奇跡の扉

今までにない新しい治療法で確実に成果を出しています。安全、無痛、無害の遺伝子療法です。

健康第一

2012年09月30日 | 健康
アメリカの著名な実業家、アップル社の創始者であるスティーブ・ジョブズ氏が亡くなってからもうすぐ1年になろうとしています。すい臓がんでしたが、あれだけの資産家でしたからあらゆる治療を試す事が出来たでしょう。それでも叶わなかったのですから、どんなにお金があっても健康だけは買う事が出来ないものと痛感します。


どんなにお金があっても健康で無ければ意味が無いとよく言われる事です。病気になれば旅行にも行けない、おいしいものも食べれない、お金より健康が第一なんだと。

しかし人間は健康第一とわかっていても無理をしてしまいます。流されてしまうんですね。そして病気になって初めて「あぁ健康が何よりなんだな」と気づく人がほとんどだと思います。

気づいた時にやらなければなりません。病気になる前に予防する事を。病気になってからではなくなる前に予防するこれが一番の最善の方法なのです。

毎日いろんな患者さんを診ていると、痛みが無くても体の中ではこれから病気になるかもしれない兆候を目にする事が良くあります。ご本人は気づかないだけで体はいろんな事を訴えています。

悪くなってからでは遅いのです。悪くなる前に、回復する力を十分備えている間に治しておく事が結果的に一番良い方法なのです。

こじらしてしまうと痛い思いもしなければなりませんし、お金も余計に掛かってしまいます。

定期的に免疫力や生命力をチェックして病気を予防する事がこれからの医療ではないでしょうか。
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膝の痛み

2012年09月29日 | 健康
膝に痛みを抱える人が多いですね。階段の昇り降りが難儀な人や正座は痛くて出来ないなど大勢の人が膝の痛みに苦しんでいます。

軟骨がすり減ってます、半月板が損傷していますので仕方ありませんねと言われる事が多いようです。これらは皆、歳のせいにされる事が多いのですが、実際はそうではない事のほうが多いのです。

膝の痛みの90%は腎臓が関係しています。膝に痛みを感じたらまず腎臓を疑ってみていいのです。腎臓の働きを良くしてあげると、膝の痛みはかなり改善します。

腎臓病なんてなった事もないのにと皆さん良くおっしゃるのですが、病気では無くても働きが落ちれば結構膝に影響してしまうのです。

長年膝の痛みで苦しんでいる方があれば是非試してみませんか?
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耳鳴り

2012年09月28日 | 症例
耳鳴りが良く鳴ると言う方も患者さんに沢山いらっしゃいます。耳鳴りと言う病気は結構厄介なものです。と言うのも、耳鳴りって明らかになっているなと感じる場合と、鳴ってる様な気がするという程度の場合もありますし、普段は気にならないが静かなところに行くと鳴ってるなど様々な症状があるようです。


しかも気にし始めると気になってしまう事や、何か他の事に気を取られていれば全然気にならないなど、本当に程度も様々なのです。

また耳鳴りの音も様々でキーンという高い音から、ジージーというセミが鳴いているような音などいろいろあります。

耳鳴りって本人の自覚の度合いだけで数値に表わせるものでもないので困ったものですね。

私も静かなところに行くと割と感じる事が多いほうです。耳鳴りってどうしてなるんですかね。


女性の患者さんで耳鳴りを感じる方を診てみると、頸椎が原因している方が多いです。頸椎が歪んでいるから?と言う単純な事では無く、これが脳の自律神経系の影響によるものでした。

私も診てみるとやっぱり同じような原因なのですが、風邪やストレス、疲労、寝不足など耳鳴りを引き起こす要因がこのところ続けてありましたから、気をつけなければなりません。

でも治療すると不思議と良くなるのですから、原因さえ治せば耳鳴りも治るんですね。
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健康はバランスから

2012年09月26日 | 健康
「最近忙しくてちょっと無理してるかな?」と思えば当然その反動があるものです。一昨日から腰をちょっとギクッとやってしまいました。医者の不養生ではありませんが、治療家と言えども体に無理をすればその咎めがあるものです。

