趣味の小箱

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 「人生に計画をたててはなりません」ヘッセの手紙残像となる

入院日記

2007-11-25 14:54:47 | 俳句
11月10日(土)から約二週間狭心症で入院してしまった。
狭心症の痛みは15分~20分で通常治まっていたのに
この日は、強い痛みが治まっても、鈍痛が残り
治まりそうもなかったので、とりあえず掛かりつけの
病院へ行った。診てくれた先生が入院しましょうと
言うことで、そのまま入院になってしまった。

毎日退屈だったので、とりあえず俳句を作っていた。
其の俳句を書いてみます。


   



11/15 夜の病室暖房消して二人部屋

11/16 心電図帰りの廊下寒椿

    病室の鏡に映り冬の雲

    病室の人とおそろいちゃんちゃんこ

    湯豆腐鍋覚めて食べそこなりにけり

11/17 鮭の卵絞れば個々の粒となり

    花火上がり町民祭の小春かな

11/18 心電図胸に貼り付け初冬の夜

11/19 病棟の廊下は静か冬銀河

    内ドアも木枯らし一号たたくなり

11/20 心カテの血管冬木のごとくなり

11/22 屋上はパイプの眩し春日和

    冬晴れやくじら雲ひとつ行きにけり

11/23 蘇生の音聞き入る深夜冬に入る




コメント (6)
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