
野口昭子著『回想の野口晴哉・朴歯の下駄』(ちくま文庫)を読んでいたら、面白い記述を見つけました。
まあ、この本はどこを読んでもためになり、面白いのですが……。
それは「気づかい」という章の中にあります。
ある人へ電報を打つ時、電文を15文字以内に収めようとして、弟子が次のような電文を考えました。
「コノヒトハヨイトオモウ ノグチ」。
それを知った晴哉氏は、その電文を持って電報を打ちに出た弟子を、別の弟子に追いかけさせます。
「オモウとオモイマスでは相手の受けた感じが違う。料金の問題じゃない」というのが晴哉氏の考え方です。
ああ、なるほどその通りですと、感じ入ってしまいました。
言葉とは不思議なもので、出す側と受け取る側に、ときに微妙な温度差を感じさせるものを持っています。
親しければこそ、相手に礼を尽くしたいし、言葉によって、その関係性が微妙に動くものでもあるようです。
丁寧な言葉を使えるといいなと思います。
野口晴哉氏の本の中の「気づかい」という章。
どのページを開いても、私に言われているようで、なかなか先に進みません。

寒い日が続きます。
厳寒の2月とはよくいったものですね。
昨日は、都内で行われたあるセミナーに参加しました。
ここ数日、立て続けに出かけることがあり、「出かけない日」の心地よさをあらためて知りました。
出かければそれなりに楽しいし、ためになることもいっぱいあるけれど、家で過ごすことも大切ですね。
今日は「家ごもり」をして、英気を養いたいなと思います。
鹿島神宮〜香取神宮を巡りました。
今年の初詣でです。
風はないものの、シンシンと冷え込む一日でしたが、寒さも忘れて各所に立ちつくしました。
鹿島神宮の大鳥居は、東日本大震災で倒壊しました。
もう、ここには神さまはいらっしゃらないのかと思いつつ向かいましたが、しっかりとしたご神気を感じることができました。
上の写真は、神宮を入ったところの遥拝所です。森の中に神柱を見ました。
鹿島神宮の奥社です。
鹿島神宮の森を歩き、森の中で祝詞をあげました。
「祓詞」「大祓詞」のほかに、「東日本大震災鎮静・復興祈願祝詞」もあげました。
「香取神宮」要石のある場所から見上げた空は、青く澄み切っていました。
大好きな場所「香取神宮」奥宮で写した写真です。
奥宮参道を上って行くと、お社のそばで芳しい匂いが私たちを迎えてくれました。
五感の中のひとつである臭覚でここまで明確な気配を感じたのは初めてでした。
その前、鹿島神宮では、森から参道へと出たとたん、こちらも匂いが敏感に研ぎ澄まされていることを感じました。
神社案内人S氏が企画して下さったミニツアーの参加者はS氏を含む男性2名、女性3名の5名でした。
5名の中の2人の女性とは私は初対面でしたが、この5人が集まったことに、何か不思議な意味を感じました。いろいろとユニークな面を持つそれぞれの人でありながら、不思議と穏やかで落ち着いた雰囲気に満たされた同行人の方々でした。
おかげさまで、よい旅ができました。ありがとうございます。

「問題を先送りしない」……、きのう、そんなことを書いたメルマガが届きました。
確かに、確かに、ほんとにそうだ、そうだ!!と、思いながら読みました。
気になりながら、後回しにしていること、あるなあ……。
礼状を書かなければと思いながら、ずっとそのままにしていることなど。
忘れてしまえば、それはそれですっきりするのに、覚えているからいつもいつもやり残しの気分がつきまとう。
手紙はメールと違って、さらに大切な思いがあればあるほど、じっくり取り組みたいと思うと、まったくもって後回しの連続になってしまう。そんな連鎖を早々と断ち切ろうと、そんな気にさせるものでした。
心の整頓術とでもいうのでしょうか……部屋の中の整理整頓から、そんなレベルまで持ち上げたいものです。





友人の車に同乗して、「花島観音」まで行きました。
家から歩くと2時間弱はかかるところが、車だとあっという間です。
花島観音のそばの公園を散策しました。
風も無く、穏やかな一日。水鳥を眺め、ツバキの木の中には小鳥が遊んでいました。
フットワークよろしい友人に連れられて、これからあちこちと出かけることが多くなりそう。
梅が咲いているかと楽しみに行ったものの、寒さのせいか梅も今年は開花がおそいようですね。
桜は大きく芽が育っていました。
花が咲き始める前の今の季節もそれはそれは楽しみがいっぱいあって、美しさに満ちたよい季節です。
窓を開けて、外の空気を取り込む朝。
寒くて、窓を閉じることも多かった冬の日々から、心機一転です。
窓という字をしみじみ眺めていると、ウカンムリの中に“公+心”と、書くのですね。
ウィキペディアで調べてみると、ウカンムリは住宅にまつわる漢字で、常用漢字数36とあり、「窓」という字は探しても36の中にも表外文字の中にもありません。
「窓」は穴カンムリに分類され、――「空」「窓」「究」など。穴や空間に関わる意味を表す。「うかんむり」を含んでいるが、異なる部首である。常用漢字数 9。――とあります。
なるほど、分類は、私が考えているものとは違うのですね。
2月9日の新聞には、首都圏直下型地震の起こる確率が論じられ、“東大「4年以内に70%」京大「5年以内に28%」政府「30年以内に70%」とありました。
統計の面でも各論ざまざまで、こちらもほんとのところ私のような生活者に必要な情報はどれなのか、ムツカシイ。
生活者を名乗る私は、統計や決められた総称もさることながら、自分の生活実感を大切に暮らしていくことを旨とするしかありません。
部屋の窓を開け放つと、こもった部屋の空気が戸外へと移動し、外から新しい空気が入ってきます。
窓を開けるということは、個から公へと心が動くことにもつながるのかしら。
部屋の窓を開けるとともに、心の窓も開かなければならない時期やもしれず、明るい陽射しがそれを後押ししているようにも思います。