久しぶりに歩くのがしんどいくらいの痛みに襲われましたが、早めに自分で自分を治療し事なきを得ました。腰痛のつらさを思い出し、少しでも早く患者さんの痛みを取り除いてあげる事が私の使命であることを再認識しました。

健康は許容範囲を超えるか超えないかのバランスの度合いで決まります。食事で考えると一番わかりやすいかと思います。食べ過ぎれば太りますし、栄養が足りなければやせ細ります。ちょうど良いバランスの中に納まる事が一番健康でいられるのです。

心も考え過ぎれば免疫力・生命力・全ての働きを低下させてしまいます。誰にでも悩み・不安・心配、いろいろあるでしょうが、悩みすぎない事です。

特に心のあり方は健康を大きく左右します。物事を悪いほうにばかり捉えてしまうと、どんどん免疫力は低下してしまいます。良い結果になる事を信じ、プラスイメージを心に植え付けることによって免疫力も生命力も強くなり、結果的に健康でいる事が出来るのです。
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ただの下痢?

2012年09月25日 | 健康
お腹を壊したり下痢をしたりすると、何か悪いものでも食べたかなと普通思いますよね、家族の他の人は何ともないと言うし、ってことありませんか?

実は風邪などのウイルスがお腹に影響している事が多いんです。「そんな馬鹿な!、だって咳も鼻水も熱だってないんだから」と言う声が聞こえてきそうですが、良くお腹に来る風邪ってありますよね。風邪にはいろんな種類があって下痢だけして他にはまったく症状が無いていう事があるんです。

私は自分で自分の体をすぐ診る事が出来るので、いま何が起きているのだろうと原因を調べる事が出来ます。あれっ下痢しているなと思った時自分を診てみると、ほとんど風邪をひいています。

もちろん何か悪いものを食べた時もあるでしょうが、90%以上は風邪が原因と言ってよいでしょう。

それくらい普段私たちの体はウイルスに侵入されているのです。免疫力の差で軽く済んだりひどくなったりしてしまいますが、ウイルスに遺伝子を傷つけられる機会は本当に多いんです。

遺伝子が傷つけられることによって正常な分裂が出来なくなってしまうのですから、放っておいたら良い事ないですよね。

遺伝子を元気にする事こそがこれからの医療の在り方だと思います。
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疲労をため込むと

2012年09月24日 | 健康
白内障と言う目の病気もいまやポピュラーになりましたね。高齢者になると多くの方が患う事が多いようです。加齢とともに目の水晶体が濁ってきてしまうと言う病気ですが、もちろん原因は加齢だけではないように思います。

やはり血流が悪かっったり神経の流れも滞っていれば、当然進行も進みやすくなってきます。目の病気と言えども、体の手入れは必要ですね。

私の母も近々白内障の手術を受けるのですが、手術を受けるのは事前の検査が必要です。これが結構高齢になると大変らしく、先日検査を受けるだけでくたくたになってしまい寝込んでしまったようです。

ご飯を食べる気力もなく息をするのも苦しいとのことです。大好きな歌番組があっても見る気もしないほど疲れ切ってしまいました。

実家は日光なのですが、千葉からはそう簡単に帰れないので遠隔で診てあげる事にしました。そうすると、疲れから横隔膜の働きが弱くなってしまい酸素を十分吸い込めなくなってしまっていました。

酸素不足なのですから息苦しい筈です。遠隔治療をした後体調を聞いたところ「何か急に息苦しさが解消された」と不思議がっていました。

高齢になると、ただ横になって少し動けないような検査をするだけでも体には相当な負担が掛かるんですね。  

若いうちから体力作りをしておくことも大切ですね。そして若くても疲労をため込んでしまうと自律神経は失調し血管も固くなっったり流れが悪くなっったり良い事はありません。

休養を充分取る事を忘れないでください。
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三大疾病の予防法

2012年09月23日 | 健康
がん、脳卒中、心筋梗塞のいわゆる三大疾病と言われるものが、日本人の死因の約60%を占めていると言われています。10人中6人がこの三つの病気が原因で亡くなってしまう事になります。

