奇跡の扉

今までにない新しい治療法で確実に成果を出しています。安全、無痛、無害の遺伝子療法です。

脳幹パワー

2015年04月30日 | 症例
からだが冷える原因もいろいろありまして、ホルモンバランスの乱れがあると恒常的に冷えやすくなってしまいます。ホルモンバランスを整えることがまず第一歩であることと、脳幹(中脳・橋・延髄)の機能が低下している場合もからだが冷えやすくなることもわかっています。

なぜなら脳幹には体温調節機能がありますので、低体温でからだが冷えやすくなっている方は脳幹の機能を高める必要があります。

そしてもうひとつ、先日4歳の女の子が風邪で高熱を出し、遠隔治療のご依頼を受けた時、脳幹が重要であることを改めて認識しました。

41度の高熱が出てしまい、ハァハァ言いながらうわ言も言うほど苦しそうだったのが、遠隔治療後夕方熱を計ったら36,7度になっていたそうです。

女の子は機嫌も良くなり笑顔も見せるようになったのことで、脳幹の力は凄いものです。

人間のからだはすべて脳がコントロールしているのですから、脳の働きを整えておくことがやはり大切なんですね。

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幸福でいられる時間を増やす

2015年04月28日 | 心・精神
ネパールで大きな地震がありました。私たちも4年前に経験した東日本大震災に重ねて見てしまう方も多いのではないでしょうか。1人でも多くの方が無事であってくれることを願わずにはいられません。

多くの方が同じ気持ちであると思いますが、人間って不思議なもので全く別の感情を垣間見ることも良くあります。例えば隣の家は自分の家より大きいとうらやましく思ったり、自分より良い車に乗っている、うちの娘より良い学校に通っている事を妬んだりする人もいます。

被災者を想う心と、他人を妬む心のいったいどちらが本当の自分なのでしょうか。

たぶんどちらも本当の自分なのでしょうが、ひとつ言えることは良い感情を持っていたほうが、幸福を感じる時間がより長くいられると言うことです。

人を妬んだり羨ましく思っている時は、楽しいとか面白いとは思っていないはずです。恐らく面白くないはずです。

つまり人を妬んだり恨んだりすればするほど、自分の面白くない時間を増やすことになります。怒ったり悲しんだり不安や心配ばかりする時も一緒です。

不満や心配の種を蒔いているのは他の誰でもありません。自分自身です。人を妬んだり恨んだりせず、不安や心配もなるべくしなければ自分が幸福でいられる時間が増えることになります。
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くしゃみと鼻水の意外な原因

2015年04月27日 | 症例
先日宇都宮に暮らす妹から、最近くしゃみと鼻水が止まらないから遠隔治療して欲しいとメールがありました。からだもだるいし、からだが火照る感じがして暑いとも言います。

くしゃみと鼻水は季節柄花粉症?かと思いがちですが、そうではありませんでした。だるさと火照りも更年期?と思いがちですが、こちらも違いました。

くしゃみと鼻水と言う症状だけでもいろんな原因があるんです。風邪なのか花粉症なのか、それともまた違う原因なのか。

実は妹のくしゃみと鼻水は疲労が原因していました。疲労が風邪や花粉症と間違えるような症状を出すの?と思うでしょうが、疲労からも鼻水が出ます。

疲労も許容範囲を超えると脳や自律神経に乱れを生じさせます。例えば1kgの荷物を10個運んでも大した影響は無いですが、10kgの荷物を100個運べばかなり疲労します。その疲労が脳や自律神経を失調させるのです。

それがホルモンバランスにも影響すれば、くしゃみや鼻水も出るのです。妹はホルモンにも影響してしまったので、からだが火照るという症状も出ました。そしてからだがだるくなったのは、疲れが肝機能を落としてしまったからです。
妹の家は農家で繁忙期なので忙しく疲れが溜まっていたようです。でも疲労を甘く見てはいけません。

自分の体と相談しながら休養を忘れないようにすることが、病気を予防する秘訣ですね。
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人に優しく

