徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

日本の国土は、農業に適している

2007年11月19日 09時46分44秒 | 江戸時代とは・・・・・

江戸時代での平野面積当たりでは、世界一の人口を養っていたことを以前に述べました。(11月12日付け 当ブログ参照)
江戸時代の日本は、飢餓や一揆の時代だった思っている人が多いのではないでしょうか?
人口密度が高かったから飢餓が起きたとも考えられていますが、しかし、飢餓や一揆がそう頻繁に起こっている訳ではなく、常に日本の国土で当時は世界一の人口密度の人口が暮らせたのです。

これほど多くの人間を養われた理由は、日本の水田稲作が当時のヨーロッパの農業(小麦)に比べて圧倒的に収穫が多かったからなのです。

  今日の絵は、”お地蔵さん”(昆陽寺境内)F8号

手入れの良い山林の土は大量の水を蓄える天然のダムの働きをし、水田に肥料とミネラルを豊富に含んだ水を供給します。
充分な水を得るためには、水田面積の少なくとも5,6倍の水源用の山林が必要だそうです。

普通の農業では、同じ場所に同じ作業を作り続けると、生育が悪くなり、収穫が減少します(連作障害)。
が、水田稲作の場合は、水を入れ替えるため有害物質が溜まらないばかりか、いつでも少しづつ土の更新が続いているため、同じ場所に何年でも作り続けることが出来たのです。

ヨーロッパでは平均すると同じ農地面積で日本の15分の1の人口しか養えなかったそうです。
ヨーロッパは過疎で、日本が過密だった事実は、日本の農業がヨーロッパの農業よりはるかに多くの人口を養えたことの最大の証拠なのではないでしょうか?


ダイコンと豚バラ肉の炒め煮

2007年11月18日 09時08分35秒 | 気まま亭主のクッキング

ダイコンの料理がおいしい季節になりました。
おでんや鍋ものには、欠かせません。

  

今日は、そのダイコンを使っての料理の一つですが、かなり簡単に出来ます。
干しシイタケを2~3枚に切りもどしておき、そのもどした汁は、あとのダシに使います。
豚肉(バラ魂)を4~5cm角に切ります。
ダイコンは、皮をむいて少し大きめの一口大に乱切り。

中華なべにサラダ油を熱し、青ネギ、土ショウガのみじん切りを炒め、ここに豚肉を加えて強火で炒めます。

ここにダイコンとシイタケをもどした汁を加えて、アクを取りながら、酒、醤油、砂糖、塩で味付けしてしばらく煮て味を含ませます。

柔らかくなるまで煮込み、その後に水溶き片栗粉を加えてトロミを付け、ゴマ油を加えて仕上げます。
器に盛り、青ネギを散らします。
好みによって、一味唐辛子を散らしてもいいでしょう。

この料理の醍醐味は、柔らかく味のしみた豚肉とダイコンをあつあつで食べることです。


毎日が”家族の日”に・・・・

2007年11月17日 09時32分58秒 | 今日は、何の日

明日、11月18日、日本では11月の第3日曜日は「家族の日」だそうです。
11月18日はディズニーのミッキーマウスの79歳の誕生日でもあるそうです。

しかし、ミッキーマウスの誕生日を知っている人でも「家族の日」を知っている人は少ないのではないでしょうか?
内閣府が今年から設けた新しい日なのです。
制定の狙いは、少子化対策にあるそうです。

「家族のだんらんや町内会などの行事に参加し、家族や地域の人々が相互のきずなをより深める」ことで「安心して子供を産み育てられる社会をつくる」と制定の趣旨には書いてあります。

  
   今日の絵は”会津磐梯山”  F6号

記念日ぐらいで少子化に歯止めがかけられるかどうかは怪しいのですが、最近の家族像は少々、お寒い状況にあるようです。
昭和30年代の映画を見て懐かしく思うのも、深めるべき家族の絆がほころびかけているからでもあるようです。

ある本によると、家にみんないるのに4割の家庭で食卓に家族が揃わないそうです。
「家族」「だんらん」「きずな」は、音頭をとって出来るものではないのです。
人として、人間として、当たり前のことが出来ない「情けない」社会にしたのは、他でもない「人の心」ではないでしょうか?
昔の常識が、今は非常識になっているそうです。
時代とともに変化することは、悪いことではありませんが、「人の心」は、時代とともに普遍だと思うのですが・・・・・