しかしこれらの病気を予防する事が出来たならば、どれだけ多くの人が救われる事でしょう。

自分の命にかかわる事ですから積極的に予防に努めなければなりません。食事や運動などある程度注意する事は、最近ではテレビの健康番組などでよく目にします。

しかしどんなに気をつけていても自分ではどうする事も出来ないこともあります。そこからは私の出番です。

以前から不整脈が時々あり、階段を上る時などは息苦しさを感じると言う女性の方がいらっしゃいます。病院にて不整脈の薬をもらって飲んでいると言う事ですが、私が診ると明らかに心臓に問題があります。


心臓が悪い方は必ず他にもどこかに問題があるわけで、心臓だけが悪いと言う事はまずあり得ません。この女性も脳幹という生命維持に大事な機能と動脈・静脈の血液の流れと神経の流れが心臓に影響していました。

心臓だけを診ていてもだめなわけで心臓を悪くした原因を治さなければなりません。他の病気も一緒で、がんも脳卒中も原因を治すこと、これが最大の予防法です。

自分でできる予防法、自分ではできない予防法の両方に最善を尽くす事が本当の予防になるのです。
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アトピー性皮膚炎とぜんそく

2012年09月22日 | 健康
いよいよ秋本番、気温が急に下がって来ました。急激な変化に体調を崩す方が増えています。気をつけてくださいね。

さて近年アレルギーを訴える子供が増えています。環境のせいなのか、食べ物のせいなのか、アトピー性皮膚炎やぜんそくの子供の多い事、私のところにもたくさん訪れます。

そんな子供たちに共通している事は免疫力の低下ですね。最近の子供はあまり外で遊ばなくなったと言う事もあるし、塾や習い事を掛け持ちでこなすハードスケジュールも一つの要因かもしれません。

昔はただ遊ぶことに夢中で、疲れるから夜8時ごろには寝てしまいました。今の子は夜遅くまで塾で勉強してうちへ帰ってからも宿題はあるしで大人顔負けです。

子供たちを診てると何と疲れている子の多い事、遺伝子が素直に反応を示します。

アトピーやぜんそくの子供は必ず免疫グロブリンという抗体が弱くなってしまいます。他にもホルモンの働きも低下してしまい発症してしまうのです。

免疫力を始めホルモンや抗体を強くしてあげることによって、アトピーやぜんそくから抜け出す事が出来るのです。
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からだに正直に

2012年09月21日 | 健康
「骨盤が歪む」とよく言いますが、骨盤はそう簡単に歪むものではありません。骨盤が歪んだ原因は姿勢が悪いからだと言われがちですが、姿勢が悪いだけで簡単にゆがむものでもないんです。

骨盤は周りの筋肉にがんじがらめに固められています。歪むとしたら周りの筋肉がアンバランスになった時です。

筋肉がバランスを崩すとしたら血液の流れが悪くなった時ですね。体が冷えたり風邪をひいたり疲れがたまったりストレスを受けたりなど、血液の流れが悪くなってしまう条件はたくさんあります。

そんな時がゼロってことはありえませんから、日頃から歪みをチェックしてケアをしていくのが何よりなんですね。

そして大事なことは無理をしない事です。具合が悪いと感じたらそれは休めのサインです。体の訴えに正直に対応すると悪くせずに済みますよ。
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横隔膜

2012年09月20日 | 健康
私たちが普段意識することなく行っている呼吸は、肺が勝手に行っているわけではありません。肺に酸素を取り込むために活躍しているのは横隔膜と肋間筋と言う筋肉です。横隔膜で約70%、肋間筋で約30%酸素を取り込んでいます。

この横隔膜と言う筋肉が結構不具合を起こす事があります。つまり動きが悪くなってしまう事によって充分な酸素を取り込めなくなってしまうわけです。

通常の50%とか40%ほどしか活躍できなくなっていたとしたら、当然酸素を取り込む能力が落ちるのですから全身が酸素不足になってしまいます。

頭痛がしたり体がだるくなったり筋肉痛になったりなど酸素不足による影響はこれだけに至らず、内臓や神経、果ては脳にも影響する場合があります。それこそ認知症の原因にもなりえるのです。

そして全身の酸素量が減るのですから、心臓は少しでも酸素を送ろうと心拍数が上がって来ます。慟季息切れなどがして苦しさを感じるようになってしまいます。心臓病にも影響してしまうのです。

