○ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番「皇帝」 ミケランジェリ(Pf)、スメターチェク/プラハ交響楽団 1957年5月29日(ライヴ)
1993年に放送された「名曲のたのしみ」というラジオ番組がYouTubeに投稿されていますが、スメターチェクが指揮しているということで、聴き始めたたところ、吉田秀和さんが解説でミケランジェリのピアノの音が「本当にきれい」とベタ褒めしていました。そして続いて実際に曲を聴いてみたところ、目の覚めるような演奏だったので、さっそくCDを探し、中古盤を購入しました。
実は私は、この曲をあまり好きではありません。なんか高貴な感じが鼻につくような感じがするのです。ギレリス/セル盤を持っていますが、ほとんど聴かずじまいです。
でもこの演奏は、全然違っていました。
いきなりアクセントの強い快速テンポで走りまくり、高貴な感じというのは全くなく、とてもたくましく力強い演奏です。トスカニーニ、フリッチャイに似ているような感じがします。スメターチェクは「チェコのカラヤン」という異名があるようですが、どこがカラヤンなのか私にはわかりません。
購入したのはPraga盤で、オリジナルはモノラルですが、疑似ステレオ化?(Bi-channel Stereoと書いてあります)してあります。ステレオ感はそれほどありませんが、音の広がりを感じ、聴きやすいです。
演奏時間の比較
当盤 Ⅰ 18’43 Ⅱ 7’01 Ⅲ 9’41
ギレリス/セル盤 Ⅰ 20’11 Ⅱ 8’59 Ⅲ 10’25
1993年に放送された「名曲のたのしみ」というラジオ番組がYouTubeに投稿されていますが、スメターチェクが指揮しているということで、聴き始めたたところ、吉田秀和さんが解説でミケランジェリのピアノの音が「本当にきれい」とベタ褒めしていました。そして続いて実際に曲を聴いてみたところ、目の覚めるような演奏だったので、さっそくCDを探し、中古盤を購入しました。
実は私は、この曲をあまり好きではありません。なんか高貴な感じが鼻につくような感じがするのです。ギレリス/セル盤を持っていますが、ほとんど聴かずじまいです。
でもこの演奏は、全然違っていました。
いきなりアクセントの強い快速テンポで走りまくり、高貴な感じというのは全くなく、とてもたくましく力強い演奏です。トスカニーニ、フリッチャイに似ているような感じがします。スメターチェクは「チェコのカラヤン」という異名があるようですが、どこがカラヤンなのか私にはわかりません。
購入したのはPraga盤で、オリジナルはモノラルですが、疑似ステレオ化?(Bi-channel Stereoと書いてあります)してあります。ステレオ感はそれほどありませんが、音の広がりを感じ、聴きやすいです。
演奏時間の比較
当盤 Ⅰ 18’43 Ⅱ 7’01 Ⅲ 9’41
ギレリス/セル盤 Ⅰ 20’11 Ⅱ 8’59 Ⅲ 10’25