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ばあーばの気儘な部屋
 絵手紙と写真を楽しんでいます。

救命の連鎖(Chain of survival)

2007-08-19 12:00:19 | つぶやき
 「救命の連鎖」ということを皆さんご存知でしょうか!
きのう、「あなたの大切な人を助けるのは、あなた自身です!」
という医師会の市民公開講座を聞きました。
そこで、初めてこの言葉を知りました。

 それは、傷病者の傍らにいる人(バインスタンダー)が
早期通報(119番)、早期心臓マッサージ(CPR)、早期除細動(AED)
そして早期2次救命処置と4つの輪を強固につなぐことが救命率の改善に
つながるということです。

 市民の協力を得る「バインスタンダーCPR」が
行われると生存率は1.4倍高いということです。


  スライド画面を写したので見ずらいかも知れません。


 「水戸地区における救急医療の実態」と題した講演に続いて
救急現場のデモンストレーションがありました。
2つの場面があって、一つは家庭で夫が突然心臓や呼吸が
止まってしまった。という場面です。


  傍らにいた奥さんが119番通報をして、救急救命士の口頭での指示に従って心臓マッサージをしているところです。


  救急救命士が到着して、心臓マッサージ、除細動の処置を行い、同時に救急病院へ連絡して病状を伝え、受け入れを頼むところです。


  病院へ搬送、その救急車の中でも心臓マッサージが続けられています。


  病院へ到着して、病院でも心臓マッサージが続けられ、点滴や必要な処置を行い心臓が徐々に動き出し正常になる。


 
  演技とはいえ病院の日常の場面を再現してくれて、ドラマのシーンを見ているような逼迫した空気が伝わってきました


 二つ目は、乗用車にバイクが衝突して転倒、重症を負う場面です。


  乗用車の運転手が119番通報して、救急救命士の指示で、負傷者の状態(呼吸をしているか、出血があるか)を確認して、出血のある部位をタオルなどで圧迫して救急隊を待つ。救急隊が到着して、マニアルに従って、ヘルメットをはずし、頚椎を保護する処置をする。
脊髄をいためないように、3人の救急隊が呼吸を合わせてタンカのような器具に乗せて固定する。同時に病院に連絡して、必要な処置の指示を受け、病院の受け入れを頼む。


  病院に到着して、救急救命のマニアルの手順ABCDEに添って医師が負傷者の状態をチッエクしながら処置をする。

「私が誰だかわかりますか!」「北島三郎」「こりゃ!だめだあ!もうろうとしている」しばらくしてまた負傷者に質問する、「私が誰だかわかりますか!」「氷川きよし」「よし!大丈夫!」などというジョークも交えながら笑いをとったりしながらの演技で医療スタッフもなかなかのものでした。

全国統一した救急救命のマニアルが作られているので、何処の救急隊、どこの病院に行っても同じ手順で処置が行われるということです。

このデモンストレーションでも、様々なところから来た救急隊員、医師、看護師でデモスタッフを組んで行われました。舞台での演技でしたが、息をのむ思いで見ていました。このデモンストレーションを見てつくづく救急救命講習を受け、心臓マッサージの方法、除細動器(AED)の使いかたなどを学んでおくべきだと思いました。

 

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11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
同感しました (みなこ)
2007-08-21 08:07:03
教習所で少し講習した事がありますが、これを読みつくづく人の命の大切さを痛感しました。
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みなこさんへ (atuko)
2007-08-21 15:34:27
こんにちは
茨城県の救命率は全国平均のワースト2だそうです
埼玉県がワースト1で先進地は札幌だそうです。どこでこんな差がでるんでしょうね。
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勉強 (aki)
2007-08-21 16:12:05
こういう大事なことをいざと言う時のために普段から
勉強しないと駄目なんでしょうね。
救急車が到着するまでが一番大事な時間ですよね。
もっとこういう講習があってもいいと思います。
舞台での実際の演技だからこそ緊迫感もでますね
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アルバム (aki)
2007-08-21 16:22:15
atukoさん、私のブログでコメント下さったお返事
gooメールでお知らせしますね。
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akiさんへ (atuko)
2007-08-21 17:06:33
akiさんこんにちは
講習会があったら受けてみたいと思います。

メールをありがとうございました。
早速ホームページを見ました
難しそうですが、勉強してみます。
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忘れてしまう。 (つとむ)
2007-08-21 17:17:24
心臓マッサージの方法、除細動器の使い方とか、研修でやりましたが、時々の研修では、よく覚えられないし、忘れてしまいます。こういう訓練は、頻繁にやらないと身に付かないものですね。
機会があれば、個人的のも、講習など受けてみたいと思います。
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私は~ (ぴあのん)
2007-08-22 13:17:18
日赤の救命講習を受け、資格を持っています。
幼児、成人、それぞれに処置の仕方は少し違います。
大切な命、最初の心臓の一押しで決まると言われました。普段心マッサージなどする事はないので
忘れないように練習をしますが、いざ、場面に
直面した時に出来るかどうか~心配です。

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もう一度 (aki)
2007-08-23 23:23:22
再度メール出しました。
見てくださいね。
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つとむさんへ (atuko)
2007-08-25 14:23:59
こんにちは
そうだよね、一度や二度講習を受けても
忘れてしまうよね、確か講習を受けると
終了証をくれると思うんだけど
3年ごとに更新だったような気がします。
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ぴあのんさんへ (atuko)
2007-08-25 14:32:15
こんにちは
私も以前心マッサージの講習を受けた事が
ありました。一度でも講習を受けて
形だけでも覚えておくと
今は、救急救命士の方で、電話で口頭で
教えてくれるそうです。其の指示通りに
して、救急隊の来るのを待てばいいようですよ。
でも3年ごとくらいには、講習を受けておくと
いいですよね。
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