運動と低脂肪で健康に

肥満が生活習慣病の引き金になることは承知の事実ですが、東京大学の研究チームが肥満が原因で発症する糖尿病やメタボリックシンドロームを治療する薬の候補物質を見つけたとの事。心臓病や運動・食事制限の出来ない人に朗報になりそうです。

マウスに高脂肪の食事を与え続けると、１２０日後に７割が死んでしまうそうです。それだけ脂肪の取り過ぎが良くない事を物語っています。健康と長寿を手に入れるには、脂肪を抑える食生活の励行が良さそうですね。

肥満の人は、アディポネクチンと言う善玉ホルモンが減ってしまう事で、糖尿病やメタボに繋がってしまうようです。アディポネクテンは、脂肪細胞から分泌されるホルモンで、運動する事や食事制限で増える事がわかっています。アディポネクテンが減ると、糖尿病以外にもがんや心臓病、肝臓病、アルツハイマー病が発症しやすくなると考えられています。

アディポネクテンを増やすには、運動と脂肪を取り過ぎない食事を心がければ良いですね。健康は何もしないでやってくるものではありません。健康を手に入れるにはそれなりの努力が必要です。運動を始めるには今が一番良い季節ですね。運動をしてアディポネクテンを増やしましょう！

ストーカー、虐待の陰に

最近ストーカー事件が増えていると聞きます。先月も三鷹で女子高生がストーカーに殺害された事件がありましたね。別れを告げられたことに腹を立て人の命を奪うとは、本当に腹立たしい限りです。

男なら愛した女性の幸せを願うべきであって、遠くから見守るくらいの心意気が筋と言うもの。自分の意にそぐわぬと駄々をこねる子ども以下の言語道断の悪行であると思います。

それから父親から虐待を受けていた男の子が、施設から父親に返してすぐにまた虐待に合い亡くなってしまいました。更生をしたかに見えた父親でしたが、結局は依然と変わらないと言う結果のようでした。

二人に共通すると思われることは精神が大人になりきれていないのでしょうね。大人は腹を立ててもそれを自分自身で処理する能力を持っています。

付き合っている女性にしても自分の子どもにしても、相手の事を一番に考えて行動するのが大人である。大人になりきれていない事がこれらの事件の要因にもあげられる事でしょう。

それと二人とも病気では？という見方も出来ないでもありません。病気とは脳が病んでいると言う意味です。普通の人ならやらない事をそれを抑える能力が欠如してしまっているのかもしれません。

そのあたりをもっと詳しく調べれば、この手の犯罪を減らす事も可能なのではないでしょうか。

体にプラスかマイナスか

毎日いろんな患者さんを診させて頂いていると、いろんな事がわかって来ます。えっ？こんなところが原因でこんな症状が起きるんだ。腰痛がまさかこんな所が影響するなんて、など思いがけない原因を見つける事があります。

先日も腰が痛いと言う女性の方を診ましたところ、ホルモンが原因していました。ホルモンとは甲状腺や副腎、胸腺、すい臓、子宮、卵巣、脳下垂体などから出るホルモンです。それにふくらはぎが痛いと言う事でこちらの原因を診たところ、脳と副交感神経が影響していました。

普通腰の痛みがホルモンから来る事はあまりありません。ふくらはぎの痛みが脳が影響する事も珍しい事です。しかし病気の原因は百人百様、同じような痛みでも人それぞれ原因は違うものです。

私が行っている五眼遺伝子療法は病気の原因を突き止められる強みがあります。西洋医学にはない薬も使わず安全で無害、無痛と言う売りがあります。

いまの医学は救急医療などの緊急時に高い効果を発揮する半面、慢性の疾患やがん治療における外科的手術、抗がん剤、放射線治療など、効果より逆効果を示す事が多いのも事実です。それは病気を治す事と免疫力を低下させる事の相反する行為を同時に行っているからに他なりません。

体にプラスの作用もあればマイナスにも作用している。それが現在の医学です。良かれと思って治療を受けてもプラマイゼロ、または逆にマイナスのほうが大きくなってしまう事もあるのです。言って見れば、運に左右されてしまっていると言っても過言ではないでしょう。運よくプラスに作用し良くなる事もあれば、運悪くマイナスに作用し悪くなってしまう事もあるわけです。

