奇跡の扉

今までにない新しい治療法で確実に成果を出しています。安全、無痛、無害の遺伝子療法です。

病気は遺伝子の異状

2011年12月30日 | 健康
健康診断・定期健診・人間ドッグなど検診奨励が叫ばれて久しくなります。定期的に体の現在の状態を知っておくことは悪い事ではないです。しかし胃カメラや直腸診、他にもバリウムやMRI・CTスキャンなど多少の苦痛や磁気・放射線の影響を伴う検査が多い事は否定できません。まあそんなに頻繁にやらなければ問題ないとは言いますが、できたら苦痛でもなく何の影響も無いのが一番良いですよね。

それにこれらの検査はある一定の基準値を超えれば黒、超え無ければ白と線引きによって区別しています。当然個人差もありますし、基準値に近づけば注意を促してはいますけど、もっとより精細に指摘して上げれたら更に良い筈ですよね。

東洋医学では未病という考え方があります。健康でもなければ病気でもないといういわゆるグレーゾーンが存在するわけです。グレーの時に病気の芽を摘んであげたら一番良い筈です。早期発見早期治療を謳うならば、病気になる前に未然に防いであげるのが最高の医学だと思います。

五眼遺伝子療法ではそれが可能なのです。ほんのわずかな波動の狂いを感じ取ることによって、血管や内臓など、すべての生命力を計る事ができ、これからかかるであろう病気を未然に防ぐ事ができます。しかも人体に何のデメリットもありません。苦痛も副作用も全くゼロです。それで病気を治療し予防もできる素晴らしい治療法です。

その上病気の根本的原因にたどり着き、根本的原因の遺伝子を正常化に導きます。私たちの体は60兆個というとてつもない数の細胞からできています。その一つ一つに遺伝子があり遺伝子が細胞をコントロールしているのです。

病気は細胞の中の遺伝子の異常が原因です。遺伝子を正常化する事が病気を治すことになるのです。
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悪くなるまでのプロセス

2011年12月29日 | 症例
私の所に来る患者さんの中にはとにかくいろんな病院や治療院を巡り、どこへ行っても良くならなかったと言う方が少なくありません。まずは保険の効く病院で診てもらうのが一般的ですが、それでもどうにもならなければ我々のような代替医療に頼らざるを得ないと思います。

この女性のような症状は一般的な病院ではまず無理だろうな思える方がいらしました。顔を右に向けたまま動かす事が出来ないのです。左を向こうとすると首が痛く動かす事ができません。もう1年以上ずっとこの状態だそうで、ありとあらゆる病院で診てもらったが原因がわからないと言われてしまい私を頼って来ました。

MRIやCTスキャンでは頸椎に問題があるとは言われているのですが、私が見た限り骨には問題がありませんでした。彼女の首の痛みの原因は、最終的にはホルモンによる影響からでした。最終的にはとはホルモンにたどり着くまでにいくつもの過程があるからです。つまり風邪のウイルスが自律神経を失調させ、免疫力を落とし胃腸の働きを悪くさせ、その結果血流が悪くなりリンパの流れも滞りホルモンの働きが低下すると言うプロセスがあるからです。

ただホルモンだけを治療するのではなく、そこまでいくまでの流れをすべて治さなければ良くならないのです。

財布を落としたと仮定するならば、落とした場所と考えられるところまで今来た道を戻らなければならないようにです。首が痛くなった根本の原因に辿り着かなければなりません。

私がいままで諦めざるを得ないような患者さんを何度も救ってこれたのは、病気の根本にたどり着く手法を知っているからです。奇跡と言われるような症例も、病気の根源にたどり着けるならば決して奇跡ではありません。

要は病気の本当の原因を治すか、西洋医学のように対処療法で症状を抑えるかの違いです。

病気には悪くなるまでの流れがあります。どんな病気にも悪くなるまでのプロセスがあるのです。プロセスを無視して病気を治すことはできないのです。

上記の女性は数回の施術で首が動くようになり笑顔を取り戻しました。
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気づき

2011年12月28日 | 日記
人は時々平凡な事を嘆きますが、何にもない事のほうが一番良い気がします。毎日同じ時間に起きて同じ顔ぶれと食事をし、同じ仕事をして同じ家に帰る。こんな幸せな事は無いとこの頃つくづく感じます。

何の変りもない事の難しさを3月の震災以降感じられた方が多いのではないでしょうか。朝出かけた家族が夜も顔を見る事が出来る、そんな当たり前の事が何よりも幸せなんですね。