2015年04月25日 | 心・精神
不思議だなと思うことがあります。数年又は数ヶ月見えてない患者さんの事をふと思い出すと、間もなくその患者さんから電話が掛かって来る事が良くあるんです。

これが一度や二度ではありません。そう言えばあの患者さんその後元気にしているかなと思い出すと「阿久津先生!しばらくです。またお世話になろうかと思って電話しました」と言う具合にです。

テレパシーのようなものかも知れないですが、人の意識って電波のように飛んでいると私は考えます。自分の頭の中だけではなく何処までも遠いところまで。
相手も意識はしていないけれども、無意識にそれを受け取って何かを感じるのではないかと思うのです。

ひとりひとり肉体は違いますが、意識の世界ではみんな繋がっているのです。他人の不幸は自分の不幸であり、他人の幸福は自分の幸福なのです。

人に優しくすれば自分も優しくされるものだと思います。
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花粉注意報は必要?

2015年04月24日 | 健康
毎年この時期、花粉症の情報を見てると思うことがあります。いつの頃かテレビの気象情報で花粉注意報を取り上げるようになりました。

その日の花粉の飛ぶ量を色分けし、少ない日は薄いグリーン、多い日は真っ赤に染められています。一見するとありがたい情報に思えますが、私は返って花粉症患者を発掘しているように思えます。

人間は不思議なもので、今日はいっぱい花粉が飛んでるよと言われると、それだけで目や鼻が痒くなるものです。するとちょっと鼻水が出ただけでも花粉症だと思ってしまいがちです。

逆プラシーボ効果のようなもので、気にも留めてない人を刺激する、言わば「寝た子を起こす」ような作用があるのではないでしょうか。

花粉と言う意識を頭に刷り込まれ過ぎている様に思うのです。

花粉症だと言う患者さんを診てみると、偽花粉症の人が良くいます。本当は花粉症ではないのに花粉症だと思ってしまうのです。

鼻水や目の痒みは身体が冷えただけでも出ることがあります。花粉症じゃなくて疲れから免疫力が低下して花粉症のような症状が出ることもあります。

意識が症状を作り出すことも良くある事ですから気をつけたいものです。情報を出す側も良かれと思ってやっていることとは思いますが、ちょっと過剰な善意だと私は思います。

本当に必要な人は、今日は花粉が多い少ないと言う情報に関わらず、手立てをすると思います。

そしてもうひとつ、最近は関節痛予報までやっているテレビもあります。今日は関節痛が起こりやすいかどうかをご丁寧に知らせています。

また国民に関節痛の意識を高めさせて、関節痛の方を増やさなければ良いのですが。

「病は気から」で心が病気を作り出すものです。あまり余計な情報はいかがなものでしょう。
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起立性低血圧

2015年04月23日 | 健康
春は起立性低血圧の患者さんが増えます。起立性低血圧とは急に起き上がった時などにくらくらっと来るめまいのような症状があります。

普段低血圧の人や頚動脈洞の圧受容体の働きが落ちている人や自律神経にも影響されます。どんな症状にも必ず原因があります。原因をしっかり把握することが治療の原点になります。

そして起立性低血圧は水分を充分に摂ることが大切です。こまめの水分補給を心がけましょう。

そして食事と運動も大切です。バランスの良い食事と適度な運動は健康の基本となりますので、1日30分以上のウオーキングを心がけましょう。

健康は楽して手に入れることは出来ません。
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片手が冷たい

2015年04月22日 | 症例
手足が冷えると言う方は良くいらっしゃいます。両手が冷えると言う方はまだ良いのですが、片手だけ異常に冷たく感じる方は要注意です。

昨日、左手だけすごく冷たく感じると言う女性の方を診てみました。確かに触ってみると右手とは温度差があります。左手が冷たいのです。

一見、左側の血流が悪いのかと考えがちですが、血流ではありませんでした。延髄に異常が出ていました。

延髄とは脳の下の方にある脳幹の一部です。そこに全身の温痛感覚を感じる神経中枢の通り道があります。そこに障害が起こると首から下の身体の左右いずれかに痛温感覚麻痺が起こります。

