気まぐれ日記

カメラを持って、花を主とした写真を撮っています

京都(3) 金戒光明寺

2011年01月18日 | その他

1月10日の観光バスが3番目に訪れたのが、この金戒光明寺です。京都の人たちからは、「黒谷さん」とも呼ばれているお寺です。春日局が建立したとされ、「崇源院(お江)」の遺髪を納めた供養塔があります。

このお寺の本堂ともいえるのが、この「御影堂(大殿)」ですが、現存のこの建物は、昭和9年の火災で全焼し、その後昭和19年に落慶したものです。堂内の柱は、十分乾燥させる時間的余裕が、戦時中という外的要因のみではなく、無かったためと思いますが、かなりひび割れが目立っていました。次の写真には、白いゴミのようなものが目立ちます。これは、折からの粉雪が写り込んだもので、ゴミではありません。

次の文殊菩薩像の写真は、普段は三代将軍秀忠の菩提を弔うために建てられた三重の塔に納められている本尊です。昨年もこのお寺で拝見したように思います。特別の行事のために移動して、拝観させてくれているようです。

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京都にて(2)

2011年01月17日 | その他

妙心寺 麟祥院(りんしょういん)です。この妙心寺には、過去にも観光バスで連れて行っていただいています。一度は「山内一豊の妻」のお墓で、もう一度は山門です。

今年は、江の長男である徳川三代将軍家光が、乳母である春日局の追福を願って建立した寺院を拝観させていただきました。この寺院が、妙心寺麟祥院です。次の写真は、今年の冬の旅宣伝用ポスターに取り入れられた、春日局の像です。

写真の取り方が良くなかったですが、次の写真左方の建造物が、後水尾天皇が春日局に下賜した仙洞御所(せんどうごしょ)の釣殿(つりどの)です。春日局逝去後、二条城より移築され、局の木像が安置されている御霊屋(おたまや)です。上の写真に使われているのが、この御霊屋に納められている木像です。

麟祥院の門を入ってすぐ右側にあるお稲荷さんです。想像ですが、春日局にちなんだ銘々なのでしょう、春日稲荷と扁額には記載されています。

この麟祥院には、海北友雪(かいほうゆうせつ)によるの水墨図の「雲龍図」や、「百椿図屏風」などがありますが、当然写真を撮らせてはくれませんので、ご覧いただけません。

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京都にて(1)

2011年01月16日 | その他

先週日曜日9日から早一週間が過ぎました。ようやくブログを書く気になった、と言うところです。今日から何日かは、京都観光について書かせていただきます。とはいえ、まわった先がほとんどお寺さんのため、ご存じとは思いますが、ほとんど写真撮影禁止となっています。と言うわけで、あまりご覧いただけるようなものは多くはない点を、まずはじめにお断りさせていただきます。

10日には、「江~姫たちの戦国~」と称した「みやびコース」と言う観光バスを利用させていただきました。この日の京都は、時々粉雪が舞ってはいましたが、大半の時間は青空も広がっていました。とはいえ、この日の京都は、最高気温4.7度と、かなり寒い一日でした。

最初に訪れたのは、三十三間堂そばの「養源院」です。このお寺は、豊臣秀吉側室「淀殿」が、父・浅井長政追悼のために建立し、後淀殿の妹で徳川二代将軍秀忠の正室「江」によって再建されたお寺です。また、江の娘が後水尾天皇の中宮となった「東福門院和子(とうふくもんいんまさこ)」であったため、この養源院のあちこちには、豊臣の桐、徳川の三つ葉葵、皇室の菊が描かれている、と言うことです。

はじめは、「お市の方供養塔」、「崇源院(江)」の墓です。

次は、現在ではあまり広くない境内の枝垂れ桜と、山桃の木です。

最後は、この写真を撮った直後に、写真撮影は禁止です、と言われたため、かろうじて内緒で撮ってしまった俵屋宗達筆の重要文化財杉戸絵「白象図」です。同じところの反対側にある「唐獅子図」は、撮ることは出来ませんでした。

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京都にて(9日)

2011年01月15日 | その他

今年も例年通り、京都へ行ってきました。でも、今年は例年とは違い、昨年大晦日になくなった「友人を偲ぶ会」への参加が、表向きの理由となっています。とはいえ、いつもの通り京都で途中下車をし、両親の墓参のため、大谷祖廟へ行きます。お昼時なので、まず先斗町の「大黒屋」さんでお昼を済ませます。私のとっては、あまり選択肢は多くはありませんで、大体「辛みそば」を頂くことが多いようです。この「大黒屋」さんの辛み大根は、「おから(うのはなともいいます)」位の、ぱさぱさしたもので、ほとんど水分を含んでいません。

大黒屋を出て、いつも通る先斗町の高瀬川沿いに、一風変わった建物に今年初めて気がつきました。昨年はなかったのでしょうか、記憶にありません。あれっと思って眺めたパトロールカーに目が行かなかったら、交番とは気がつかなかったくらいの、普通の民家のようなたたずまいです。

先斗町から歩いて10分強のところにある八坂神社の境内には、蛭子(えびす)社があり、この蛭子社も9日は宵宮と言うことで、福笹を求める参詣の方がいらっしゃいます。ここの蛭子社は、一度に一人の方しかお参りできないくらい小さなものです。

いろいろ途中で引っかかりながらも、四条河原町から祇園の一廓を通り過ぎ、大谷祖廟へと向かいます。すぐ隣の八坂神社や、円山公園とは全く異なり、静かなたたずまいのお寺さんです。ご先祖様への手向けに訪れる方は、いつもの通りです。お線香と、お花をそなへ、お香を焚き、ご先祖様に手を合わせます。

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百花園の水仙

2011年01月14日 | はな

先月と言いますか、昨年と言いますか、12月上旬に公園巡りをしてカレンダーを頂いて以来ほぼ一ヶ月余ぶりに、今年初めて向島百花園へ行ってきました。さすがにこの時期には、あまり花は見当たりません。

園内の数カ所で、水仙が良い香りをさせて咲いていました。今日は水仙をご覧ください。

また、百花園からはスカイツリーがよく見えます。タワー本体は、ほとんど完成しており、現在はTVアンテナの工事が中心となっています。今日現在スカイツリーは地上高549mだとか。

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