箕面公園のもみじは・・・・

2007年11月15日 09時17分24秒 | 旅行・観光

昨日、携帯でも投稿しましたが、箕面公園のもみじは、ほんの一部を除いて、色づきにはほど遠いものでした。
”もみじ狩り”
と言うよりも、緑と自然のマイナスイオンを満喫してきました。

   
    滝の周辺は、まだまだ紅葉には程遠いようです。

阪急箕面駅から、もみじの天婦羅を揚げている多くの店屋を通り、箕面川沿いに滝までの2.8Kmを歩いてきました。
夫婦づれや婦人の団体、小学生の遠足などの人並みが続き、賑わいを見せていましたが、滝までの道中に、ちらほらと取り残されたように赤く紅葉しているもみじが、恥ずかしそうであったようです。

  
    唯一、赤く色づいている瀧安寺あたり

肝心の滝の周辺には、紅葉がなく、滝の音だけが力強く響いているだけでした。
どうやら、見頃は、師走になるのではないでしょうか?
赤く紅葉しているもみじも、もみじの先が焼けて色がくすんでいました。
紅葉せずに、落葉してしまうのではないかと思われるようなもみじも多くあり、これも温暖化の影響なのでしょうか、季節感がずれているようです。

  

帰りには、駅近くにあるスパーガーデンで温泉につかり、疲れをとりました。


FAの解禁・・・トラの補強は・・・・

2007年11月14日 08時29分56秒 | 野球・タイガース

FAとは、フリーエージェント(Free Agant)のことで、広義では自由契約選手のことで、狭義としては、特別な移籍自由の権利を持つ選手を指す言葉として使われています。

FAといえば、factory automation と言う意味もあります。
工場をコンピューターで管理することですが、ここではフリ-エージェントのことを述べます。

今年は、9人がFA宣言をしました。
FA宣言出来るのは、プロ入りから10シーズン以上、現役選手として同一球団に在籍した人は「自由選手」として所属球団から自由に移籍する権利を有する選手です。

福留(中日)、石井一(ヤ)、黒田(広)、新井(広)、小林雅(ロ)、薮田(ロ)、和田(西武)、下柳(神)の9人ですが、権利はあるのですが、FA宣言せずに在籍球団に留まるのは、岩瀬(中)、磯部(楽)の二人です。

初めて権利を行使した選手は、1993年に阪神の松永が福岡ダイエーホークスに移籍したのですが、同じ年には、落合が中日から巨人へ、そして石嶺がオリックスから阪神へきたのですが・・・・
阪神での最近のFA宣言した選手は、藪で大リーグのアスレチックに移籍したのですが、その後どうなったのでしょうか?

11月14日からFA宣言した選手と他球団が交渉することが出来ます。
広島の新井は、阪神に移籍するのが有力なようですが、福留も阪神が狙っています。
中日との残留交渉が決裂?(4年で17億)したことで宣言したのですが、移籍先は今のところ不明ですが、阪神は4年で20億を用意しているとか????

       
    涙のFA宣言した広島の新井  対照的に吹っ切れた中日の福留

FAで取得出来る選手は2選手とされていますので、阪神は、新井、福留を狙っています。
とすれば、新井は3塁手、福留は外野手で、阪神の今岡や他の外野手もおちおち出来ない状態ですが、生え抜きをも大事に育てて欲しいと思っているのですが・・・・
怪我もちの林・桜井やトレード要員と言われている濱中を考えれば、福留は是非とも欲しい選手なのでしょうが、これで若手の芽を摘むようなことがないようにして欲しいものです。

大学生・社会人のドラフトは19日に行なわれます。
この二つの選択選手によって、来期や今後の阪神の行く末が占われます。
今季、先発投手不足が取り沙汰されましたが、完投出来る投手を、今の生え抜きの投手陣から、台頭して欲しいものです。
投手は、日本ハムの金村を取りましたが、今後のトレードの成り行きも見逃せません。


「おでん」と「関東炊き」の違いって・・・

2007年11月13日 10時14分09秒 | 独り言・社会・ニュース

阪神間の気温は、昨日やっと平均気温より下がり、肌寒い日となりました。
寒くなると、鍋物やおでんが欲しくなります。
「おでん」を関西では、なぜか「関東炊き」といいます。
元来、関東の食べ物は、みな味が濃く、辛くて食べられないというのが関西人です。
その関西人が、関東生まれの食べ物をわざわざ「関東炊き」といっているのはなぜなのでしょうか?

