○フォーレ ペレアスとメリザンド
○ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番
○ラフマニノフ プレリュード 作品32-12(アンコール)
○チャイコフスキー 交響曲第5番
横山幸雄(Pf)、クライナー/群馬交響楽団
チャイコフスキーは、金管が咆哮し、力強く迫りくる部分での推進力、迫力があり、聴きごたえのあるものでした。
ラフマニノフ、チャイコフスキーともホルンが若干危ういかなと感じる部分がなかったわけではありませんが、全体としてとても充実した演奏でした。
ラフマニノフの協奏曲のあとには、拍手が鳴りやまず、横山さんが昨日はなかったアンコールに応えてくれました。
今日もまた、チャイコフスキーの終楽章のコーダの前で拍手が出てしまいました。フォーレでも1曲目のあとに拍手がありましたが、曲を知らないのなら一番初めに叩くのは控えてもらたいものです。
今日は久しぶりに終演後のふれあいトークに参加しました。
今月で退職される福田さんの話の中で、印象に残っている演奏としてコシュラーさんとの「わが祖国」という話がありました。25年以上の前の演奏ですが、とても素晴らしい演奏で、FM放送をエアチェックしたのをipodに入れてあるので、帰りの列車内で「ヴィシェフラッド」を聴きました。
(群馬音楽センター)
○フォーレ ペレアスとメリザンド
○ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番
○チャイコフスキー 交響曲第5番
横山幸雄(Pf)、クライナー/群馬交響楽団
フォーレは、心地よさ抜群、ついつい瞼が・・・
ラフマニノフは、とても力強いピアノで圧倒されました。
そして、さらに圧倒的だったのがチャイコフスキー。細かく表情付けをかえながら全体としてスケールの大きな演奏でした。特に金管の力強い芳醇な響きは素晴らしかったです。
終楽章のコーダの前で拍手が出たのには驚きました。
(すみだトリフォニーホール)
○ドヴォルジャーク 交響曲第7番 広上淳一/群馬交響楽団 2013年2月23日(ライヴ)
先日の定期演奏会の演奏がNHK-FMで放送されたので、エアチェックし改めてじっくり聴いてみました。
改めて聴いてみて、その素晴らしい演奏に、感激しました。
演奏会で気になった出だしのホルンですが、改めて聴いてみると全然気になりませんでした。再現部で第1主題を全合奏で演奏した後に出てくるホルンも少し不安定かなとも思いますが、それほど気になるものではありませんでした。
それよりも、第1主題提示後の経過部でのホルンの独奏はふくよかで温かみがありとても素晴らしいと感じました。全体の印象としてチョン/ウィーン・フィル盤と似ていると思っていますが、ここでのホルンは全く群響のほうが素晴らしいです。
ティンパニは全体に渡って張り切っていて、実演で聴いたときは、ところによっては突出しているように感じましたが、録音として聴いてみると、他の音としっくり馴染んでいます。
全体の印象として、早めのテンポのところでは力強く推進力があってり、抒情的な部分ではしっとり美しいメロディを奏でています。弦楽器、木管楽器の美しさもウィーン・フィルより、素晴らしく聴こえるのはひいき目だろうか?