薬や外科的治療が一般的に認知されていますが、薬も手術もせずに病気が治っている人が沢山いる事も事実です。どちらが良いかと問われたら、体に優しいほうが良い事は明らかですよね。

理想の出会いは自分次第

３高と言われた時代がありました。女性が結婚相手に求めた条件です。高身長、高学歴、高収入の事ですね。多くの独身女性が理想は高くの精神で突撃を試みたようですが、当然撃沈の憂き目に遭ってしまいます。

別に３高を望む事が悪い事ではありません。世の中は波動で成り立っているのですから、高身長、高学歴、高収入に自分が同じような波動レベルであれば問題はないのです。

と言うのも、自分の住む世界とまったく違う世界の人達がまず出会う事がありません。例えば皇室に嫁ぎたいわと思ってもまず無理ですよね。皇室は別格としても、３高を望むのであれば自分を相手に相応しいレベルの波動に高めなければなりません。

自分を磨き相手と同じようなレベルまで波動を高めれば、理想の方にめぐり合うチャンスは広がるでしょう。

自分を磨くとは容姿や知識だけではありません。心を磨く事が大切です。自分を光輝かせる事です。河原の石ころでは誰も見向きもしません。ダイヤモンドのように輝くような魅力的な人間になることで、自分が望む出会いが生まれてくるのです。

外面も重要ですが、内面を磨いて波動を高めればそこには良い出会いが待っているでしょう。お洋服を買いに行ってあなたはどんな洋服が目に止まりますか？素敵で魅力的な洋服ですよね。人は魅力的なものに目が行くんです。

あいさつと波動

”あいさつ”って大事ですよね。ご近所の方でもおはようございます！って言っても返して来ない方もいます。その人を攻めるつもりは毛頭ありませんが、損をしているのではないかと思ってしまいます。

おはようございます！こんにちは！って笑顔であいさつされたら嫌な思いをする人っていませんよね。逆にされなかったら良い気持ちって言う人はあまりいませんよね。

あいさつって不思議なもので、大きな声でおはようございます！って相手の方に言うと何か自分が気持ちよくなりませんか？すごくさわやかな気持ちになります。これって免疫力も高まるのではないかと思ってます。

あいさつは波動的にも良い波動を発するので、自分にも良い波動となって返って来ます。逆にあいさつをしない事は相手にも不快な気持ちを与えるので波動的にも良くないですよね。

波動は自分が発したものと同じ波長のレベルが返って来ますので、自分の波動を高めれば高めるほど良い波動となって自分に帰って来ます。

つまり人を幸せな気分にしたり喜ばせればいづれ自分に返ってくるんです。人を恨んだり妬んだり憎んだり意地悪したりして、それで自分が幸せになるわけがないんです。悪い波動を発すれば悪い波動しか返ってこないのですから。

