故かと言うとまだほかにも原因が残っているからです。一回目の施術で原因がすべて取り除かれたわけではなかったからです。二回目の施術の時は抗体が膀胱に影響していました。このように原因が完全に取り除かれるまでは不安定な状態が続くかもしれません。

原因が完全に取り除かれた時、一度も起きずに眠れる日は近いと思います。

普通、病院などでは、頻尿と言う症状に扁桃腺や胸腺・抗体などを調べることはまずないと思います。五眼遺伝子療法はあらゆる原因を見つけ出す事が出来ますので、簡単にあきらめる必要がまずありません。
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健康の貯金

2012年02月07日 | 健康
今日は久しぶりの本降りの雨です。雨も降り続けると鬱陶しいですが、乾燥が続くと雨も恋しくなります。しとしと降る雨も良いですが、激しく降る雨の音も癒される気がするのですが、私だけでしょうか。たぶんヒーリング効果がありますよね。

滝の音、川のせせらぎなど水が奏でる癒し効果は沢山ありますね。水琴窟もそうですね。子供のころトタン屋根に降りつける雨の音が大好きでした。いまは我が家はマンションなので、雨が降っている事さえ気づかない事があるのが寂しいですね。

風や雨など、自然の音を五感で感じる事がこの頃少なくなりました。便利さと引き換えに失うものも沢山ありますね。いまは家ではリモコンだらけ、テレビもエアコンもそして照明までもが一歩も動かずに操作できる時代です。歩かなくなるわけですよね。

使わないところは退化するだけですから、頭も体も頑張って使いましょう。使えばそれだけ身になって自分に返ってくるのですから。健康の貯金のようなものですかね。
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がんワクチン

2012年02月06日 | 健康
今朝のNHKの「あさイチ」で、がんワクチンの話をしていました。がんワクチンとはワクチンというと、インフルエンザやBCG、最近では子宮頸(けい)がんなど病気を“予防”するものが知られていますが、“治療”するワクチン。自分の持つ免疫能力を活性化させ、がん細胞を攻撃します。副作用が少なく、延命効果が認められるのが特徴です。

これが本当に効果があるとしたら非常に朗報ですよね。番組ではすい臓がんでこれ以上治療のしようが無いと言われた30代の女性の例を紹介していましたが、すい臓は摘出してしまいましたが、肝臓に転移した腫瘍はワクチンで1年4カ月後に消えていました。

もう一例、40代の男性で、肺がんで余命2ヶ月と宣告されましたが、がんの縮小と脳に転移した腫瘍も抗がん剤との併用でほぼ消えていたそうです。

副作用がなく注射をするだけですから体の負担が少ないことは大変良い事だと思います。是非早い普及を望むと番組内でも言っていました。私もがんに苦しむ患者さんにとって、良い効果が現れるならば、どんな方法であれ一刻も早い普及を望むところです。

ただしです。こういった番組は良いところだけしか強調しないところに問題があります。まず上記のお二方のような例は稀で、いまのところがんワクチンを使用してもすい臓がんによる6カ月後の生存率は、45%、12カ月後の生存率は10%という結果です。1年後には10人のうち9人が亡くなると言う結果はどう捉えたらよいでしょう。

それに誰でもがんワクチンを受けれると言うわけではなく、がんの種類・進行度・白血球の型、数・リンパ球の数・治療歴・期間・人数などかなりの制約があり、それに治療費も高額で簡単ではなさそうです。

そして延命効果ではなく、治癒効果と早く言ってもらいたいものです。私個人としては、がんワクチンに五眼遺伝子療法による免疫力向上が加われば、かなり治癒率が上がると考えるのですが。
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便秘の原因にも

2012年02月05日 | 症例
便秘と言うと腸だけの問題と思われがちですが、相互作用によって維持されている人体は、実は腸だけの問題でないことのほうが多いのです。

先日便秘などした事のない母が、4日もお通じが無いという連絡を受け、遠隔で診てみました。そしたら免疫力の低下とホルモン・動脈・静脈・腎臓・尿管・膀胱などに反応がありました。

結局原因は風邪だったのですが、風邪で免疫力が落ちてホルモンの働きが低下し、血流が悪くなり腎臓の水分調整がうまく働かなくなり、便秘になったと思われます。現に便も兎のうんちみたいにコロコロとしか出なかったという事で、水分不足になっていた事がわかります。