ものすごく大切な横隔膜ですが、病院などで調べることはまずありません。横隔膜の働きが良いか悪いかなどわからないからです。

五眼遺伝子療法で診ると、横隔膜がちゃんと働いているのか弱くなっているのかすぐにわかります。手足のしびれや肩懲り腰痛も横隔膜の働きが低下している事が原因している場合が良くあります。

全身に影響するんですね。長引く不調の原因は横隔膜が原因かもしれません。
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悩まない

2012年09月19日 | 健康
「暑さ寒さも彼岸まで」今日は彼岸の入りです。長い長い夏でしたが、そろそろ秋の気配を本格的に感じられる日が近づいてきました。大きな変化の現れる時期ですから、季節の変わり目は体調に十分注意しなければなりません。

尖閣諸島問題、悩ましいですね~。あれ、デモの域を超えた暴動ですよね。何の罪もない日系企業やお店、日本車まで壊され、日の丸が引き裂かれる光景を見るのってやっぱり良い気はしませんよね。

見てるだけで血圧は上がりそうですし、脈拍も上がって来ます。考えてみたらテレビの向こう側で起きている事をただ見ているだけなのに怒りを感じ、体の中では大きな変化が起きています。

何気なく見てる事聞いてる事五感で感じる事が体の中に大きく影響しています。毎日少しづつでも嫌な思いをして生活したら、積もり積もれば体のあちこちに異変が、と言う事もありますし、健康でいるためには気持ちの切り替えをスッと出来る事も大切ですね。


物事を何でも良いほうに捉える事、出来そうで出来ないのですが大事なんですね。悔しい事苦しい事、怒り憤る事、人間ですから誰でもありますよね。しかし割りと健康な人はそこで尾を引かせないような気がします。うまく切り替えが出来る人ですね。

嫌な事があってもすぐ忘れちゃう人、悪く言うと能天気とでも言いましょうか、でも多少能天気ぐらいのほうがいいんですよね。たいがいの問題がずっと考えていたところで良い答えなど出ませんから。


目の前にある自分のできることに一生懸命取り組み、あとは天命を待つくらいの気持ちがわりと問題を解決してくれる方法です。
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遺伝子を利用する

2012年09月18日 | 日記
ダーウィンの進化論を一度は耳にした事があると思いますが、19世紀の科学者ダーウィンのおかげで、生物は進化で種類が広がった事を知る事が出来ました。

我々のゲノム(全遺伝情報)を調べると、遺伝子が4種類の塩基の組み合わせでたんぱく質を作る際、大腸菌でも動物でも同じルールに従っています。論理的には生物全てが同じものから分かれたとしか考えられないのです。

哺乳類には両親が必要で、胎盤形成に必要なPeg10と言う遺伝子がないと胎児が育ちません。進化の過程でPeg10は突然あらわれ胎盤が現れ私たち人間が存在しています。遺伝子を調べると私たち人間は偶然の産物だと言う事が分かるのです。

こういう風に遺伝子は何億年もの遺伝情報を獲得してきました。遺伝子の情報によって病気や体質などいろんな事が左右されます。

遺伝子をうまくコントロールする事が病気を治す近道なのです。
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両下肢のしびれ

2012年09月17日 | 症例
「やっぱり阿久津先生のところじゃないとダメみたい!」と半年ぶりに来院した50代の男性ですが、両足のふくらはぎから下が痺れて思うように歩けないと言う症状があります。

この男性は、街中で良く行っている健康器具の体験会にて高価な機械を勧められ、良くなることを期待して買ったのですが、どうも期待どうりにはいかなかったようで、「全然良くならない、高かったのにローンだけが残ってますよ」と嘆いていました。

もちろん大学病院や私立病院、他にもいろんな病院に行ったのですが、どこへ行っても「異常はないですよ」と言われるだけで、どうしたらよいか考えあぐねた末、私を思い出したようです。


両足にしびれがあると言う明らかな症状があるにもかかわらず異常が無いとはどういう事か、要はMRIやCTスキャン、血液検査等あらゆる検査をしても現れない原因が存在すると言う事です。それは画像や見た目の異常・数値ではわからない、エネルギー的な強さ弱さを考えなければなりません。

