福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

沈丁花に思うこと

2015-03-14 | 法話
散歩していて民家の庭先から沈丁花の香りがただよってきました。生寺の庭にも沈丁花がありこの花の香りをかぐたびに古寺を思い出します。 「人はいさ 心も知らず 古寺は 花ぞ昔の 香ににほひけむ」といったところでしょうか。 華の香りは奥深いものがあります。古人は華の香りで悟った人もいます。 「木犀の香・薄田泣菫」という小品があります。木犀の香りで悟るという話です。 「・・名高い江西詩社の盟主黄山谷(宋代の . . . 本文を読む
コメント