四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

日本人

2008年02月11日 | 論評・研究

 昼にITビルに行き、日本会議主催の「建国記念を祝う綾部市民のつどい」を手伝った。
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 評論家の呉善花さんが「日本人のアイデンティティ」と題して講演された。

 日本人と韓国人は顔が似ているが、習慣などはずいぶん違いがある。
 日本では茶碗を持って食べないと行儀が悪いが、韓国では持って食べると行儀が悪い。
 日本では鍋をする時はいったん取り皿に取らないと行儀が悪いが、韓国には取り皿はないらしい。直接、鍋から取って食べるそうだ。

 そういう違いが、似ているがゆえに気になってくるのが、日韓関係だということだった。

 日本語には「受け身」の表現があるが、韓国語にはないそうだ。
 日本語では窃盗にあった時には、「泥棒に入られた」と言うが、韓国語では「泥棒が入った」となる。また、奥さんと離婚した場合に日本語では「嫁さんに逃げられた」と言うが、韓国語では「奥さんが逃げた」と表現するそうだ。「逃げられた」と「逃げた」では、ずいぶん印象が違う。
 「逃げられた」と言うと、奥さんだけが悪いのではなく、旦那さんにも逃げられるような事情があったという印象になる。

 「相手だけが悪い」とならないのが日本人の美徳だが、それだけでは外交は難しいので、自らの主張をしっかりした上で、仲良くしていく道を探るのが良いのではないかというお話だった。

 うまくまとまっていて、良い話だった。

 横田夫妻も拉致問題解決に向けての訴えをされた。糸口が見えにくくなっていて、お二人とも疲れておられる様子だった。「娘に会いたい」という親の心を北朝鮮はなぜ何とかしようとしてくれないのか。

 終わった後、日本会議の皆さんと自民党からスタッフとして参加したメンバーとで、交流会をした。


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