山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

アルプス平から地蔵ケルン@小遠見山(標高2007m)

2018-11-04 | ‐‐小遠見山(秋)五竜岳入口
遠見尾根の支稜にある
アルプス平駅の前は
高山植物園になっています。
(標高1515m)

北アルプスで初めて見た八方尾根の花々
のような点在する植生ではなく
密集して植えてあるので
花の季節は
見ごたえのあるお花畑に
なるでしょう。

越後湯沢のアルプの里に
近いかもしれません。

今は、紅葉の季節なので
名残の花が少しだけ
咲いていました。

花ではありませんが白いので
目立った<アサギリソウ>


ヒマラヤの青いケシと
コマクサの群生が
おすすめのようです。

五竜山荘は既に小屋じまいとなり
植物園の上にある
地蔵ケルンを目指す人は
私の他に男性が1名のみでした。
あいさつを交わして
私は直線の近道を
その男性は廻り道を選んで
分かれました。
近道は急ではありますが
階段になっており
楽に登ることができます。

案内板にあった8分とかからずに
地蔵ケルンに到着しました。
(標高1676m)

なだらかな斜面だったのに
150mも上っていました。
鐘が鳴ったので
下を見ると
先ほど分かれた男性が
鳴らしたものでした。
つい
声を出して
手を振ってしまいました。
返事も返ってきました。
小遠見山の方向は
本格的な登山道となり
残念なガスがかかっています。

つづく