1月10日の観光バスが3番目に訪れたのが、この金戒光明寺です。京都の人たちからは、「黒谷さん」とも呼ばれているお寺です。春日局が建立したとされ、「崇源院(お江)」の遺髪を納めた供養塔があります。
このお寺の本堂ともいえるのが、この「御影堂(大殿)」ですが、現存のこの建物は、昭和9年の火災で全焼し、その後昭和19年に落慶したものです。堂内の柱は、十分乾燥させる時間的余裕が、戦時中という外的要因のみではなく、無かったためと思いますが、かなりひび割れが目立っていました。次の写真には、白いゴミのようなものが目立ちます。これは、折からの粉雪が写り込んだもので、ゴミではありません。
次の文殊菩薩像の写真は、普段は三代将軍秀忠の菩提を弔うために建てられた三重の塔に納められている本尊です。昨年もこのお寺で拝見したように思います。特別の行事のために移動して、拝観させてくれているようです。
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