私自身あれほどの揺れは初めての経験でしたが、揺れが収まってまず願った事は、大きな被害が出なければ良いが、でした。しかし見事に思いは裏切られ、何としても残念なのは津波さえ来なければ・・・と言う思いです。あの津波さえ無かったらどれだけの人が悲しまずに済んだ事か。津波を恨んでも仕方ありませんんが、少なくとも私たちは二度とこのような被害を出さぬよう努力するべきでしょう。

また、地震は荒んでいく社会・何か大切な事を忘れてしまった日本人に警鐘を鳴らしてくれた事も事実です。地震によって日本人の団結力やたくましさ・優しさ・礼儀正しさなども知ることができました。私たち日本人は間違いなく世界に誇れる国民だと思います。地震はそんな事を私たちに気づかせてくれました。

病気もならないほうが良い事はわかっていますが、しかし自分自身に何かを変えなければいけないと言う事を教えてくれる有難い物でもあります。病気は気づきの機会でもありますから、その機会を逃すか逃さないかが重要な事です。
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笑いましょう

2011年12月27日 | 健康
今朝のテレビでは血液検査で隠れ脳梗塞やうつ病かどうかわかるようになってきたと放送していました。なんでも血液中に特定の物質がでるのでわかるそうで、MRIやCTスキャンなど大掛かりな検査を受けなくてもわかるようになるのは朗報ですね。

人間の体って自分の知らないところでいろんな事をしてくれているんですね。気持ちが高揚している時と落ち込んでいる時に出る物質が違ったり、ただ落ち込んでいる時とうつ病の時の状態では出る物質も違います。

笑う事が良いとされる理由は、笑う事で免疫力を高める物質が出たり、遺伝子の傷を治してくれる物質が出たり、体にとって良い効果があるからですよね。

良く笑う人は病気になりにくかったり、病気になっても治りが早かったりと良いことずくめです。早く良くなるように脳から良い物質が出るからです。

こんな簡単な事、使わない手はないですね。どんどん笑いましょう。嫌な事があっても笑って軽く流しましょう。
今年もいろんな事があったと思いますが、後悔しながら過ごす事も笑って過ごすのも自分次第ですからね。
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胃腸を大切に

2011年12月26日 | 健康
暮れになると飲みすぎ食べすぎの方がずいぶん増えてきました。忘年会・クリスマスと飲む機会食べる機会が多く仕方がないのかもしれませんが、胃腸を大事にすることが健康を保つための大きな鍵になっていますので、暴飲暴食には気をつけてくださいね。

肩こりなどでもいろんな原因がありますが、血流が悪いために凝る肩こりは温めたりほぐしたりすると楽になりますが、内臓が疲れている肩こりは温めてもほぐしても改善されず、じっとしていても寝てても痛い事が特徴ですので、そんな肩こりを感じたら要注意ですよ。

それに内臓から来る肩こりは両肩ではなく左右どちらかだけの事が多いので、覚えておくと良いですよ。

いずれにしろ内臓はいたわなければなりません。しかしこれから年末年始というまた飲みすぎ食べ過ぎの時期がやって来ます。毎年年明けに必ず何人か胃腸を悪くする人やってくるんですよね~。
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心身一体

2011年12月25日 | 心・精神
今年もあと一週間で終わりですね。昨夜はクリスマスイヴでしたね。皆さんケーキはお食べになりましたか?私はデパ地下に行ってお気に入りのケーキを買おうと思ったらものすごい長蛇の列で諦めて帰ってきました。みんな考える事は同じなんですね。

今年も遠隔治療を体験された方々から絶賛頂いています。間違いなく効果がある事を実感していただいています。不思議ですねと良く言われるのですが、体験したことが無いとなかなか理解しにくい事とは思います。でも携帯電話も線も何も繋がっていないのに話ができるのですから、同じ事ですよね。

大事なことは否定しない事です。どんな事でも最初からできないと思ってしまえばできる事も出来なくなってしまいます。病気も私は元気になれる、私なら元気にならないはずがないと思う事も大切です。

心と体は心身一体、健康も自分次第です。私なんか、私はだめだわと言う思い癖を持つ事だけはやめましよう。
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病気は気づきの機会

2011年12月24日 | 健康
この世に病気など無くなるといいなあとも思いますが、誰も病気にならなくなったらどうでしょう?皆が健康で病気知らずになったら。こんな良い事は無いのですが、きっとぎすぎすした世の中になるのかもしれません。