内臓は全部繋がっているのですから、いろんなところの影響を受けても決して不思議ではないですよね。便秘薬をもらって飲んでも全然効かなかったと言うし、それはそうですよね、腸が原因ではないのですから。

便秘薬を飲んでもあまり効かないと言う方、胃腸が痛い時に胃腸薬が効かないと言う方、原因が他から来ている事が考えられます。まずは根本の原因を調べなければいけませんね。

免疫力を上げ、血流を良くしホルモンと泌尿器系の治療をしたところ、母は翌日スッキリとお通じがあったと連絡を受けました。
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終末「胃ろう」に波紋より

2012年02月04日 | 日記
昨日の新聞に終末胃ろうに波紋と言う記事が載っていました。「胃ろう」とはお腹に穴をあけ管を通し、胃に直接栄養剤を注入する事です。日本老年医学会が高齢者の終末期医療において、胃ろうの中止も選択肢として考慮する必要があるとの見解を示しました。

その背景には「胃ろうをつけて本当に良かったのか?」そんな思いにとらわれる方が多いからです。認知症でほぼ寝たきりで意思表示もできないまま、人工的な栄養によって生きながらえている。果たしてそれが本当に幸せな事なのか、本人がそれでも生きていたいものなのか、食べられなくなった時に胃ろうをつけるかどうか、医師や家族が直面する大きな問題です。

そんな中日本老年医学会は胃ろうや人工呼吸器などについて、「差し控えたり治療からの撤退も選択肢として考慮する必要がある」と初めて言及しました。

胃ろうの利点は、栄養状態の改善効果が高く、つけることによって体力が戻り、再び口から食べられるケースもあるとされるが、何とも腑に落ちないのは、医療機関の事情によるところも多く、経営の面から入院日数を短縮したい医療機関側が、まだ口から食べる事の出来ない患者を早期に転院させるために胃ろうを作ったり、食事介助の手間や誤嚥のリスクを嫌う介護施設が、入所者に勧めたりするケースも多いと聞きます。

医療機関の都合で胃ろうをつけさせられるとは、甚だ許し難い事だと感じます。何よりも患者さんの利益を第一に考える事が真の医療ではないでしょうか。手前都合で患者さんに苦痛を与えるとは言語道断です。

私が思うに、世の中には切らなくても済むという手術がいくらでもあります。切らなくても治ると言う治療法もあるのです。それを試してからでも遅くは無いと思います。その情報を得るためにアンテナを張り、いかにして探し出す。その努力はしなければなりません。
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風邪からがんに?

2012年02月03日 | 健康
今朝も寒かったですね。千葉でもここのところ氷点下が続きます。大雪が降っている地方の皆さん大変ですね、気をつけてくださいね。

インフルエンザも流行っています。うがいや手洗いの励行に努めましょう。インフルエンザを風邪の一種だと思われている方も多いでしょうが、インフルエンザは風邪ではなくインフルエンザウイルスと言うウイルスです。ただ風邪と似たような症状が出るのですが、風邪以上に重篤な症状が出やすいウイルスです。

風邪にしてもインフルエンザにしても症状が落ち着いてしまえばやれやれ一安心と言いたいところですが、そうばかりも言ってられません。いつも風邪をひいた方の体を診ると必ずと言っていいほど後遺症を残します。後遺症とは風邪のウイルスが体の中に入った時に内臓や血管・遺伝子などに傷を残してしまうことです。例えば風邪をひく前は何でもなかった血管が、風邪をひいた後に傷つき流れが悪くなってしまったりします。その後風邪は治っても血管の傷はそのまま残りますから、流れが悪い状態が続けば知らないうちに病気の引き金になって行くのです。

意外に知られていませんが、風邪やインフルエンザがきっかけでがんになる事さえあるんですよ。がんは発がん遺伝子と抑制遺伝子という二つの遺伝子の異常によっておこります。この二つに遺伝子が正常な働きをしなくなった時がんが出来てしまいます。がんを治すにはこの二つの遺伝子を正常に働くようにしてあげればよいわけです。

それにがんは免疫力の低下が引き起こす病気ですから、もちろん免疫力を上げてあげなければなりません。がんになる方は一人の例外も無く骨髄の機能低下が見られます。昨日のブログでも書いたように骨髄から生まれてくる白血球やリンパ球が弱ってしまってはがんと闘えないのです。がんの再発を繰り返す方を診ると必ず骨髄が弱ってしまっています。いくら手術によって悪い部分だけを切り取ってもがんを抑える免疫力を強くしなければダメなのです。

