ゆがみを治すには

「先生、前回診てもらった後２日ぐらいで、右手のしびれがピタッと止まりました。いやぁ、ビックリしました。こんなに効果があるとは。」

右手のしびれで悩んでいた患者さんの原因が頸椎の歪みでしたが、歪みが原因と言う患者さんは最近では珍しいんです。

よくカイロではどこどこが歪んでますよと言いますが、骨が勝手に歪むと考えている方が多いようです。骨の歪みが原因と言っても骨は筋肉やじん帯に支えられています。その筋肉やじん帯も血管や神経に繋がっています。それらは自律神経によって支配されています。

つまり骨の歪みを治すにはただ矯正すれば良いだけではなく、自律神経の働きを良くしてあげないと、何度でも歪んでしまう事になります。

骨を歪ませる原因が必ずありますので、原因を取り除く、これこそが骨の歪みを治す最も大事な事です。

自然治癒力

自然治癒力とは黙っていても免疫がひとりでに病原と戦って、病気を治してくれる力の事です。人間は誰しもが自分で自分を治す力を持っています。しかし中にはその力が充分にそなわずに生まれてくることもあります。

全ては遺伝子が情報を持っています。私たちが生まれてくる何千年も何億年も前からです。

医学や文明が発達したおかげで寿命を伸ばす事が出来ました。その反面、薬と言う化学化合物に頼るようになり、自然治癒力を知らない間に弱めてしまっている事にどれだけの人が気づいているのでしょうか。

風邪も本来はゆっくり休養し安静にしていれば、薬を飲まなくとも自然に治るものです。ところがすぐに薬に頼り、中には風邪気味だからと早目に飲む方もいます。たまになら良いのですが、常に薬の力を借りるようになると、遺伝子は自分で治そうとする力を発揮しようとしなくなるのです。

毎日食事を誰かが運んできて来るようになれば、自分で調達しようと思わなくなるのと一緒です。遊んでいても生活できるのなら働かなくなるでしょう。

子育てだって子供のためを思って甘やかさないようにと育てます。しかし自分の体は苦しいとすぐに薬に頼りませんか？

薬を飲むなとは言いません。極力最低限を心がけましょう。薬もその場では楽になるかもしれません。しかし長い目で見れば自然治癒力を弱めてしまう事になるのですから。

またも嬉しいご報告ありがとうございます。

「先生！おかげ様で主人の前立腺のＰＳＡ値（腫瘍マーカー）が下がりました！手術しなくても良くなったんです。ありがとうございます！。先生に早く知らせてあげようと思って。」と興奮気味に奥さんから電話がありました。以前のブログで記載「本当ですか！良かったですね～！私が診た限り前立腺に異常が出なくなっていたので、大丈夫だろうと思っていました。それでＰＳＡ値はどれくらい下がったんですか？」

「１５～１７ng/mlから０．４ng/mlにズドーンと下がりました。お医者さんもビックリしていました。」

４.０ng/ml以下が正常値なのですが、私の五眼遺伝子療法とホルモン療法との併用で大きな効果が出たのだと思われます。本当にうれしい限りです。

がんは免疫力の低下が引き起こす病気です。免疫力が低下している状態のまま手術・抗がん剤・放射線治療の３大治療をしてもさらに免疫力が低下するので、再発する可能性が高くなります。この春に亡くなられた元キャンデーズの田中好子さんなどは二十数年がんと戦っていたようですが、それはいくら悪い部位を切っても、免疫力が弱いままでは何度でも再発するからにほかなりません。

がんに必要なのはがんに打ち勝つ免疫力を高めてあげることなのです。がん細胞は誰でも毎日数百～数万個生まれてきています。それでもがんにならないのは、体の免疫機構が働き正常な細胞ががん細胞を食べてしまうからです。免疫力ががん細胞に負けた時、はじめてがんになります。

要するに免疫力さえ正常に働いていれば、がんは恐れる病気ではないのです。いまの医学のがん治療はできてしまった物を取り除くことばかりに傾いています。その結果、一向にがん患者は減りません。がん治療も進歩していると言われながらも、むしろ増え続けています。

