奇跡の扉

今までにない新しい治療法で確実に成果を出しています。安全、無痛、無害の遺伝子療法です。

風邪からがんに?

2012年02月03日 | 健康
今朝も寒かったですね。千葉でもここのところ氷点下が続きます。大雪が降っている地方の皆さん大変ですね、気をつけてくださいね。

インフルエンザも流行っています。うがいや手洗いの励行に努めましょう。インフルエンザを風邪の一種だと思われている方も多いでしょうが、インフルエンザは風邪ではなくインフルエンザウイルスと言うウイルスです。ただ風邪と似たような症状が出るのですが、風邪以上に重篤な症状が出やすいウイルスです。

風邪にしてもインフルエンザにしても症状が落ち着いてしまえばやれやれ一安心と言いたいところですが、そうばかりも言ってられません。いつも風邪をひいた方の体を診ると必ずと言っていいほど後遺症を残します。後遺症とは風邪のウイルスが体の中に入った時に内臓や血管・遺伝子などに傷を残してしまうことです。例えば風邪をひく前は何でもなかった血管が、風邪をひいた後に傷つき流れが悪くなってしまったりします。その後風邪は治っても血管の傷はそのまま残りますから、流れが悪い状態が続けば知らないうちに病気の引き金になって行くのです。

意外に知られていませんが、風邪やインフルエンザがきっかけでがんになる事さえあるんですよ。がんは発がん遺伝子と抑制遺伝子という二つの遺伝子の異常によっておこります。この二つに遺伝子が正常な働きをしなくなった時がんが出来てしまいます。がんを治すにはこの二つの遺伝子を正常に働くようにしてあげればよいわけです。

それにがんは免疫力の低下が引き起こす病気ですから、もちろん免疫力を上げてあげなければなりません。がんになる方は一人の例外も無く骨髄の機能低下が見られます。昨日のブログでも書いたように骨髄から生まれてくる白血球やリンパ球が弱ってしまってはがんと闘えないのです。がんの再発を繰り返す方を診ると必ず骨髄が弱ってしまっています。いくら手術によって悪い部分だけを切り取ってもがんを抑える免疫力を強くしなければダメなのです。

お酒もたばこもやらないのにどうしてがんにと言う方がいらっしゃいますが、風邪をひいてもがんのきっかけになるのですから、私たちががんにならない為には定期的に免疫力を最良の状態にしておくほかないのです。
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