自分が幸せになりたいと思ったら、自分の周りの人を幸せにすることですよね。

大事な筋肉、横隔膜

横隔膜（おうかくまく）と言う筋肉をご存知でしょうか。横隔膜がけいれんするとしゃっくりを起こすことはご存知ですね。

普段話題に上がることはあまりありませんが、私たちの健康においては大変重要な働きをしています。

と言うか、病院に行って横隔膜を調べる事もまずないですし、もちろん治療する事もまず無いでしょう。

ところがこの横隔膜は呼吸の７０％を担っている大変大事な筋肉です。その横隔膜が充分な働きが出来なくなったら健康上いろんな影響が出てきます。

全身に酸素を送る働きが落ちてしまいますので、内臓や筋肉そして脳に至るまで動脈内の酸素が欠乏し、全身酸素不足になってしまいます。

つまり全身に影響するのです。あらゆる病気の引き金にもなりかねません。そんな大切な筋肉ながら現代医学は診る事も治療する事もありません。

五眼遺伝子療法では横隔膜を治療する事によって、どれだけの患者さんが救われたことか、数え切れません。特に慢性の頭痛には目を見張る効果を現しています。

その他にも認知症にも影響しますし、首や肩こりの原因にもなります。内臓の不調や腰痛、膝の痛みにまで影響します。

意外に横隔膜の不具合の方が多いんです。調べてみませんか？

突然の痛みは何？

ブログで時々書かせてもらっています。何もしていないのに突然起こる、痛みは風邪を疑えと。そんな症例がここのところ続きました。

「阿久津先生！昨日から背中が急に痛くなり動く事が出来ないんです。寝返りを打つ事も出来ず、痛くて深呼吸も出来ないんです。」と女性の患者さんから電話がありました。

ぎっくり腰の背中版ですね。私も昔なった事があります。家族で大阪のユニバーサルスタジオに旅行に行った時の事でした。背中が痛くて１時間くらい全く動く事が出来ず、息を吸うのも出来るだけ抑えてなければならないほどでした。

上記の女性は不思議なことに背骨が歪んだわけでもないし、血流が悪くなったわけでもありませんでした。風邪から副交感神経が失調し、脳幹の働きが低下しただけでした。それでこれほど痛みが出るのですから、風邪のウイルス恐るべしですね。

もうひとり女性の方ですが、やはり２～３日前から急に右腰から右足が痛くなり、頚肩からこめかみあたりの痛みも伴いました。この方は風邪から頸椎と腰椎が歪み痛みを起こしたのですが、風邪のウイルスはどこにでも入り込み悪さをしますから注意が必要なんです。

そして私ですが、２～３日前からおしっこが異常に近くなり、夜中にトイレに起きることなどまずないのに、ものすごく尿意を感じました。それがまた１分も我慢していられないような強い尿意です。自分で診たところやはり風邪から腎臓・尿管・膀胱に異常が出ていました。それ以外はまったく風邪の症状はありません。

私は治療後すっかり治ってしまいましたが、突然体に現れる痛みや変化は風邪が原因している場合がほとんどです。憶えておくといいですよ。

自覚症状がなければ大丈夫？

腰痛、肩こり、膝の痛み、胃の痛みなどいろんな症状がありますが、原因は人によって皆違うんですよ。

例えば喉が痛い場合でも、喉の痛みに血流だったり神経だったりホルモンが影響する事もあります。それに風邪で喉が痛むことは当たり前と思いますが、風邪ではなくても冷えから喉が痛む事もあるんです。

腰痛においても、腰が痛ければ必ず背骨がずれているわけではないし、血流が悪いだけでも腰痛になりますし内臓が悪くても腰痛になります。

つまり人それぞれ、またその時の状況によっていろんな原因があり、また原因が一つではない時もあります。

温めたほうが良いのか、冷やしたほうが良いのか、けん引したほうが良いのか、しないほうが良いのか、全部からだが反応しますから、患者さんの体に聞けば素直に反応が返って来ます。

風邪ひいていないと自分では思っていても、体には風邪をひいている反応が出ますし、咳や喉の痛み、頭痛、鼻水、発熱が風邪だとは限りません。

自分ではストレスは無いと思っていても体がストレスを感じている事も良くあります。自分の思っている自覚と体の中は一致するとは限らないんです。

その最たるものががんでしょう。何の自覚がなくても体の中ではがんが進行しているかもしれないのですから。

そうならないためには、日頃免疫力に注視して予防に努める事が大切ですね。何でもない時でも免疫力や生命力が低下している事が良くある事ですから。

喉のつかえ、息苦しさ

喉がつかえる感じを経験した事がありますか？何かが喉に引っ掛かっているというか、一生懸命せきばらいをしても、何かが詰まっている感じが取れないことってたまにありますよね。

そういう時って喉そのものに原因がある事よりも、他から原因している事が良くあります。まずは心臓が悪い場合も良く喉に違和感を感じます。喉が心臓に関係するとは夢にも思わないので、発見が遅くなりがちになります。

