ジェンダーからみるカンボジア

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500人の村人に殺害されたレイプ加害者

2013年11月12日 | カンボジアで感じたこと

 

学生たちに、クラスで分析するために、9-10月にカンボジアで発生したレイプ事件の記事を集めてきてもらったら、あつまるあつまる・・・・・

何人かは同じ記事をあつめてたなかで凶悪だったのは、プチュンベンの時に、コンポンチャムで夫が娘23歳をレイプして殺害して、さらに妻まで殺害したという事件。

レイプされた大学に通う娘は、妻が離婚した夫との子どもで、犯人とは血縁関係はない。犯人は、娘を守ろうと止めに入った妻まで殺して、そのあと、近所の人に妻の体の一部を切り取ったものを見せて殺害したことを大声で話したらしく、この事件が恐ろしいのは、近所の人がこの犯罪者に石とかをなげつけて殺してしまったという結末。

↓学生たちがスライドで見せてくれた犯人の写真

犯人殺害のために使われた武器もいろいろ撮影されていたのだけれど、おのとかなたとか、なんとも農村チックなのである。こういう写真、カンボジアにいるとしょっちゅう目にするけれど、クラスで何度も見てると、なんだか感覚がマヒしてくるのである。

学生たちの意見は、この事件は、加害者が罰をうけて殺されたからよかったというもの。

人権教育、まだまだ継続するしかないなあ、大学の学生でも人権の基礎がわかってないいんだものなあ。

 

 


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