思いやりや他人の痛みって自分が経験しているからわかるものですものね。病気のつらさを知る機会が無くなってしまったら荒れ果てた社会になってしまいそうです。

そういう意味では病気ってありがたいものと言えるかもしれません。本当につらい思いをしている方には怒られるかもしれませんが、痛みにしろしびれにしろ普段感じない症状が出る事は体が警告している訳ですから、自分の何がいけなかったかを知ることができます。何の症状も出なかったら気が付いたら手遅れになっている事でしょう。

病気は自分の専属の家庭教師のようなもので、飲み過ぎているよとか働き過ぎているよなど自分に教えてくれているわけですから、その教えを素直に聞いて修正するか、無視して続けるかによって健康か病気かの分かれ道になります。早いうちに気づくか気づかないかも大きく左右するのです。

病気は気づきのチャンスであり、自分の行動・考え方・他人の痛み・本当に大切なものなどいろんなことを気づかせてくれる良い機会だと思います。

過去の自分がしてきた事が現在の自分を作っているので、明日の自分を変えるなら現在の自分を変えればよいはずですよね。
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過ぎる事はこわい

2011年12月23日 | 健康
「先生、今日はかなりボロボロですよ、かなり調子悪いです。」と私と会うなり体調の悪そうなオーラを出しまくる女性を診てみました。

風邪をひいちゃってと言う事で、風邪の影響を診てみると、胃腸やホルモン・リンパ・神経・動脈・静脈あらゆるところが弱ってしまったようです。それに免疫力も落ちてしまって白血球も弱ってしまっていました。

その上に、おいしいから食べてみてとかなり塩気の強いものを勧められ、あまり気が進まなかったそうですが、食べてみたらかなりしょっぱかったらしくそのあと喉が渇いて渇いてどうしようもなかったと言う話です。案の定塩分の取り過ぎで腎臓にも負担が掛かってしまい、その影響で体もむくんでしまっていました。

風邪と塩分の取りすぎのダブルパンチによって、遺伝子も相当影響を受けていました。砂糖やなんでもそうですが、適量を超えると内臓に大きく負担をかけることになります。何事にも適度が大事なんですね。

適度を超えれば太るのは当たり前ですし、過度に体重が増えれば筋肉や骨だけでなく内臓に相当負担が掛かるものです。カロリーの摂りすぎに充分注意しなければなりません。

人間の行動はすべて遺伝子に記憶されます。遺伝子を診れば病気の原因を知ることができるのです。遺伝子が私たちの体を作ったのですから遺伝子に働き掛ければ病気は治せるものなのです。
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薬のない未来を

2011年12月22日 | 健康
TVの健康番組「みんなの家庭の医学」などを視ていると、ためになる部分も多いのですが、結局はくすりと手術と言うのが残念でなりません。どんな病気でもその原因を見極める事が大事であり、優秀な医師によりいかに見極めてもらえればうれしい限りでしょう。そのうえで薬も手術もせずに治してもらえればもっと素晴らしいと思うのですが。

現在の医学に大きく方向が間違っている事があります。それは現在の医学が対処療法という、病気を根本的に治そうというやり方でなく、薬や手術で抑えようとするやり方だからです。薬で多くの方が救われていると言う事も良くわかっています。しかし結果的にどんどん薬の量が増え、食事代わりに薬を飲んでいる方も多いのではないでしょうか?

この症状にはこの薬、違う症状にはまた別の薬と何種類もの薬を処方され一生飲み続けている方大勢いると思います。沢山飲んだら早く良くなっていますか?いいえ免疫力や生命力がどんどん落とされていくでしょう。可もなく不可もなくと言う状態がしばらく続き、まあ目に見えて悪くならなければそれでいいかのような、半ば諦めの境地に至っているのではないでしょうか。

原発と似たようなものです。空気を汚さずに効率良く電気を作れる事は良い事かもしれません。しかし今回の地震のような事が起きたら取り返しのつかない事になっているし、役目を終えた燃料は何万年も影響が残るだなんて、そんなものが本当に必要でしょうか。いくら地震や津波に強くしたって爆弾を上から落とされたらどうするんでしょう?原発が無かったらそんな心配はしないでも済みます。原発が無くても世の中で暮らしていける生活を描くべきでしょう。

薬を飲まなくとも手術をしなくても健康になる医療を目指さなければなりません。私はその一役を担いもっと大勢の方を幸せにしなければいけないと考えています。
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無理をせずが大切

