奇跡の扉

今までにない新しい治療法で確実に成果を出しています。安全、無痛、無害の遺伝子療法です。

終末「胃ろう」に波紋より

2012年02月04日 | 日記
昨日の新聞に終末胃ろうに波紋と言う記事が載っていました。「胃ろう」とはお腹に穴をあけ管を通し、胃に直接栄養剤を注入する事です。日本老年医学会が高齢者の終末期医療において、胃ろうの中止も選択肢として考慮する必要があるとの見解を示しました。

その背景には「胃ろうをつけて本当に良かったのか?」そんな思いにとらわれる方が多いからです。認知症でほぼ寝たきりで意思表示もできないまま、人工的な栄養によって生きながらえている。果たしてそれが本当に幸せな事なのか、本人がそれでも生きていたいものなのか、食べられなくなった時に胃ろうをつけるかどうか、医師や家族が直面する大きな問題です。

そんな中日本老年医学会は胃ろうや人工呼吸器などについて、「差し控えたり治療からの撤退も選択肢として考慮する必要がある」と初めて言及しました。

胃ろうの利点は、栄養状態の改善効果が高く、つけることによって体力が戻り、再び口から食べられるケースもあるとされるが、何とも腑に落ちないのは、医療機関の事情によるところも多く、経営の面から入院日数を短縮したい医療機関側が、まだ口から食べる事の出来ない患者を早期に転院させるために胃ろうを作ったり、食事介助の手間や誤嚥のリスクを嫌う介護施設が、入所者に勧めたりするケースも多いと聞きます。

医療機関の都合で胃ろうをつけさせられるとは、甚だ許し難い事だと感じます。何よりも患者さんの利益を第一に考える事が真の医療ではないでしょうか。手前都合で患者さんに苦痛を与えるとは言語道断です。

私が思うに、世の中には切らなくても済むという手術がいくらでもあります。切らなくても治ると言う治療法もあるのです。それを試してからでも遅くは無いと思います。その情報を得るためにアンテナを張り、いかにして探し出す。その努力はしなければなりません。
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