徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

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大阪駅はどのように変わるのか・・・②

2010年11月26日 10時49分06秒 | 変貌する街、過去・現在・未来

JR大阪駅の1日の平均乗降客数は、約85万人だそうです。
これは、西日本一の多さで、私鉄、地下鉄への乗り換え客も多く、この改修工事は、その混雑ぶりを解消する役目もあります。

旧駅では、エスカレーターが上り、下り各1台しかないホームもあったのですが、新駅では増設され、エスカレーターは21台から74台に、エレベーターは5台から12台になります。

 
               連絡通路からホームへのエスカレーター     

駅の東側改札口「御堂筋口」は、地下鉄と阪急電鉄との乗り換えに使われ、乗降客の約半分を占めます。
そこには、改札口とホームを結ぶエスカレーターがなく、階段のみだったのが、エスカレーター5台が設置され、朝のラッシュ時は、その内4台が改札口からホームへ向かい、混雑を緩和させます。

混雑時間帯以外では、上り下りが2台と3台に変更されます。
そうした変更などは、相当な回数のシュミレーションを重ねており、効果が期待されます。

その他、通路や一部のホームの幅を広くし、混雑によるストレスを感じさせないようになるようです。

バリアフリー面も向上しました。
今まで、各ホームの東側に1台しかなかったエレベーターを2台に増設し、西梅田方面への移動もしやすくなります。

混雑緩和を図ると同時に、人の流れを加速させ、ストレス軽減に役立てようと、ここにも大阪駅の変貌の効果を見ることが出来るようです。