四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

自民党政調会

2019年05月29日 | 京都府議会

 29日㈬は朝から京都へ。10時から自民党府議団政策調査会の勉強会に出席した。6月議会で上がってくる案件、また今後、府議会に上がってくる案件についての説明を受け、意見交換を行った。

 10時~15時半で行われたが、30名も所属する議員団でのこの方法では無理があると感じた。質問する時間も限られており、むしろ小会派の方が時間を取ってやり取りできているのではないだろうか?

 総務部会では、府庁挙げてのキャッシュレス化への取り組みが遅くて時代の流れと合っておらず、事務効率も上がっていない、またクレジットカードで支払うと手数料は納税者負担となるため、これではカードで支払う人が増えることにもならない、という点を指摘

 商工労働観光部会では、産業人材活躍プロジェクトについて、今からIT人材を育成するには時間がかかる、1年や3年というスパンよりももう少し長い期間をかけて人材育成に取り組むべき、ダブルワークも含めて補助対象にしないと、今、社会にはそんなに余っている人材は多くない指摘

 建設運輸部会では「新たな京都の道づくり計画」について、市町村の道路整備との整合性を質問し、市町村を通して住民の意向をよく聞いてほしいということと、未開通・未整備区間についてメドが全く立っていないのであれば、これからさらに数十年待たせるよりもとりあえず軽トラでの通行くらいは可能にする整備とか、何か前に進める必要もあるのではないか指摘

 新総合計画については、良いことばかり書いてあるが、現実には京都府には悪い点もある、両方を書くことによって計画に現実味が出てくるこれでは夢みたいなものにしかならない、これから日本が伸びるためにはIT人材の育成が最も重要、GAFAのような企業を京都から生み出す気概を計画に書き込んでほしい、シリコンバレーになれる素地が京都にはある、「ITを活用」するのではなく、「新しいIT技術を創造」する側に日本や京都は回るべきだと意見を述べた。

 自民党府議団政策調査会の役員改選もあり、池田正義政調会長の下で今年度から政調副会長を務めることになり、引き続いて、農林水産部会長を兼務することにもなった。

 

 夕方からは顧問を務める京都府LPガス協会総会懇親会に出席。南丹市・京丹波町選出片山誠治議員は家業がLPガス事業者であったため、府議を代表する顧問になっておられ、私も1期目の時から顧問にならせていただいている。LPガスの供給地域は郡部に多く、郡部の議員が他にも顧問に名を連ねている。

 綾部からは寿産業の丸岡さんやツバメガスの松下さんらが来ておられた。懇親会の冒頭議員は挨拶させていただいた。

 

 綾部に戻り、夜は相根一雄前市議エネコホールディングス㈱守随治雄営業本部長を紹介していただき、一緒に食事をした。守随さんは元々、相根さんと同じ建設コンサルの業界におられて、最大手の企業にお勤めだったそうだ。

 エネコホールディングス東京本社で山梨県にプラントを持っておられるが、水と油を完全融合させる技術開発に成功されたということであり、本当に実用化されると大きなエネルギー革命が起こる。


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