2011年12月21日 | 健康
おはようございます!今日も寒いですね。お恥ずかしいんですが、今朝通勤途中で転んでしまいました。ちょうど運動会で頑張って走っているにもかかわらず、足が出ずに前につんのめるお父さんのようにです。たいして高くない凸凹につまずいたのですが、足がもう一歩前に出てたら転ばずに済んだと思うのですが、そのもう一歩が出そうで出ませんでした。きっと若い時なら出ていたんではないかと思えて、自分では若いつもりでいてもやっぱり歳でしょうか。毎日1時間歩いているので足には自信を持っているつもりだったのでちょっとショックです。幸い手に持っていた携帯が身代わりになってくれてかすり傷で済みました。携帯さんありがとう。

さて本題に入ります。昨日診た60代の女性の方ですが、「最近右の背中が痛くてしょうがないんですよ、それと右足の甲も何か痛いんですよ」との訴えです。原因を調べてみると、胆のうや胃が弱っていました。それに動静脈の流れも低下していました。どうしてだろうと更に原因を探ってみると、疲労が原因でした。「最近何かしましたか?体がだいぶ疲れているんですけど」と私が問いかけると、「そうなんです、ここのところ出かける事が多くて一昨日も一泊で山梨に旅行に行ってきて、その前の日に成田に行って、昨日は大掃除したんです」との返事でした。

どうりで疲れているわけです。あちこちでかけるのは構わないのですが、結果的に体が疲労すると内臓が弱ったり血流が悪くなったりしてしまうんですよね。疲労も馬鹿に出来ないんですよ。

やっぱりやり過ぎは良くないんです。間に休養を入れたり遊ぶにもほどほどが健康のためですね。
疲れているなと思ったら無理をせずに体を休ませる事が健康でいられる秘訣ですよ。
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夜中の頻尿

2011年12月20日 | 症例
歳をとったらおしっこが近くなっても仕方がないよと諦めている方いませんか?どんな病気も諦める事はありませんよ。必ず原因があるのですから。

88歳の男性の方ですが、「前立腺肥大もあるし夜中に3~4回起きますけど、もう歳だから仕方がありませんけどね」と半ば諦め口調で話していました。

「Sさん、そんなことありませんよ、Sさんの前立腺や膀胱は生命力が落ちて機能低下しているだけなんですから」と私は話しました。冷えが原因で免疫グロブリンという抗体の働きが低下して、腎臓や膀胱・前立腺などの泌尿器の働きが落ちているためなのです。

生命力とは病気と闘う力です。様々な理由でこの生命力が落ちることによって病気に罹りやすくなってしまいます。現代医学では生命力というようなエネルギーを捉えることはしません。あくまで検査の数値が病気の判断であって、症状を訴えても基準値の範囲内或いは基準値を僅かに超えたくらいでは何も施しません。早期発見早期治療を提唱しながらもう少し悪くなったら来てくださいと言われる事もあります。

病気をエネルギーで捉えると早いうちに治す事が出来るのです。

上記のSさんですが、数日後電話が掛かってきて「先生!おかげさまであれから夜中にほとんど起きなくなりました。1週間に2日だけしかも1回しか起きませんでした。」とうれしいご報告を受けました。

病気は原因さえ取り除いてあげれば改善するものなんですよね。改めて実感しました。
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体のかゆみ

2011年12月19日 | 健康
この時期空気が乾燥しているせいなのか体のかゆみを訴える人が多くなっています。アトピーもそうなのですが、痛いのも嫌ですが、かゆみも同じくらい嫌なものです。

体のかゆみは必ずホルモンが関係しています。特に腎臓の上にある副腎という臓器から出るホルモンは皮膚のトラブルに大きく影響しています。かゆみの症状で病院に行くとほぼ必ず副腎皮質ホルモン入りの薬を処方されると思います。いわゆるステロイドと言われるものです。

ステロイドは長期に使用すると様々な副作用を起こします。自分の力でホルモンを出さなくなってしまいます。つまり過保護にしてしまうんですね。薬を使わないで治すのが一番良いわけです。

人間は自然治癒力と言う自分で治す力を持ち合わせています。その力を使わずに安易に薬に頼ってしまうことは考えものです。私は自然治癒力を最大限に引き出すお手伝いをしています。あくまで治すのは患者さん自身なのですから。

生命力や免疫力は自分ではなかなか高めることは難しいのです。そのお手伝いをすることは喜んでいたしますので遠慮なく御相談ください。
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左肩の痛み

2011年12月18日 | 症例
大阪に転勤していた女性が半年ぶりに千葉に戻ってきました。「先生、この頃左肩が痛くてしょうがないんですよ」とまだ20代なのですが、ひどい肩こりのようです。通常の肩こりならば左右同じように凝って良い筈ですが、左側だけというところに何かありそうですね。

