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四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

舞鶴港におけるLNG基地とガスパイプラインについて質問

2020年10月12日 | 京都府議会

 12日㈪、午後から決算特別委員会府民環境部書面審査

 質問「舞鶴港におけるLNG基地と北近畿ガスパイプライン構想」について。

 京都府平成27年頃から、この構想実現を目指しており、同年9月兵庫県と共同で「北近畿エネルギーセキュリティ・インフラ整備研究会」を立ち上げ、同時にアラスカ州との間で「エネルギー資源に関する協力の覚書」を調印した。

 また平成28年1月には近畿ブロック知事会(福井、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、鳥取、徳島)「日本海側におけるエネルギーインフラの整備に関する提言」発表している。

 同年2月に発行された「きょうと府民だより」では特集記事「クリーンエネルギーで日本海側から京都を強く」を掲載し、「舞鶴港をLNG拠点基地として整備計画」「舞鶴~兵庫県三田間にガスパイプラインを構想」などが打ち出され、京都北部には大きな期待感が広がった。日本海側のメタンハイドレート活用にも期待が膨らみ、当時の山田知事「北部をアラブにしたい!」とおっしゃっていた。

 平成29年末頃から、私も舞鶴市選出の池田正義府議も何度もこの計画推進について質問や要望を繰り返しているが、京都府からは色よい答弁がほとんどない、トーンダウンしているのではないか?問い質した。

 これに対し、エネルギー政策課長からは「私たちは当初の思いと何ら変わっていない。実現に向けて、幅広く企業の皆さんからの情報も得ている」との答弁があった。

 あわせて、この案件は大きなプロジェクトであり、元々、知事の肝いりで始まったものでもある。課長や部長だけでは荷が重い案件であり、副知事のお考えは?と質したところ、山下副知事から「南北格差解消という意味もあり、推進に向けて引き続き努力する」との力強い答弁もあった。

 実現に向けて動いている事業者からの着実な進展状況も聞いている。ぜひ実現に向けて、共に頑張りましょう!締めくくった。


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