趣味の小箱

ばあーばの気儘な部屋
 「人生に計画をたててはなりません」ヘッセの手紙残像となる

大入日(俳句)

2006-02-02 13:48:45 | 俳句
大入日

立つ音の高低はげし置き炬燵

大地震の夢おろおろと霜の朝

枯れすすき幼き頃を語り合ひ

鳴き交わす烏東へ冬の明け

大入日濃オレンジの冬に入る
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3 コメント

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いいですね (つらつら)
2006-02-03 09:43:06
俳句もされてるんですね。何の脳もない私は

うらやましいです。その場その場の情景が目に浮かびますね。

5句目の大入日・・・の意味がわからないので教えていただけませんか?全然知識が無くてすみません。
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つらつらさんへ (atuko)
2006-02-05 11:53:51
いえいえとんでもありません

60の手習いで始まったばかりの1年生の俳句です

俳句歳時記を調べながら、辞書を引きながら

悪戦苦闘です。



大入日・・・の句ですが

これは庭で友達と話しているときに

太陽が沈んでいくところでした、その太陽が

とても大きく、濃いオレンジ色でとても美しいものでした。“冬に入る”・・・は季語としてある言葉ですが、これから厳しい冬がくるんだなあーと言う思いでした。



今年は寒さが厳しくてこちらでも、まだ梅が咲いていません、水戸では少し咲いたようですが

まんさくの花や蝋梅などを見ると春近しの感で嬉しいですね。
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有難うございます (つらつら)
2006-02-05 12:48:44
何だか情景が眼に浮かびます。いくつになっても勉強は

大切ですね。でもあの短い文のなかに情景を凝縮する技は

すごいです。また、見せて(読ませて)くださいね。



熱海でやっと咲き始めたそうですので遅いはずです。

でももう、少しですね。

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