肩こりの原因は胃腸から来ていました。胃腸だけでなく動脈静脈両方の血流が悪く、ホルモンの働きも低下していました。そうさせていたのは冷えでした。体が冷えてしまったことにより血流やホルモンの流れが悪くなり、胃腸の働きを低下させてしまったんですね。

これ逆もあるんですよ。胃腸に負担をかけてしまって血流が悪くなるという事も。人間の体って単純じゃないですからね。とにかく今回のこの女性の肩こりも、体が冷えてしまったことによって、まずは自律神経が失調しホルモンの働きが低下してしまいます。そうすると血流に影響してしまうんですね。血流が悪いから食べ物を食べた時に胃腸が良く働けない、消化が悪くなり胃腸が弱ってしまい、その反射が左肩に出てしまったわけです。

左肩の肩こりにここまでのプロセスがあるんです。湿布を貼って良くなるものでもないんです。エレキバンを貼って良くなるものでもありません。胃腸が原因ですから。

病気を治すと言う事は根本的な原因をいかに見つけ出すかにかかっています。そして体が冷えると言う事はどれだけの影響があるかを知っていただけたらと思っています。
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恐い薬の副作用

2011年12月17日 | 健康
「最近、うちの主人が怒りっぽくなったというか、キレやすいんですよ」という奥さんの嘆きに御主人を診てみました。この御主人はまだ若いのですが、今年脳梗塞になり一命を取り留めました。幸い目立った後遺症も残らずに済んだのですが、体重もかなりあり奥さんも今後が心配だと思います。

脳梗塞が影響してキレやすくなったのかと思いましたが、何と飲んでる薬が原因でした。高血圧の薬と血液をサラサラにする薬とコレステロールを下げる薬の3種類を服用しているのですが、検査してみるとコレステロールを下げる薬がこの御主人の体には合っていませんでした。

コレステロールの薬で身体の反応を調べてみると、身体のほうが薬を拒否する反応が出ます。もっと詳しく調べてみると脳に副作用が出る反応が出てしまいます。つまり怒りっぽくキレやすくなった原因はこの薬にあったのです。

薬は副作用があるものですが、良かれと思っている薬でとんでもない副作用が出てしまうのが薬と言うものです。まさに毒ですよね。この薬のせいで奥さんまでもが嫌な思いをさせられるのですから。

私は今まで生きてきた中で薬を2~3回しか飲んだ事がありません。と言うのも子供のころから錠剤が苦手でいくら頑張っても飲み込む事ができませんでした。結局飲み込む事が出来ず、飲めないとも言えずいつも飲んだふりをして捨てていました。

かといって丈夫だったわけでもなく、小学校の6年間はほとんど耳鼻科に通っていましたから。しかし今では丈夫になり、あのころ薬を飲まなかったのが返って良かったのかなとも思っています。いまでも風邪をひいても薬を飲んだ事がありません。1度だけどうしても咳が止まらない時があったのでその時は飲みましたが、いつ飲んだのが最後なのか忘れているくらいです。

患者さんの薬を検査していて薬の恐ろしさを実感していますので、たぶん今後もよっぽどの事がない限り薬を飲むことはないと思います。

患者さんの中にも本当に薬好きな方がいらっしゃいますが、その場は楽になっても長い目で見ると自分の生命力や免疫力を落として結果的に体を弱くしてしまっているような気がしてなりません。安易になんでもすぐ薬に頼るのはできるだけ避けたほうが、より健康でいられるというのが僕の考えです。
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ギックリ腰

2011年12月16日 | 日記
めっきり寒くなりましたね。明日あさってとだいぶ冷え込みそうです。風邪をひかないように気をつけて下さいね。

どういうわけかこの時期ギックリ腰になる人が多いんです。大掃除をする人が増えるからでしょうか。運動会の季節もそうなのですが、普段やりなれない事をするせいでしょうかね。

ギックリ腰は魔女の一撃とも言い突然襲ってきます。しかし本当は突然ではなくて、そこに至るプロセスがあるんですよね。ほとんどの場合が日頃から無理をして疲れを溜め込んだり、寝不足や不摂生が誘発したりします。

ギックリ腰は火山と一緒で、マグマが行き場を失った時に噴火するように、突然爆発します。そうさせないためには身体を休める事と、忙しくてそれが出来ないのであれば、やはり身体の手入れを怠らない事です。

車も家も身体もどんなものでもメンテナンスする事で長持ちする秘訣なのですから。
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