がん患者すべての方に骨髄や白血球・リンパ球と言った免疫の大事な要の部分が弱っているのです。ここを強くしない限り何度でも再発してしまうのです。これはもちろんがんの方以外にとっても同じ事です。

結婚は人生の墓場？

「結婚は人生の墓場である」という言葉があります。一見ネガティブな意味に捉えがちですが、果たしてどうでしょうか。私のイメージでは結婚すると自由が無くなる、束縛される生活を余儀なくされる、などまさにネガティブな意味と解釈していました。

結婚すると束縛され自由が利かなくなり、女房・子供の面倒は見なきゃいけなくなるし、財布のひもはカミサンに握られるはその上休日は家族サービスしなきゃいけないし、ああ、結婚なんてまっぴらだ。独身の方がずっとマシ・・・。と思っているのなら結婚なんてしないほうがいいのかもしれません。

それでも好きだから一緒にいたいと思えばそれでもいいでしょうし、結婚さえすれば幸せになれるものではないので、幸せに暮らすための努力を夫婦で怠らない事が必要です。努力もなしに相手を責めて、人生の墓場だなんて女性だって言われたくないですよね。

良く喜びは２倍、悲しみは半分とも言いますし、喜びも悲しみも家族で乗り越えられるというのもありますよね。決してつらいことばかりではありません。人生の墓場とは決して死を意味しているのではなく、安住の地という安らげる場所という意味にも取れると思います。

「生とは死への道のり」など取り方によってはいくらでもネガティブにもポジティブにも解釈できると思います。

つまり考え方ひとつで幸せな場所にも不幸な場所にも変えられるのではないでしょうか。「結婚が人生の墓場なら、墓場とはとても幸せな場所なのね」「一緒になれて良かった」と言えるように努力すればいいと思います。

結婚も健康もある意味自分次第なんですよね。自分次第でいくらでも変えられるものと思います。

諦めないこと

「先生、２年ほどいろんなところへ行ってみましたけど、どこへ行ってもやっぱりダメでした。やっぱり先生にすがるしかないみたい、先生何とかしてください。」と以前通われていた８０代後半の男性の方が助けを求めてきました。

しばらく顔を見せなかったので、どうしているのかと心配はしていたのですが、あちこちの病院を渡り歩いていたようです。「結局はもう年だから諦めなさいとしか言われないんですよ。諦めろって言われても痛いんですもの。病院もひと事だと思って。」

「先生、治りますか？」の問いに「私を信じてください」とキッパリ言ってしまった手前、治さないわけにいかずちょっと手こずりましたが、見事に結果を出しました。

「先生、ありがとうございます。もう治らないもんだとばかり思っていましたが、もう少しやりたい事も出来そうです。」と私の両手を握りしめ喜んでおられました。

病院の検査だけが指標ではありませんので、検査で異常が出なくとも治すところはいっぱいあります。生命力や微妙な血液の流れなど見えないもの数値には表せないエネルギーが体には影響しています。それらを無視したら治すことなどできません。

どんな病気も諦めたらいけません。病気を治す方法は一つではありませんから。

更なる精進を目指して

治療家の道を志し今年で丸２３年、月日の経つのは本当に早いものです。いままでいろいろと紆余曲折があり、自信を失いかけ辞めようと思った事も何度かありましたが、自分を信じ試行錯誤を繰り返し、現在に至りました。

駆け出しのころは、力不足で患者さんのご期待に添えなかった事も多々あったと思います。申し訳ありません。どんな道を志している人にも必ず最初があるわけで、その時に苦労をかけた方々に対し、いま来てくれている方に恩返しすることで、救われるのかと考えています。

私は恥ずかしながら若いころはシンガーソングライターを目指しましたが、歌う事は好きでも曲を作ると言う壁に突き当たりました。すんなりと出てこない曲作りに対して苦痛を感じるようになり、向いてないと思いました。いわゆる天才と言われる方々は多分それがすんなりとできるのではないかと思います。やっていて楽しくないと長続きしませんものね。

いま私のやっていることは、患者さんの悪いところが手に取るように分かる事と、悪い人ほど治療する事によって自分の体が軽くなるような、そんな充実感に包まれます。難しい数学の問題がすらすらと解けたようなそう快感とでもいうのでしょうか、そんな時は疲れないと言うか、逆にエネルギーを与えていただいているくらいの感覚です。

