山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

青田南葉山2013年7月-2@新潟百名山№14<復刻版>

2022-03-05 | 〇新潟100名山(上越)
青田南葉山6合目の水場から
引き続き、土の登山道を歩くと
脇にはコメツツジやノギランが
咲いていました。

15分で
7合目の見晴らし台分岐に到着。

すぐに広場に出て

高田平野と米山が見下ろせます。

直射日光に当たるが、風があり
不快ではありません。
5分ほど休んだ後に登山道に戻り
山頂を目指します。
登山道の脇には
ツルアリドウシやツクバネソウが
たくさん見られました。
10分ごとに
8合目・9合目の標識を刻み

傾斜が緩むと
青田南葉山の山頂です。

誰もいません。
登山口から1時間10分で
ガイドブックよりかなり時短でした。
山頂には山名を示す標柱と祠があり

樹木が伐採されて、広場になっていますが
360度樹木に囲まれ、展望はありません。
背の低い樹木の上から
カメラを持つ手を精一杯伸ばして、
やっと、南の
妙高山と火打山が撮れました。

火打山は高く、残雪があり
涼しそうです。

展望デッキがあればいいと思うけど
豪雪地帯なので維持が大変でしょう。
広場の片隅に
ヒメサユリの花の色に似た
ササユリが咲いていました。
花はヒメサユリより大きい。

ササユリ
ユリ科の多年草
本州の中部から九州にかけて分布する日本固有種
涼しく乾燥してやせ地を好む
薄い紅色の花で、葉が細く笹の葉に似る
南の籠町南葉山と
北の明神沢分岐を確認し

来た道を戻りました。
上り:1時間10分
下り:1時間
危険個所はないので
子供と一緒のハイキングに
ちょうど良いでしょう。
春には
シラネアオイも見られるようです。
冬は
キャンプ場の駐車場までの道の雪が解けないと
アクセスが不便で、人出も少なく
弥彦山ほどのお手軽な雪山ではありません。
雪景色を見るなら
日本スキー発祥地:金谷山スキー場がいいかも。
キャンプ場の少し上からのパノラマ

end