昨日は、唐招提寺・薬師寺を巡ってきました。
携帯電話から、当ブログに動画のメールをしましたが、今日はその内容について書いてみます。
今、唐招提寺の金堂は、平成の大修理を行なっており、その工事現場を間近に見れるのが、4日までであると報道され、慌てて出掛けました。
唐招提寺は、聖武天皇・孝謙天皇の御願を受けた唐の高僧・鑑真大和人により、1200年以上前の天平3年(759年)に創建されました。
かの「天平の甍(いらか)」の呼び名で親しまれている金堂(国宝)は、過去4度の修理(鎌倉時代に2度、江戸時代、明治時代)を経てきましたが、平成7年の大震災の後に実施された調査で修理の必要があるとの結論から平成12年より大修理に着手されているものです。
平成21年(2009年)秋に、落慶法要がいとなまれる予定です。
主な大修理の目的は、耐震性にあるようで、屋根に現在建築技術の粋を結集したものだそうです。
補強の梁 (黒い部分) 補強の梁 模型(白い部分)
金堂を大屋根で覆い、その中で修理を行なっていますが、見学はその工事現場の中に入り、工事用の階段で3階まで上ると金堂の屋根が目の当たりに見ることが出来ます。
2階部分からは、金堂の屋根の下にある隅鬼も見ることが出来ました。
3階からは、金堂の屋根が目線に 2階からは、梁の下の隅鬼が・・