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鳩山邦夫、自民党復党も「視野に入れている」と発言

2011-06-25 09:23:06 | 現代日本政治
 何か調べ物をしていたら、たまたまこんなニュースが目に留まった。

鳩山邦夫元総務相、自民復党を視野に
2011.6.16 22:33

 無所属の鳩山邦夫元総務相16日夜〔註・原文のまま〕、東京・芝公園の日本料理店で約2時間にわたって、自民党の中堅・若手議員7人と会談した。

 複数の出席者によると、鳩山氏に対し、出席者が「自民党に戻ってきてほしい」との要請〔註・原文のまま〕。鳩山氏は「そういうことも視野に入れているから。そのときはみんなで一緒にやっていこう」と応じ、復党も選択肢の1つだとの考えを示した。鳩山氏は平成22年3月に同党を離党している。

 会合には、自民党の今村雅弘、河井克行、木村太郎、北村茂男、坂本哲志、田中和徳、松浪健太の7議員が出席した。


 はて、「坂本龍馬をやりたい」と新党結成を目指していたはずだが。

 検索してみると、先日の菅内閣不信任決議案の採決に際しては、FNNでこのように報じられたそうだが。

民主・小沢氏と鳩山氏らが参加する新党構想浮上 鳩山邦夫氏が舛添氏に打診

内閣不信任決議案に賛成する意向の民主党・小沢一郎元代表と鳩山 由紀夫前首相らが参加する、新党構想が浮上している。
関係者によると、無所属の鳩山邦夫元総務相が今週、新党改革の舛添要一代表と会談し、小沢氏や鳩山 由紀夫氏と連携して新党を結成する考えを伝え、舛添氏にも、党幹部として参加してほしいと打診したことがわかった。
舛添氏は返事を保留しており、今後の政局を見極めたうえで判断する考え。
ただ、内閣不信任案の採決で、造反議員がどのような処分を受けるのか不透明なほか、鳩山邦夫氏が、小沢氏が前面に出る形での新党結成には慎重な姿勢を見せており、実際に新党結成に向けた連携が実現するかは、流動的となっている。
(06/02 06:10)


 どう考えてもこんな新党に未来があるとは思えない。舛添が話に乗らなかったのは当然だろう。

 2月には民主党の中堅議員とも会談したそうだ。

鳩山邦夫元総務相、「党とも小沢一郎とも心中するな」
2011.2.23 23:58
 鳩山邦夫元総務相(無所属)は23日夜、都内の中華料理店で、民主党の牧義夫衆院厚生労働委員長や小泉俊明国土交通政務官ら親しい民主党中堅議員数人と会談した。出席者によれば、鳩山氏は「民主党とも小沢一郎(元代表)とも、心中する必要はない。国会議員を立派に続けろ」と話し、民主党内の内紛とは一線を画すようアドバイスしたという。



 鳩山邦夫としては、いろいろな可能性を視野に入れているということなのだろう。

 展望の開けない現状では自民復党も妥当な選択肢だと思うが、仮に復党するとなると2000年に続いて二度目のことだ。
 二度も離党し、復党した人物ってほかにいたかな。
 そして、そんな彼の居場所は今の自民党内に残っているのだろうか。

 私は鳩山一郎や威一郎にはさして悪いイメージは持っていないのだが、由紀夫・邦夫兄弟によって鳩山ブランドのイメージは地に落ちた感がある。
 太郎君も大変だ。