妙法蓮華経常不軽菩薩品第二十
先に「握手よりも合掌を」と述べましたが
、そのときの円覚寺管長様の引用された「妙法蓮華経常不軽菩薩品」です。
常不軽菩薩は会う人すべてを「汝当に作仏すべし(あなたは将来仏となる人です)」と拝んで歩いたのですが、拝まれた人たちは「いい加減にしろ」といって石を投げます。しかしこれらの人たちも常不軽菩薩に予言されたおかげで将来は悟りを得ます。(「時の四部の衆の 著法の者の . . . 本文を読む
「日本人の宗教観念では、すべての病気や不幸や禍は、罪と穢れの結果おこるものだとした。現代のように、すべての禍を社会のせいにしたり、政治のせいにしたりしないで、自分の行為や先祖の行為として反省し、懺悔した。・・春の法華会も秋の法華会もともに死者の霊の滅罪を目的とするものであった。これはなぜかといふに、死者の霊がもし鎮まらなければ疫癘がおこると信じられていたからである。」(五來重「宗教歳時記」)
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