生命力のような元気度のバロメーターを理解すると、異常が無いと言う事はありえなくなります。症状があるからには必ずその原因があるものです。

この男性は病院では異常が無いと言われても、生命力で診ると腎臓や脳幹、免疫力に異常が出ます。少し診かたを変えれば必ず原因を探し当てる事が出来るのです。

施術後足がすごく楽になったと感想をいただきました。本当の原因を突き止めれば治らないものはそうないものです。
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不要な治療を減らすべき

2012年09月16日 | 健康
がんと言う病気が肉体的にも精神的にもどれほど苦しいものか、多くのがん患者と関わりつくづくそう思わざるを得ません。一日も早く苦しまないがん治療を確立しなければなりません。

検診の有効性を巡る議論が続いている前立腺がんについて、検診で見つかったがんが早期なら、手術をした場合と、手術も何もせず経過を見た場合とで比較すると、死亡率が変わらないと言う新たな米国の研究が発表されました。


1980年代後半から血中のたんぱく質PSA(前立腺特異抗原)を測る検査が普及し、早期のがんが見つかるようになり、患者731人をすぐに手術するグループと悪化するまで経過観察するグループに分け、その後を追跡調査したところ死亡率は変わらなかったという事です。


前立腺に針を指す精密検査では、稀に感染症を起こす恐れもあり、手術をすれば排尿障害や性機能障害など後遺症にも悩まされるリスクがあります。手術を受けても手術を受けなくても死亡率に変わりがないとなれば、受けないほうが肉体的にも精神的にも負担が掛かりませんし、後遺症のある生活とない生活では後遺症が無い生活のほうがどれ程楽かわかりません。

こういった事は前立腺がんに限らずいろんな医療現場で起こっている事だと思います。現在のがん治療は腫瘍の周りを広範囲に切除するやり方を取っています。正常な細胞のところにもがん細胞が残っているかもとの考えからですが、逆に考えると切らなくても済んでいる部位も仕方なく切られてしまっているとも言えます。

患者にとっては余計な負担を強いられているとも言えます。そのほうが安心と思えるからだと言う事でしょうが、これもどうでしょう、どちらも死亡率はそんなに変わらないのでは?


人間が本来持っている自然治癒力をもっと活用して苦しい思いをしないがん治療を目指さなければいけません。
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免疫力を高める

2012年09月15日 | 健康
厳しい残暑が続き体調を崩している方もいるのではないでしょうか。このところ夏風邪をひいている患者さんが増えています。ウイルスや病原体から身を守るためにも「免疫力」を高めておきたいですね。

免疫のバリアは全身に張り巡らされています。
第一のバリアは皮膚、そして気道や消化管などの粘膜から分泌されるタンパク質。これを突破して病原体が体内に侵入すると、血液中の白血球が第二のバリアとして活躍します。

白血球は細菌そのものを食べたりウイルスに感染した細胞を攻撃したりする働きがあります。病気の発症を防ぐ中心的な役割はリンパ球で、T細胞とB細胞、NK(ナチュラルキラー)細胞で構成されます。

平時にパトロールするお巡りさんがNK細胞、持ちこたえられず戦争状態になった時、出動する軍隊がT細胞とB細胞です。

病気を未然に防ぐ鍵を握るのはNK細胞です。NK細胞はウイルスに感染した細胞を撃退し、がん細胞を見つけると増殖前に死滅させます。NK細胞の働きが良いと風邪をひきにくく、発がん率も低い事が分かっています。

しかしNK細胞は60歳を超えた頃から働きが悪くなってしまいます。私は60前だから大丈夫だわと思っていませんか?若くても疲労をため込んだり、夜更かしをして睡眠が十分でなかったり、細かい事を気にしてストレスをため込んだり、食事のバランスが悪く食べ過ぎたり飲み過ぎたりしても働きが悪くなってしまいます。

規則的な睡眠やバランスの良い食事など生活習慣を改善する事と、NK細胞や骨髄などの免疫力を日頃から充分に働いてくれているかチェックしておくことをお勧めします。
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