患者さんや周りの方のおかげでここまで来れましたが、もちろんこれで満足しているつもりは毛頭ありません。まだまだ沢山の病気で苦しんでいる方を救わなければという使命があります。さらに努力して参りたいと思います。

原因を治す

高血圧の症状で病院に行くと、降圧剤を処方されます。薬で血圧は抑えられますが、一生飲み続けなければなりません。何故かと言うと薬で症状を抑えているだけで原因は改善されないからです。どうして血圧が上がるのでしょう？塩分の取り過ぎだからでしょうか？塩分を控えればもう薬は飲まなくても良いのでしょうか？

高くなっている血圧は薬で下げる、これは雨漏りしている屋根にシートをかぶせてるだけと同じ事です。屋根を直せばよいのにどういうわけか屋根を直そうとはしません。バケツをそこらじゅうに置いておくのがいまの医学です。

血圧が高い人は必ずと言えるほど腎臓に問題があります。病院では腎臓を治そうとはしませんね。昨日来院したご夫婦はお二人とも血圧が高いのですが、腎臓はもちろんリンパや動脈に異常がありました。血圧を高くしている原因の腎臓もリンパや動脈の影響を受けていると言う事です。

リンパや動脈も自律神経の影響を受けています。では自律神経の薬を飲めばいいの？そうではありません。薬は症状を抑えるだけであって根本的な解決にはならないのです。

自律神経を調整している脳の働きを正常にしなければなりません。そこで初めて高血圧を治す事が出来るのです。

症状では無く原因を治す。これが本当の医学です。

マッサージの揉み返し

夏休みですね。海へ山へとお子さんをどこかに連れて行ってやらないと、と言うお父さんご苦労さまです。温泉にでも浸かってのんびりしたいものですね。ホテルのマッサージでも受けてリフレッシュしますか？

ところでマッサージを受けたらもみ返しが来たとか、余計に痛みが強くなったと言う事無いですか？実は筋肉には押されたり揉まれたりしてほしくない時があるんです。例えば転んで傷を作ったところを触られたくないですよね。筋肉にも表面上はわかりませんが、傷を負った状態と同じような状態の時があります。そんな時にマッサージを受けると痛みが出てしまう場合が良くあるのです。

「先生の治療は後でもみ返しがきたり痛くなったりしませんね」とよく言われるのですが、それは何故かと言うと、筋肉を押したり刺激しても大丈夫なのか事前に検査をしているからなのです。筋肉を軽く刺激し異常のあるところは、その異常を取り除く治療をしてから筋肉を伸ばしますので、揉み返しや痛みが出る事がまずありません。

マッサージなどは事前に検査もしないので、筋肉の状態を知ることができません。

多くの場合風邪をひいている時や風邪気味の時、内臓に何か病気がある場合の時などは痛みや揉み返しがくる場合があるので、ご注意ください。体のどこかに悪いところがある可能性があるので。

冷えを軽く見ない

冷えって病気では無いイメージがありますが、とんでもない、軽く見てると大変な事になりかねません。冷えちゃったから暖めればいいかくらいの簡単なことではないのです。

体が冷えると何が起こるかというと、免疫力が低下します。免疫力とは病気と戦う力ですから低下すれば病気になりやすくなります。そのうえ血液の流れが悪くなるのですからいろんな臓器に影響が出ます。冷えも万病の元です。

昨日一昨日と気温が急激に低下しました。そう言う時も冷えやすいのですが、電車の中、デパートの中、いまは夏の方が冷えやすい環境がそろっているくらいです。汗をかいたらすぐ取り換える、上着を一枚持って出かけるなどある程度自己防衛が必要ですよ。

白血球の働きが低下、骨髄の働きが低下、自律神経の失調これらはみな冷えによっても起こります。放っておくと気が付いたら体に何らかの異変が起こると言う事も。

暖めたら治ると言う事もありますが、年齢が高くなるにつれて暖めたぐらいでは治らない事が多くなります。予防するには定期的に体をチェックするしかありません。病気になる前に予防するのです。悪くなってからつらい思いをし時間やお金をかけるより、悪くならなずにつらい思いもせずに予防した方が賢い生き方と思いませんか。

