○ドヴォルジャーク 交響曲第3、6番 ガンゼンハウザー/スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団 1990年5月4~9日
ガンゼンハウザーはナクソスにドヴォルジャークの交響曲全集を録音していますが、私が持っているのは全集でなく、単売の1、2、3、6番です。
ガンゼンハウザーの演奏は、録音のせいもあるのかもしれませんが、全般的に金管楽器の音が小さく、また熱量とか躍動感などもそれほど感じられず、いたって普通の演奏であって、第一に推薦したいと思うような演奏ではありません。しかし、そんな中において突然驚くようなことをしているのです。
第3番で言えば、2楽章の終わりに近いところでのティンパニ、第6番では1楽章コーダでのティンパニ、いずれも突然大きな音で叩かれ、それまでが起伏の少ない演奏に終始しているだけに、とてもインパクトがあります。
それゆえ捨て置けない演奏なのです。
ほかに6番では2楽章がゆったりしたテンポでしっとりと歌い上げていて、とても染み入ります。
ガンゼンハウザーはナクソスにドヴォルジャークの交響曲全集を録音していますが、私が持っているのは全集でなく、単売の1、2、3、6番です。
ガンゼンハウザーの演奏は、録音のせいもあるのかもしれませんが、全般的に金管楽器の音が小さく、また熱量とか躍動感などもそれほど感じられず、いたって普通の演奏であって、第一に推薦したいと思うような演奏ではありません。しかし、そんな中において突然驚くようなことをしているのです。
第3番で言えば、2楽章の終わりに近いところでのティンパニ、第6番では1楽章コーダでのティンパニ、いずれも突然大きな音で叩かれ、それまでが起伏の少ない演奏に終始しているだけに、とてもインパクトがあります。
それゆえ捨て置けない演奏なのです。
ほかに6番では2楽章がゆったりしたテンポでしっとりと歌い上げていて、とても染み入ります。