次に病院ではまず指摘されないと思うところに延髄があります。延髄は呼吸に大きな影響がある為、延髄の機能が低下すると喉に息苦しさや異物感を感じます。

延髄の機能は、腫瘍や腫れでもない限り、病院の検査では異常が現れにくいので、まず発見されません。

しかし延髄の機能が低下している事が良くあります。見た目だけではわからないのが延髄です。

延髄は生命維持に重要な働きをしている為に、機能が落ちると重大な症状を引き起こします。そして少しでも機能が低下すると喉の違和感や呼吸が苦しくなる事があります。

西洋医学では調べられない事がわかるのが五眼遺伝子療法です。

夢占いって？

夢占いと言うものがありますが、夢は基本的にその人の深層心理を写し出しています。不安な夢や怖い夢を見る時は、文字通り何かに不安や心配事のある時です。

例えば歯が抜ける夢や髪の毛が抜ける夢は、そのまま歯や髪の毛の事を気にしていることです。抜けたらどうしよう、抜けてほしくないという心配が夢に現れるわけです。

久しく合っていない友人が夢に出てきたら、その友人の事が気になっているはずですし、何でこの人なんだろうと思うようなまったく予想もしない人が出て来たら、それは気にしていないつもりでも、心の深いところで少しでも気になっているのだと思います。

夢はその人の願望や心配している事、不安に思っている事、こうなってほしくないことなど、どちらかというとマイナス的なことが表れる事が多いので、夢によって自分が何に恐れているかがわかります。

また、たかが夢くらいでと言えないのが、皆さんもお分かりと思いますが、怖い夢を見れば冷や汗も出ますし心拍数も上がり呼吸も荒くなります。毎晩のようにそのような夢を見れば体に良くないわけです。つまり夢も起きている時と同じように自律神経や血管や内臓にも影響してしまうのです。

健康と直結するのですから、できれば楽しい夢や良い夢を見たいものですね。

笑うことで健康に

笑う門には福来る。笑いに勝る良薬なし。一笑一若。笑いが入ることわざには良いものばかりです。

なぜ笑う事が良いのか？と言えば、もちろん笑う事によって脳からからだに良いホルモンが出るように命令が出されます。当然病気になりにくくなりますし、病気になっても回復が早まります。

そしてそれだけではなく、良い波動エネルギーを受ける事が出来ます。波動は自分のレベルに同調しますから、自分が暗く沈んでいたり泣いてばかりいれば、それに見合う波動を呼び込んでしまいます。

踏んだり蹴ったりと言った悪い事が続く時は、波動レベルが下がっている時です。

６０兆と言われる私たちのからだの細胞も波動によりエネルギーを受け取っています。笑う事によって６０兆という細胞のエネルギーが高まるか、それとも暗く沈んで６０兆の細胞のエネルギーが弱くなってしまうかでは天と地の差が出来てしまいます。

病気にならない、なりにくい、なっても治りを良くするには、笑いと前向きな心が波動エネルギーを高め、細胞に力を与えてくれることは間違いないでしょう。

要は笑いの溢れる生活は、健康と幸運を与えてくれると言う事でうよね。

悪ふざけもいい加減に

ブログ、フェイスブック、ツイッターなど情報を発信する機会が増えたことにより、この頃常軌を逸した行動をするおバカ者によって店を閉めなければならないケースも出てきました。

ローソンではアイスクリームケースの中に入り込んだり、餃子の王将では素っ裸でカウンターのいすに座る画像が掲載、今度は多摩市のそば屋で食器洗浄機の中に入り男子学生が「洗浄機で洗われてきれいになっちゃった」などとツイッターに投稿したもようです。なんとそば屋が閉店に追い込まれ破産したということである。

単なる悪ふざけのつもりが、取り返しのつかない事態を引き起こすことを肝に銘じるべきである。いまや携帯普及率は限りなく１００％に近く、誰もが持っている時代、確かに便利なのはわかるのですが、その弊害も少なくないようです。

かっては一家に一台しかない電話で友人を呼び出すにも相手の親御さんを通さなければならなかったので、ある程度交際範囲が見えていたものです。目上の人と話をしなければならないから、自然と礼儀も身に付いたものです。

いまは家にいても誰とも会話せず、パソコンやスマホで事足りてしまう時代ですから、便利になった半面、その代償も大きいでしょう。なんだか私は昔が懐かしく思えるのですが、とし？でしょうか。

だって以前は携帯などなくても普通に暮らしていられたんですものね。まだ私の携帯はガラケーですが、いずれスマホに変えさせられるのでしょう。なんだかあんまり尻を追っかけれるのも嫌なのですが。

