奇跡の扉

今までにない新しい治療法で確実に成果を出しています。安全、無痛、無害の遺伝子療法です。

がんワクチン

2012年02月06日 | 健康
今朝のNHKの「あさイチ」で、がんワクチンの話をしていました。がんワクチンとはワクチンというと、インフルエンザやBCG、最近では子宮頸(けい)がんなど病気を“予防”するものが知られていますが、“治療”するワクチン。自分の持つ免疫能力を活性化させ、がん細胞を攻撃します。副作用が少なく、延命効果が認められるのが特徴です。

これが本当に効果があるとしたら非常に朗報ですよね。番組ではすい臓がんでこれ以上治療のしようが無いと言われた30代の女性の例を紹介していましたが、すい臓は摘出してしまいましたが、肝臓に転移した腫瘍はワクチンで1年4カ月後に消えていました。

もう一例、40代の男性で、肺がんで余命2ヶ月と宣告されましたが、がんの縮小と脳に転移した腫瘍も抗がん剤との併用でほぼ消えていたそうです。

副作用がなく注射をするだけですから体の負担が少ないことは大変良い事だと思います。是非早い普及を望むと番組内でも言っていました。私もがんに苦しむ患者さんにとって、良い効果が現れるならば、どんな方法であれ一刻も早い普及を望むところです。

ただしです。こういった番組は良いところだけしか強調しないところに問題があります。まず上記のお二方のような例は稀で、いまのところがんワクチンを使用してもすい臓がんによる6カ月後の生存率は、45%、12カ月後の生存率は10%という結果です。1年後には10人のうち9人が亡くなると言う結果はどう捉えたらよいでしょう。

それに誰でもがんワクチンを受けれると言うわけではなく、がんの種類・進行度・白血球の型、数・リンパ球の数・治療歴・期間・人数などかなりの制約があり、それに治療費も高額で簡単ではなさそうです。

そして延命効果ではなく、治癒効果と早く言ってもらいたいものです。私個人としては、がんワクチンに五眼遺伝子療法による免疫力向上が加われば、かなり治癒率が上がると考えるのですが。
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