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大和路、桜井、紅葉の談山神社へ

2010年11月19日 12時21分08秒 | 旅行・観光

今年も紅葉を求めて、大和路 桜井の談山神社に行ってきました。

奈良の紅葉の名所には、奈良公園や長谷寺、室生寺などの中に多武峰(とうのみね)と言うのがあります。

この多武峰の山中に十三重の塔を中心に大小様々な社殿が配置されている神社が談山神社なのです。

近鉄桜井駅(JR桜井駅に隣接)から奈良交通バスで約25分で到着します。
この時期、奈良交通では臨時に出ています。

  

入山入口の前の鳥居をくぐると、140段の石段があります。
その入り口から、あちこちに紅葉の鮮やかな色が目にはいります。

上り詰めると右に拝殿と本殿があり、早速昇殿しました。
といっても、本殿は修理中で、拝殿のみでしたが、ここには、鎌倉時代の能面が沢山陳列されていました。
その拝殿から見渡す景色もいにしえの雰囲気があり、紅葉とマッチして、雅な気持ちにさせられました。

   

そこを出て、左側には、ここのシンボルともいえる十三重の塔が、紅葉に包まれて建っていました。
この十三重の塔は、高さ17mあり、現存の塔は、享禄5年(1532年)に創建され、木造十三塔としては、世界唯一だそうです。

     

談山神社は、大宝元年(701年)に神殿が創建さえ、藤原の鎌足の木像が御神体です。
神社のある多武峰は、大化の改新に談合の地です。

中大兄皇子(後の天智天皇)と中臣鎌子(後の藤原鎌足)が、蘇我入鹿を討つ談合をした場所で、その後中央統一国家として文治政治が完成し、大化の改新として歴史上有名です。

現在の社号の「談山神社」もここからきているそうです。

          

桜井駅までの帰路は、歩くことにしました。
小雨が途中で降ってきたりしましたが、途中にある聖林寺や等彌神社などを寄って桜井駅までたどり着きました。
その様子は、後日に・・・・・