最近ではゲームなどスマホの依存症も増えてきたそうです。年頃のお子さんを抱えている家では大変だと思います。

単なるノリで後のことも考えずにやると大けがをしますから、慎重に考えることが必要ですね。

突然のおう吐

いままで普通にしていたのに、突然吐き気がして吐いてしまった。一瞬脳の病気だろうか？と思いますが、風邪のウイルスでも良くある事です。

急に吐き気がして吐いてしまう、そんな事が一日に２～３度続いたと言う女性を診ました。原因は風邪なのですが、風邪が副交感神経を失調させていました。そのうえ自律神経をコントロールする脳幹と間脳も上手く働かなくなってしまった為に、胃腸・肝臓・すい臓などの消化器系に影響してしまいました。

もちろん急なおう吐は脳の病気も疑わなければならないのですが、脳の血管の場合、めまいや頭を金づちでたたかれたような猛烈な頭痛を伴う事がありますから、単純な吐き気やおう吐は胃腸が原因の場合が良くあります。

そして何の前触れもなく突然の痛みや吐き気、下痢なども風邪のウイルスの仕業の場合が多いので憶えておくとよいかもしれません。

ぶつけた覚えもないのにとか、何もしていないのに手首や肩や膝が痛くなったなんて事も、風邪から来る事が良くあります。

その場合、風邪が治った後に弱ったところをそのまま放っておくと、後で持病になる事や大きな病気に繋がる事がありますので、やはり定期的に体の状態をチェックしておく事が大事ですね。

貧血と頻尿

女性がなりやすい病気に貧血があります。貧血は良く鉄分の不足から起こると言われていますが、それだけでしょうか？

他にも女性は月経などによる出血のため貧血になる場合もありますが、先日貧血で病院に行かれた女性の方が、鉄分注射をしたほうが良いのかどうか迷っているのですが、どうしたら良いでしょうかと聞いてこられました。

この女性は貧血と頻尿の症状があるのですが、まずは貧血の原因を探らなければなりません。そうすると、女性の赤血球と血小板に異常反応がありました。異常反応とは正常な機能を果たしていない状態と言えます。

当然腎臓の働きも低下していて、血流が悪く自律神経のバランスが乱れているのが原因でした。

頻尿のほうも腎臓・尿管・膀胱の泌尿器系の働きが、交換神経と間脳の影響を受け低下していました。

そして腎臓・尿管・膀胱に関係する背骨の胸椎１０番の歪みもありました。

これらのすべての原因は風邪のウイルスなのですが、つまり風邪をひいただけでも誰でも貧血になる可能性があると言う事ですよね。

私は風邪が原因でおきた貧血だから、鉄分注射はしなくても良いのではと助言しておきました。何故なら鉄分の不足で起きているわけではないからです。

同じ病名や症状でも原因によって対処の仕方は違ってくるはずです。一番大事なのは何がそうさせているのかを知る事なのです。

貧血でも薬や注射をせずに治す事が可能なのです。

夏の疲れと疲労

台風がひとつ過ぎると秋の空気にがらりと変わりますね。この時期は夏の疲れが出るから気をつけたほうがいいと時々耳にしますね。

そのせいなのか、日頃の疲れなのか、最近疲労による体調不良を訴える方が増えています。気候も多少影響はするでしょうが、基本的には日常的な疲労をため込む方が多いですね。

特別にそんなに疲れているとは思わないと言う方が多いのですが、結構からだは正直ですからね。６０代の女性の方ですが、右肩と右のふくらはぎに異常反応が出ていたので原因を診て見ると、肝臓の働きが低下していました。極普通に生活していると思っている方が、疲労が原因で肝機能が落ちてしまうのですから、誰でも気をつけなければなりませんね。

もうひとり、ご主人が難病を患い長く看病されている女性なのですが、やはり疲労が自律神経を失調させ、ホルモンのバランス、動脈静脈の血流、脳幹、胃腸、肝臓などの働きを低下させていました。

毎日の日々の積み重ねが、長い間疲労で蓄積されるといろんな形で体に影響されるものです。

早め早めの休養と肉体のケアを忘れずに元気で過ごすことが、家族みんなの幸せに繋がるのですから、無理は禁物ですよ。