今回の京都観光実際上は一日目の11月9日です。この日は、観光バスで栂尾・槇尾・高雄の、三尾三山と、常照皇寺へ向かいます。
いわゆる洛北地区ですが、今年はこの時期、紅葉にはまだまだ早すぎるようです。途中バスガイドさんもそのようなことを言っていました。実際は行ってみなければ分かりません。
最初に向かったのは、駐車場の関係もあるようで、栂尾高山寺(つがのおこうさんじ)です。昨年までは、「こうざんじ」と濁っていたのですが、今年に入って、お寺さんから「こうさんじ」と濁らないで呼ぶように、と言われたとか。ここは日本最古の茶園があることと、鳥獣人物戯画を保有することでも知られています。
食事のあと、ガイドさんは高雄神護寺だけを見るように、と言います。下って登って片道500段余、無理をしないように、と言う親心のようです。あとでガイドさんがバスで尋ねていたところでは、両方のお寺さんをまわったのは、24名中私を含めて3名だったようです。西明寺へは5名お参りしたと言うことで、神護寺には行かなかった方が、2名いらっしゃったのです。
さて、この高尾地区最後に訪れたのが、槇尾西明寺(まきおさいみょうじ)です。でも、コースガイドを見る限り、拝観して戻るまで30分くらいで済むようなので、神護寺を含めて散策時間が90分くらいあるので、本当は大したことは無いのですが。
最後に訪れたのは、高雄から1時間弱さらに北にある、「九重桜」で知られる常照皇寺(じょうしょうこうじ)です。この「九重桜」は、九重の桜があるわけではなく、一重と八重の桜が同じ枝に咲くから、このように呼ばれているとか。紅葉の時期にも見所のあるお寺さんです。