奇跡の扉

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自覚症状なし=健康?

2016年04月05日 | 健康
「調子はいかがですか?」と患者さんに尋ねると、「特に気になるようなところはありません。体調は良いですよ。強いて言えば肩が少し凝るくらいですかね。」と、自覚症状が殆ど無い人がいます。

[自覚症状なし=健康]と果たして本当に言えるのでしょうか?

がんになる方の多くは、最初はほとんど自覚症状がありません。検診や何らかの症状が出て初めてがんと気づくのです。ですから自覚症状なし=安心ではないのです。

自覚症状が無くても体の中ではいろんな事が起きています。上記の「強いて言えば肩が少し凝るくらい」と言う女性を診てみますと、胃、十二指腸、小腸、大腸、肝臓、胆のう、すい臓、脾臓など、消化器全体の働きが低下していました。

その原因は、先月のお彼岸に知り合いのお寺のお手伝いに、二日間借り出されていたからです。特に重労働をしたわけではないのですが、疲労が溜まり消化器の働きを低下させたのです。その影響から少し肩こりを感じたわけです。

大した自覚症状がないのに、内臓はこれだけ働きが弱められていたのですから、これが継続して続けば病気に変化していくでしょう。

つまり自覚症状がないからと安心するのではなく、自覚症状が無くても定期的に自分の体の状態を診ておく事が大切なのです。

生命力はどうか、免疫力は大丈夫なのか、どこか働きが低下しているところはないか、血流は悪くないのかなど、早めにチェックして病気を予防する心がけが大切なのです。
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