この女性は冷えが原因で、交感神経が失調し延髄の機能を低下させられてしまったのです。

こういう症状は病院へ行ってもまずわかりません。延髄を検査することもまずないですし、画像で検査しても腫瘍でもない限り何も写らないからです。

五眼遺伝子療法で診ると、延髄も良く診ることができます。僅かな微妙な違いを感じ取ることが出来ます。西洋医学では捉えることの出来ない異常を捉えることが出来るのです。

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頭が重く、顔面神経痛

2015年04月21日 | 症例
頭の左側が重く、左のまぶたの下が顔面神経痛のようにけいれんし、左の首肩が痛いと言う女性を診てみました。

全部からだの左側に出ているこの女性の不調の原因は何なんでしょう?診ると左側の首から上の動脈の血流が悪くなっていました。

血流が悪いから頭も重くなってしまいます。まぶたの痙攣は脳神経の5番目から12番目の神経の流れが悪くなっていたためでした。この中には顔面神経も含まれています。

脳神経に栄養を送っているのも動脈ですし、その動脈を収縮させたり拡張させたりしているのが自律神経です。

この女性の場合は自律神経の副交感神経のほうが失調していました。失調させた原因は疲労でした。普段何気なく生活しているなかでも、徐々に疲労が溜まり動脈の流れが悪くなることが良くある事です。

この女性は病院にも行っているのですが、このくらいの症状ならば様子を見てくださいと言われ、もっと悪くなったらまた来てくださいと言われたそうですが、早いほうが良いに決まってますよね。早期発見が大事だと言っておきながら。何か矛盾してますね。

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怒ると叱るは違う

2015年04月20日 | 心・精神
子供を教育することにおいて、怒ると叱るを混同している親がいます。怒るとは感情のまま我慢できない気持ちを表すのであって、叱るとは感情的ではなく事の善悪を正しく導くことです。

感情的に怒れば、子供はその場をしのぐ事だけを考え、うそをつくようになります。何がいけないのか、どうすれば良いのかは、感情的にならず叱ることで素直に受け入れるようになるものです。

怒りを誰かにぶつけることは、巡り巡って結局は自分に帰って来ます。自分にも相手にも誰にも良いことにはなりません。

例えば夫にいつも怒ってばかりいるとします。怒られている夫は気分が良いはずがありません。仕事でイライラしたりミスをしたり、仕事上のストレスを今度は家庭に持ち込んだりと負の連鎖が起こってしまいます。

特に家族はひとつの集合体です。相手の喜びは自分の喜びでもあり、相手の悲しみは自分の悲しみでもあります。

相手が喜んでいる時間が長ければ、それだけ自分が喜ぶ時間も長くなるわけです。

怒りをぶつけるといづれ自分に帰って来ます。
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短気は損気

2015年04月18日 | 心・精神
短気は損気などと良く言います。確かに私は短気だから得をしたと言う人はあまり聞いたことがありません。

良く聞く話に、街で肩が触れただけで怒る人がいますよね。ほぼドラマの中の話なのかもしれませんが。

馬鹿じゃないかと思ってしまいます。わざとじゃないのですから、大丈夫?気をつけてねで済む話じゃありませんか。

怒りはほぼ自分以外の誰かとの間に起こります。道で石につまずいて転んでもその石に怒る人は殆どいないのですが、これが誰かが足を引っ掛けて転んだら怒る人が多いと思います。原因が人間だと人は良く怒ります。

子供にも良く怒る人がいます。何で出来ないの?どうしてやらないの?

