先程の続きです。
日足チャートをみると良く判りますが、
11月25日の安値1.3211と10月安値とはあまり距離が無く、1.3211を仕掛けること自体、既に1.3145を試すことと同じ意味を含んでおり、そうなるといわゆる第三波動の開始となります。
値幅論からいっても、1.3000割れは必至…という展開が待っており、これが相当の下値不安に繋がっていると考えられます。ご覧の日足からは既にはみ出しており、週足チャートに戻りますが、
N計算をすると、少なくとも1.2843という下値目標を考えざるを得ない状況となっています。
もし5月の高値1.4938をN波動の起点と考えた場合、値幅計算はもっと悲惨な下値となり、直ぐにはそうならないまでも、暫くその水準というのが下値リスクとして付きまとう展開になることだけは、相当間違いないと考えます。こうした展開を回避、或いは暫く時間を稼ぐためには、1.3211を割ってはいけないということになり、言いかえれば、この水準を割れるタイミングでは、目をつぶってユーロを売るしかない…という結論になってしまう訳です。
ForexTVジャパン
浅野