こんばんは、ForexTVジャパンの浅野です。
この2日間、ユーロは1.45台に乗せるという、果敢な挑戦に打って出ています。
ここ2日というより数日のお話ですが、アメリカの債務枠拡大協議が難航していることで、金融市場は一時的なドル全面安に見舞われており、ユーロドルの上昇(ドル売り)も、そんな背景が主流のようです。
昨日の上昇がテクニカル的に意味するところは、重要です。なのに、何故直ぐ上昇しないのでしょうか??
もちろん、今の水準辺りでユーロ売りをイメージした私としては上がると困るのですが、それにしても、弾切れなのか、援護射撃が全く感じられません。
どんだけ重要かどうかは以前にも羅列しましたが、日足一目均衡表の雲上抜け+3役好転、トライアングルのレジスタンスライン越えというイベントが重なったわけです。
もしこのまま雲の上限を割り込み、雲の中へと沈み込んだ場合、上がるべきタイミングで上げられなかった弱さを認識しなくてはいけないかもしれません。
いよいよ、日本のレバレッジ規制の最終段階が、あと2日を残して始まります。今の円高は、これまで外貨を一方的に買っていた円のショートが取り崩されているのも一要因だと思いますが、ユーロドルを見ていると、あれだけ財務問題が噴出したにもかかわらず、多くのユーロポジションは、ロング維持だったのかと思うほどです。
いずれにせよ、欧米は互いに自国通貨安ゲームの最中らしく、小出しジャンケンで振り回されて疲れたのは我々…というところでしょうか。
週末は断末魔的なロングの投げで暴落、来週月曜日は地合いを組んでギャップダウンで寄り付き後、介入+上限枠拡大合意でドル暴騰???
いやな夢を見ていました・・・今日はこの辺で帰ります。
ForexTVジャパン
浅野