今年も例年通り、京都へ行ってきました。でも、今年は例年とは違い、昨年大晦日になくなった「友人を偲ぶ会」への参加が、表向きの理由となっています。とはいえ、いつもの通り京都で途中下車をし、両親の墓参のため、大谷祖廟へ行きます。お昼時なので、まず先斗町の「大黒屋」さんでお昼を済ませます。私のとっては、あまり選択肢は多くはありませんで、大体「辛みそば」を頂くことが多いようです。この「大黒屋」さんの辛み大根は、「おから(うのはなともいいます)」位の、ぱさぱさしたもので、ほとんど水分を含んでいません。
大黒屋を出て、いつも通る先斗町の高瀬川沿いに、一風変わった建物に今年初めて気がつきました。昨年はなかったのでしょうか、記憶にありません。あれっと思って眺めたパトロールカーに目が行かなかったら、交番とは気がつかなかったくらいの、普通の民家のようなたたずまいです。
先斗町から歩いて10分強のところにある八坂神社の境内には、蛭子(えびす)社があり、この蛭子社も9日は宵宮と言うことで、福笹を求める参詣の方がいらっしゃいます。ここの蛭子社は、一度に一人の方しかお参りできないくらい小さなものです。
いろいろ途中で引っかかりながらも、四条河原町から祇園の一廓を通り過ぎ、大谷祖廟へと向かいます。すぐ隣の八坂神社や、円山公園とは全く異なり、静かなたたずまいのお寺さんです。ご先祖様への手向けに訪れる方は、いつもの通りです。お線香と、お花をそなへ、お香を焚き、ご先祖様に手を合わせます。
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