 
   今日の絵は、「伊丹・昆陽寺、境内」 F10号

もともと「おでん」は、今とは全く違う食べ物で「豆腐田楽」のことです。
田楽の「楽」が略されたうえ、「お」をつけて「おでん」と呼んだのだそうです。

その「田楽」が「おでん」になったのは、江戸時代の末期で、味をつけて「煮込み田楽」が「おでん」に進化し、関西に伝わったのです。
しかし、その関東からの「おでん」を関西人はそのまま真似をしたわけではありません。

「おでん」のしるは、関東では濃い醤油を使うため色は濃厚ですが、味はさっぱりしてダシには昆布も使いますが、カツオブシが主役です。
一方、関西では、薄口醤油を用い、色は薄いが、濃厚な味わいがあり、ダシには主に昆布を使います。

「おでん」の具にもかなりな違いがあります。
関西では、「コロ」(鯨の背の皮・・・最近は高いのであまり家庭では使わないようですが・・・)や「牛スジ」を入れますが、関東では基本的に肉類は入れません。
関東では、「ちくわぶ」(”ふ”なのか”ちくわ”なのか?)や「つみれ」を入れます。

一応、関東から来た食べ物ということで、関西とは違いますよいうことをはっきりさせるために、わざわざ「おでん」と呼ばずに「関東炊き」と呼んだようです。
しかし、最近では、大阪の街などでは、「関東炊き」の看板が減り「おでん」という関東風の看板をあげる店が増えています。


江戸時代の人口密度は、世界一!!

2007年11月12日 09時39分52秒 | 江戸時代とは・・・・・

現代の日本の総人口が約1億2800万人で、その人口密度は、1平方Km当たり約340人です。
ちなみに、世界で一番人口密度が高いのがモナコで2万3490人次いでシンガポールの6334人日本は10位となっています。(以上は2006年度調べ)

人口がかなりはっきりと分かるようになった江戸時代の享保年間(1720年代)の総人口はほぼ3100万人と言われています。
幕末まで大きな変化がないととして、日本の国土面積はほとんど同じと考えると、当時の人口密度は、今の4分の1の約80人程度と推察されます。

今から考えるとかなり少ないのですが、当時の国際水準と比較すれば、驚くほど過密国であったのです。
これだけの人口を養えたということは、江戸時代の食糧事情が抜群に良かったと言う事ができます。

日本の国土は、平野と言われるところが極端に少なく、田畑を作って人が住める平野面積は、国土の5分の1程度で、これを実質の人口密度として計算すると1平方kmあたり約400人となります。

 
   
今日の絵は、「松島・五大堂前にて」 F8号

これを、ヨーロッパきっての農業国のフランスと比較すると、1700年代末のフランス革命当時の人口は、約2300万人で、面積を現代と同じと考えれば、人口密度は42人となり、単純計算では、当時の江戸時代の日本のほぼ半分であったと考えられます。

そこでフランスの平野部分は、日本の約3倍であり、それで人口密度を計算するとフランスは70人となり、日本のそれは400人とすれば、日本はフランスの6倍の過密であったということになり、恐らく、当時としては、世界最高の人口密度だったと思われます。

つまり、この島国は、平野面積あたりでは、世界一の大人口を養っていたと言うことになります。

 


コスモス畑は、今が旬

2007年11月11日 08時36分45秒 | 独り言・社会・ニュース

猛暑の影響とも言われ、遅れています紅葉の時期は、近畿地方は11月末からが見頃になるそうです。

武庫川の河原のコスモス畑は、今が盛りで、昨日も家族連れなどの人達が沢山見に来られていました。
見に行かれない人のために、昨日写しましたコスモスたちを、ご覧下さい。