今日は雨も上がって、ステキな青空が広がっています。
富士山もよく見えます。真っ白にお化粧している富士山です。
ここのところ、ずっと家ごもりの日が続いたけれど、今日は出かけます。
どれもこれも、私の大切な宝物です。

上左は、ヒロミさんにいただいたもの。
キャンディが入っていたけれど、SHIMASHIMAKOKURAORIでとてもお洒落な布を使っています。
この中には、icレコーダーや電池、イヤホンコードなどが入っています。
上右は、江上さんちのカフェで売られていた手作り袋。お守りが入っています。

袋の中には、さらに小さな袋が入っています。
ちびて、汚れて、擦り切れた袋たち。しかし、中に入れたモノたちをカバーして守るため、しっかり役に立ってくれています。

上左は、上関原発反対運動の座り込みをしていた当時80歳のおばあさま三上さんからいただいたもの。
ちりめんに手刺繍をしているステキな袋です。
上右は、たしか悦子さんからいただいたもの。
こちらも刺繍がしてあります。これは旅をするときに、携帯電話とカメラの充電器を入れる専用袋にしています。

上左は、インドの布を扱っているアズマさんからいただいたもの。
旅をするときの小物を入れます。
上右は、竹林の家で買った福袋に入っていたシルクの袋モノです。
ヒモの部分もシルクの布で作られていて、丁寧な手仕事作品です。
これも、旅をするときに小物を入れるために使っています。
いつのまにか集まって来たステキな袋モノの数々。綿やシルクなど天然繊維のものばかりです。
常時バックの中に入れて持ち歩いているモノと、旅に出るときに使うモノとに大別されるけれど、袋の中に入れるものは決まっているので、私の大切な愛用品です。

ずっと長い間読みかけのままになっていた本、『謎のサルタヒコ』(鎌田東ニ編・創元社)の3分の2を読み終えました。面白い本です。
私は、鎮守の森を抱える神社などに行くのは大好きなのですが、神ごとについてはわからないし、ましてやその神社にオマツリされている神さまのことなどもさっぱりわからないままです。
しかし、何となく興味が沸く世界であることは間違いないのです。
そのために買った種々の本もいままでは積読状態でしたが、少しずつでも読み進んで行きたいなと思います。
そんな折り、昨日の新聞に紹介されていた本、『こころを楽にする生き方』(宮田修著・ベストブック)。
宮田氏はNHKの元アナウンサー。ひょんなことから千葉県長南町の宮司さんになってしまいました。
テレビで紹介されているのをちょっとだけ見ましたが、面白いなあ……、何かが導いたとしか思えないようなことの顛末。
人生って、ほんと、面白いですね。私の人生も、あなたの人生も、ほんとにユニークで面白い。ワクワクものです。
ワクワクする人生について書かれた本、『BASHAR』バシャ―ルペーパーバックもお取り寄せ中。
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話しは突然変わって、2月請求分の電気料金は5456円。(昨年比19%減)。
これも今日のワクワクの一つです。
こういうことって、お金の問題ではなくて、生き方の問題だととらえている私。
アラジンストーブの灯油は、ただいま3缶目の口が開いたところです。
住まいの形態や家族構成など各々違うため、どれがよくてどれが悪いなどは決して決められないけれど、我が家の場合はこれで、と思っています。
我慢の人生、送っているわけではないけれど、mottainai精神を受け継ぎながら、どこかでほんの少し社会貢献しているような安らぎがあります。
写真は、大根の煮物です。
お米のとぎ汁に入れて、ストーブにかけているだけで、1時間もすると、竹くしが通るようになります。
大根が柔らかくなったら、一度冷水で洗い流し、昆布を入れたお水に入れ直し、味付けをしてストーブの上に乗せるだけです。
何ともおいしい大根の煮物が出来上がります。
鍋のふたをとると、大根の香りがぷ〜んと漂います。
薄味のアツアツ大根煮は、ゆずみそでいただきます。身体が温まってとっても美味しいです。
ただ無心に歩くことができたら、どんなにいいでしょう。
歩く目的は、ただ歩くだけ、
そんなシンプルな歩き方をそろそろしなければと思います。
歩くついでに、写真を撮る。
歩くついでに、カフェに寄る。
歩くついでに、本屋に寄る。
歩くついでに、食材の買い物をする。
そんなことを、すべて排して、ただひたすらに歩く。
そうすると、いつもの荷物が不要になります。
カメラ、財布、パスカード入れなど諸々持ち歩いているモノが、歩くときには不要になって、
何とも軽やかに、両手を振って歩けます。
歩く目的を歩くだけにして、歩く習慣を取り戻したいです。
春が近くなったので。
そして、今日は、そうやって歩きました。
頭が空っぽになって、さわやかな気分が戻って来ました。