つまり出来るはずなのに、やれるはずなのにと「期待」を作り上げている自分がいます。「期待」通りにならないと怒りをぶつけます。怒りの原因は相手ではなく自分自身が持っているのです。

期待が高い人ほど良く怒っています。良く怒っている人を見ると期待の許容範囲がが狭いことがわかります。期待の幅が狭いからその幅からはみ出るとしょっちゅう怒っていることになります。

逆にめったに怒らない人は期待の許容範囲が広いので、多少のことでは怒りません。相手の間違いも許すことが出来るのです。

こんなにしてあげたのに、私はこれだけやっているのにあなたはなにもしてくれないの?期待値を上げてしまうから期待通りにならなかった時のギャップが大きいのです。

見返りを求めない期待をしない無償の愛の精神なら、怒りが湧いて来ることはほぼなくなるでしょう。
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家族で治そう認知症

2015年04月17日 | 健康
「家族で治そう認知症」と言う本を拝読しました。国際医療福祉大学院教授、竹内孝仁先生の著です。

その中で興味深い事は、認知症に水分不足が原因していると言うのです。1人の認知症のご家族が書いたメールが記載されていますので紹介します。


はじめまして
メールでは失礼かと思いますが、認知症の祖父を介護している祖母に代わって書かせていただきます。

先生が、夜間に興奮して怒鳴るのは「脱水」が原因している場合がほとんど。
必ず水分の事を考える必要がある。とおっしゃっていましたね。

祖母は祖父が興奮し暴力を振るうので大変困っていました。ところが祖父に水分の補給を充分させたところ、祖父が興奮することが殆どなくなりました。

残念ながら、通っている病院、またその他で一切そのようなことは教えていただいたことはありません。「水分を充分に取る」たったこれだけのことなのに、入院中興奮したりすると、薬を飲まされたり、注射をされおとなしくさせられていました。

以上が認知症の祖父の介護をしている家族の方からのメールですが、興味深いですよね。

水分不足が認知症の原因になっているとは思いもしませんでしたが、やってみる価値はあると思います。

「夜になると騒ぐ」と言う症状には水分不足が引き起こす典型的な症状だと言うことがわかっているそうですから試してみても良いですね。

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ストレスは本当に恐い

2015年04月16日 | 心・精神
ストレスも本当に恐いものですね。義妹さんがうつ病になり、話を聞いてあげているうちに自分がストレスになり、体じゅう蕁麻疹ができてしまった女性がいます。

同じ職場で机を並べているうつ病の義妹さんは愚痴や悩み事ばかり、毎日毎日同じ事を聞かされていたのではさすがの義姉さんもストレスが溜まってしまったようです。

ストレスが間脳の働きを低下させ、交感神経が失調して、ホルモンバランスを崩したために蕁麻疹が出来てしまいました。そのうえ頭には円形脱毛も。他にも腰椎が歪み腰の痛みまで全部ストレスによる影響です。

うつ病の人の話を聞いてあげることは良いことですが、どんなに真剣に答えてあげてもまた同じ話を繰り返すばかりです。何度も同じ愚痴を繰り返します。相手は誰かに聞いて欲しいだけですから、全てを真ともに答えてしまってはこちらの身が持ちません。相槌だけで充分です。こちらから深く切り込まないようにすることが大切です。延々と同じ話を聞かされるのは精神的にも肉体的にも消耗してしまいます。

それで自分がストレスになり具合が悪くなっては何の意味もありません。うつ病は精神的な病がきっかけですが、肉体的な病気です。間脳や脳幹を治療してあげなければなりません。それでも根が深いと本当に治りにくい病気です。

冷えや疲労や風邪、又は外傷が原因しているものは治りが早いのですが、心の病は難儀なものが本当に多いです。
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自己治癒力を落とさないように

2015年04月15日 | 症例
昨日お腹がキリキリ痛むのと寒気で苦しんだ母も、今日はお腹も痛くなく寒気も全く無くなったと喜んでいました。遠隔治療でもこうも効果があるものかと改めて感謝!”です。薬も使わず副作用も全く無く、自分で治す力をつけてあげると年老いた母でもすごい回復力が出るんですね。

自己治癒力は使えば使うほど強くなるものです。安易に薬に頼り自己治癒力を使う機会を減らしてしまう人が多い昨今、自分で自分の首を絞めてしまっていることに気づくべきです。

薬を飲むなとは言いません。その薬、本当に必要ですか?と問いたいのです。ちょっと鼻水や咳が出ただけでも風邪薬を飲む人がいます。鼻水も咳もウイルスを排出しようとする自然な免疫機構が働いているからです。

