先日来東京港に東京みなと祭に当たり寄港していた日本丸が、本日出港しました。19日・20日の賑わいに比べ、おそらく余り知られていなかった所為なのでしょう、見物に来ていた人は余り多くはありませんでした。前に出港の行事を見たのは、数年前の東京みなと祭最後の日だったので、見物していた人は沢山いました。
さて、タイトルの登檣礼ですが、帆船が出港するときにセーラーが帆桁にあがり、脱帽し、手を振って「ご機嫌よー」(英語では何というのでしょうね)と一斉に声を出す習慣によるものです。日本丸は帆船なので、このような出港の行事となっているのでしょう。
操帆訓練と言い、登檣礼と言い、昔からの習慣・行事が今に引き継がれているのは、良いものです。彼らの無事の航海を心から祈りつつ、出港を見送りました。