お酒もたばこもやらないのにどうしてがんにと言う方がいらっしゃいますが、風邪をひいてもがんのきっかけになるのですから、私たちががんにならない為には定期的に免疫力を最良の状態にしておくほかないのです。
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免疫の要=骨髄

2012年02月02日 | 健康
「骨髄の病気」と言うと、ごく限られた人だけの病気に思われがちですが、病気とまではいかないが機能が低下していると思われる人はかなりの率でいらっしゃいます。病気でなければ別に気にしなくても良いかと言えば、とんでもありません。弱くなれば大きな病気に繋がってしまうからです。

骨髄は赤血球・白血球・血小板などいわゆる血液とリンパ球を作る血液製造工場です。骨髄から生まれた赤血球やリンパ球が全身の血管や臓器の中で、ウイルスと戦ったり酸素を補給したりと私たちの体の中にはなくてはならないものです。

骨髄が健康でなければ丈夫な赤血球やリンパ球が生まれてこないのです。免疫力の要である骨髄が私たちの健康を左右していると言っても過言ではありません。

病気ではないが働きが弱い骨髄の人が多いのです。車に例えれば、走ることはできるがいつ壊れてもおかしくないようなものです。

元気のない骨髄から生まれた白血球たちは病気に負けやすくなってしまいます。風邪をひきやすくなったりがんにもなりやすくなってしまいます。私たちの健康を維持するためには骨髄の働きを整えておく事が何より不可欠なのです。

病気になるかならないかの境界線は、侵入してきたウイルスなどに立ち向かえるか向かえないかの免疫力の違いが大きなウエイトを占めています。

侵入者に対してプロレスラーのような頑強な男たちを配備させるか、頼りなさそうな男たちを従えるかで守りは大きく変わってきます。

いつまでも健康でありたいと願う方、あなたの骨髄をチェックしてみませんか。
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無防備のストレスが恐い

2012年02月01日 | 心・精神
毎日寒い日が続きます。今日は幾分良いですが、ここ二三日風の強い事、朝はこたえますね。明日はまた気温がグンと下がるようです。私は毛糸の帽子にマフラーにロングコートにと完全防備で通勤しています。皆さんはいかがですか。

私の実家の日光ではマイナス6~7度が続き、家中の蛇口の水が全部凍ったと言う話です。キッチンもトイレも水を流しっぱなしにして凍結を防いでいたつもりなのですが、それでも凍ってしまうのですから今年の冬は本当に寒いですね。ずいぶん昔ですが、屋根に積もった雪がひと冬ずっと解けずにいたため、つららが地面に着きそうになるまで2メートルくらい伸びた事があります。千葉では絶対見れない光景ですね。冬は暖かく夏は内陸より涼しい千葉をなかなか離れられそうにありません。

さて昨日、眠りが浅く体がなんとなくだるく両手の手首が力を入れると痛みがあると言う女性を診ました。睡眠に影響するところは脳の視床・視床下部・脳下垂体と言った自律神経の総司令部ですから、早速診てみると異常反応がありました。そしてその影響は血管・リンパ・ホルモン・神経・内臓・免疫系など全てに現れていました。

なぜだろうと更に原因を追究してみるとストレスでした。ストレスが睡眠に影響するのはわかりますが、まさか手首の痛みにまで影響するとは思いもよりませんでした。まあ全身のいろんな流れが滞ってしまったのですからどこに痛みが現れても不思議ではないと思います。

ストレスと言ってもいろんなストレスを抱えている人もいます。何がストレスになっているかわからなければ対処のしようがありません。この女性のストレスはご主人と言う反応が出ました。ストレスの原因がわかると人間の体はストレスに対し防御しようと働き始めます。例えばお化け屋敷でふいに出てこられるとものすごくびっくりしますが、最初から出てくるタイミングがわかっていればそれほどびっくりしなくて済むようにです。

最初にこの人がストレスになっていると知るだけで体がストレスのダメージから守ろうとするのです。ストレスはあっても自分の体を守ろうとしますから、自分で原因がわかっているストレスはまだ良いのですが、自分ではあまりストレスと感じていないのに潜在意識がストレスと感じている場合が一番ダメージを受けやすいのです。

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