治療とは

昨日までの暑さがうそのような秋の気配を感じさせるような今朝の気温です。窓を開けて寝ていたら風邪ひきそうになるところでした。ご注意を。

人間はたった１個の受精卵から６０兆にも分裂し生命を維持しています。すごくないですか？手や足も考えなくても動かす事が出来るし、心臓も動いています。みんな遺伝子のプログラミングのおかげです。しかしひとたびその遺伝子が暴走し始めると大変な事になってしまいます。遺伝子の指示通りに働かなくなり病気になるのです。

要はその遺伝子を正常どうりに働かせれば病気を治せると考えるのが、五眼遺伝子療法です。遺伝子に直接コンタクトしてエネルギーを与える世界初の治療法なのです。いままで多くの患者さんが救われてきました。しかも何の負担もなく痛みも伴わなくです。

西洋医学が痛みに対して和らげる・止めておくと言う対処療法に対して、五眼遺伝子療法は痛みの原因を突き止め根本的に治していくと言う根本療法を行っています。

生命の起源である遺伝子に働きかけるのですから、これ以上の根本療法はないと思っています。

昨今、病院には病人であふれかえっています。医療費は膨らむ一方です。痛みや病気の原因を薬や注射で緩和しているだけなのですから当然です。医療の質を大きく変えなければ変わることはないでしょう。

もちろんいまの医療に救われているものもたくさんありますが、国民にマイナスになっている方が多いと思います。だって薬もその場では痛みを和らげてくれる良いものかもしれませんが、常用すれば結果的にその人の体を弱くしていくだけなのですから。

あくまで病院は一時的な救護所の役割でなければいけないのです。本当に病気を治すのは患者さん自身でなければなりません。

疲労に注意

「あ～疲れたぁ」と思わず口にしてしまう事もあれば、気がつくと肩や腰が痛くなっていてだいぶ疲れてるなぁと思う事も良くありますね。疲れたから休めばいいやと思って休めればいいですが、急な仕事が入ったり出かけなければいけなくなったりして休めない場合もあります。

疲労が引き金になりいろんな病気に繋がる事良くありますよ。体が疲れると自律神経が失調してしまいます。その結果血管が縮んでしまい動脈硬化を起こす可能性も出てきます。俗に言う過労死は極度の疲労によるものですが、死なないまでも毎日疲労をため込む生活をすれば大病を引き起こしかねません。

体が疲れているところにゴルフに行って腰を痛めてしまったとか、ゴルフの最中に急に両手がしびれてきたなど、仕事をして休みの日はゴルフという方は特に要注意ですね。

ゴルフをしなくても普段疲れが取れないと言う方も気をつけなければなりません。疲労を蓄積する生活を続けると動脈硬化になる可能性大です。

良く寝る良く休むそして良く遊ぶです。特に真夏は充分に熟睡できなかったり暑さで体が消耗したりでより危険が増してしまいます。

体に余裕を持たせる生活を心がけましょう。

勝利の女神

「負ける気がしない」そんなことを澤選手は言っていましたが、自分も全く同じことを感じていました。先に点を取られてもきっと追いつくんだろうなぁと思える安心感、ＰＫ戦でも日本が勝つ事を疑わない自信のようなものをそう思うようにしようと思わなくても自然にあふれてきたように思います。

24戦して一度も勝ったことのない相手に自然とわき出る妙な自信みたいなもの、これが勢いというものでもあるだろうし、波動が勝利と同調したのだと思います。

実力はもちろんアメリカの方が上だし、贔屓目に見てもアメリカの方が優勢でした。それでも追い付き、ＰＫ戦でアメリカが３人も続けて失敗したのは勝利の女神が下りてきたのだと思います。

勝利の女神も決してどこにでも降りてくるものではなく、なでしこたちがひたむきに頑張り諦めない気持ちを持っていたからこそですし、それにプラスして一生懸命に頑張っている被災地の人やそれを支えるボランティアの人たちとも無縁ではないような気がしてなりません。