喉の痛みも鼻水も咳も熱が出ることも悪いことではありません。ウイルスと闘おうとしているからこそ出る症状です。大切なことは闘おうとしている免疫機構を応援する事です。それはからだを休めることです。

食事も最小限に摂り、からだを暖かくして早めに休むことです。それだけで充分風邪は治ります。

早く楽になりたいからとすぐに薬を飲む気持ちもわからないでもありません。しかし長い目でみるとそれは自己治癒力を落とすことになるのです。出来るだけ必要最小限にして置くことをお勧めします。

誰もが自分で治す力を持っているのですから、その力を使わない手はありません。ただしその力をいつも発揮できるように手入れをしておかなければなりませんが。
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風邪は万病の元、後遺症が恐い

2015年04月14日 | 症例
風邪は万病の元と言います。その恐ろしさをご紹介いたします。先日のブログで母が突然めまいと嘔吐そしてお腹の痛みを発症した症例を載せました。

めまいと嘔吐は遠隔治療の効果により翌日には治まりました。お腹の痛みも翌々日には良くなりました。それなのに昨日からまたお腹がキリキリ痛み、寒気もして体が寒くてしょうがないと言います。

一旦風邪は治ったがまた新たに風邪をひいたのでしょうか?それとも体が冷えたのでしょうか?

どちらでもありませんでした。先週ひいた風邪の後遺症が残っていたのです。風邪の後遺症とは、例えば風邪をひいて喉が痛くなったり咳や鼻水が出ます。そう言った風邪の症状は良くなったのに、それ以外の症状を後々まで残してしまう事です。

風邪をひくと血管が縮んで血流が悪くなったり、内臓の働きを悪くしたり、脳や神経やホルモンの働きを悪くしたりといろんなところに影響を及ぼすのです。

母は今回の風邪がホルモンバランスを乱してしまい、寒気を引き起こし胃腸の働きを悪くしてしまいました。

風邪をひくと風邪のウイルスがいろんなところに悪さをします。高齢者になるとなお更です。この風邪がもたらした後遺症を引きずることにより何処かに痛みを出したり、具合が悪くなったりしてしまうのです。だから風邪は万病の元と言われ、いろんな病気の引き金になるわけです。

大切なことは万病の元である風邪の後遺症を治しておかなければなりません。母の場合は乱れたホルモンバランスを整えておかなければならないのです。
歳をとっても元気でいる秘訣は、風邪をひいた後の後遺症を如何に残さないようにするかにかかっています。
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胸が重苦しい、背中が痛い

2015年04月13日 | 症例
胸が重苦しいような、息苦しいような、そんな症状を訴える人は少なくありません。一重に胸の症状と言っても、気管や肺の場合もあれば心臓や胃が原因していることもありますし、延髄の働きが悪くても息苦しくなる事もあります。

大切なのはいくつも考えられる要因から原因を突き止めることなのです。例えば病院に行けば、呼吸器科、消化器科、循環器科、脳外科などいくつもの診療科を廻され、それでもわからない事も良くある事です。

五眼遺伝子療法では、体をあらゆる角度から診ますから一度で済みます。

胸が重苦しく左の背中が痛むと言う女性を診たところ、心臓の働きが落ちていました。ただし、心臓そのものが悪いわけではありません。心臓が悪いわけではなく、心臓の働きを悪くしている原因が他にあるのです。

この女性は風邪をひいたことが引き金になり、脳下垂体と視床下部(間脳)、そして交感神経が心臓の働きを悪くしていたのです。ですから治すべきは心臓ではなく間脳と交感神経なのです。

もし病院で診て貰った場合、心臓の働きを良くする薬か何かを処方されることでしょう。でもそれでは根本から治している事になりません。心臓の働きを悪くしている原因が他にあるのですから。

西洋医学は出ている症状に対して薬で抑えると言う対症療法が主流になっています。それでは根本的原因は解決されません。原因を根本から治すことが望まれるのです。
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