あらゆる要因がなでしこジャパンの味方をしたのだと思います。何かに打ち込み一生懸命ひたすら頑張っているところへ神様は下りてくるものです。

私たちの健康とも通じるものがあります。自分の置かれている状況を何かのせいにしてしまったり、どうして自分だけがこんな目にあうのだろうなどど、自分の非を見忘れてしまうと健康の神様は逃げて行ってしまうものです。

邪念を振り払い、自分の行動を省み、何かに気づく事で健康の神様は舞い降りてくる事が多いようです。

すいません、極論で申してますので言葉に偏見もあろうかと思いますが、要は自分の体を良くするのも悪くするのも自分次第だと言うことです。

おめでとう！なでしこジャパン

やりましたなでしこジャパンまさかのワールドカップ優勝！おめでとうございます！

世界一ですよー、すごいですね。いまの日本にすごい勇気を与えてくれました。捕られても捕られても取り返すすごい粘りです。諦めないことの大切さを教えてくれました。

アメリカに一度も勝ったことがないのに、ワールドカップという舞台で見事になでしこの花を咲かせてくれました。本当にうれしいです。

３．１１の大震災の影響で、満足に練習もできなかったうえに、自分たちはサッカーをやっていていいんだろうかという自責の思いにかられながらも、ただ前だけを向いて頑張りつづけたなでしこ娘に大きな拍手を送りたいと思います。

勇気と感動を本当にありがとうございます。諦めないでやりつづける、そんなところに奇跡の神様は降りてくる、そんなことを感じる夏の日の熱い熱い朝でした。

バセドウ病

甲状腺機能亢進症いわゆるバセドウ病をご存知ですか。甲状腺ホルモンが異常に出過ぎてしまう病気です。女性の方がなりやすい病気ですが、私のところには男性の方も見える事が多いです。

主な症状　　
　　　見た目にわからない症状　　疲れやすい　　脈が速い　　暑がり　　体の痒み　　息切れ　　口が渇く　　便の回数の増加　　眠れない　　微熱が続く

　　　見た目にもわかる症状　　　発汗増加　　手足の震え　　体重の減少　　甲状腺の腫れ　　眼球が飛び出る　　髪の毛が抜ける

　　　精神的な症状　　イライラする

以上の症状の中で４つ以上の症状が当てはまるとバセドウ病の可能性があります。特に脈が速く休まないと歩けない方は注意が必要です。
私が診たバセドウ病の方はそのほとんどが風邪のウイルスがきっかけで発症しています。疲労やストレスも影響しますが、そこに風邪をひくと免疫力が低下して発症の危険度が高まるのだと思います。

初期の段階では疲れやすくすぐ休みたくなるくらいなので、なかなか周りに理解されしくいようです。思い当たる場合早目にご相談ください。五眼遺伝子療法は甲状腺の病気にも良い効果を上げています。

お年寄りの熱中症

毎日暑いですね。去年猛暑で大騒ぎしましたけど、いまのところ今年はその去年の気温より平均で2.6度高いそうです。暑いわけですね～。熱中症で運ばれる方も毎日数百人単位、亡くなられる方も何人かいらっしゃいます。気をつけなければいけません。

先日も学校の体育祭で、何人もの生徒が救急車で運ばれたというニュースをやっていましたが、この時期に体育祭って何を考えているのでしょう？

熱中症に関する番組も良く目にします。その中で先日ＮＨＫのためしてガッテンの中でお年寄りは塩分の取り過ぎに注意と、あまり汗をかかない人は取る必要がないとも言っていましたが、必要以上に塩分を取り過ぎてしまう方のための注意でしょうがテレビで摂らなくてもいいとってしまうとまた何か問題がありそうな気がします。


私のところに来るお年寄りの患者さんの中で、熱中症注意信号の出ている方が結構いらっしゃいます。つまりもう少し塩分を取った方がいいですよという方です。お年寄りは若い人ほど汗をかかないと思いがちですが、僕が診ると塩分不足になっている方が多いので、やはり気をつけるべきだと思います

いずれにしろ食事で塩分を余計に摂ろうとするよりも、スポーツドリンクが一番良いと思います。塩も砂糖も入っている事で吸収の速度も速いみたいですし。

短時間で大汗をかく人は特に注意と言っていましたが、その通りだと思います。また一度にたくさん飲むよりもこまめに飲んで熱中症から自分を守りましょう。