○吉松隆 「鳥は静かに・・・」
○チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲
○クライスラー レチタティーヴォとスケルツォ(アンコール)
○ブラームス 交響曲第4番
○エルガー 夕べの歌(アンコール)
毛利文香(Vn)、藤岡幸夫/群馬交響楽団
この時期恒例のNTT東日本群馬支店チャリティ群響スプリングコンサート。21回目になります。
この日の圧巻は、なんといってもチャイコフスキーのコンチェルトでした。
聴き飽きたチャイコンと違い、新鮮な演奏でした。冒頭、独奏が出るところで、濁りのない芯のある確信に満ちた音色に、一気に引き込まれました。淡々と難なく演奏しているようでいて、難しいパッセージでも正確に濁りなく引いているのには驚かされました。
NTTチャリコンでは、恒例(?)の楽章が終ったあとの拍手がありましたが、この楽章は、まさに拍手したい気分でした。
2楽章では、哀愁に満ちた弱音がとても印象的でした。
テンポも時に独特な変化を持たせているところもあり、最初から最後まで集中して聴きました。
吉松さんの曲は、自然が発する音を聴いているようで、とても素晴らしい曲と思いました。
ブラームスも素晴らしい演奏で、しっとりした音に、フリッチャイがこの曲の冒頭に抱いたイメージ「金茶色の、色褪せてはいるが心温まる赤みをおびた秋の響き」に思いをはせつつ、聴きました。
(群馬音楽センター)
○チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲
○クライスラー レチタティーヴォとスケルツォ(アンコール)
○ブラームス 交響曲第4番
○エルガー 夕べの歌(アンコール)
毛利文香(Vn)、藤岡幸夫/群馬交響楽団
この時期恒例のNTT東日本群馬支店チャリティ群響スプリングコンサート。21回目になります。
この日の圧巻は、なんといってもチャイコフスキーのコンチェルトでした。
聴き飽きたチャイコンと違い、新鮮な演奏でした。冒頭、独奏が出るところで、濁りのない芯のある確信に満ちた音色に、一気に引き込まれました。淡々と難なく演奏しているようでいて、難しいパッセージでも正確に濁りなく引いているのには驚かされました。
NTTチャリコンでは、恒例(?)の楽章が終ったあとの拍手がありましたが、この楽章は、まさに拍手したい気分でした。
2楽章では、哀愁に満ちた弱音がとても印象的でした。
テンポも時に独特な変化を持たせているところもあり、最初から最後まで集中して聴きました。
吉松さんの曲は、自然が発する音を聴いているようで、とても素晴らしい曲と思いました。
ブラームスも素晴らしい演奏で、しっとりした音に、フリッチャイがこの曲の冒頭に抱いたイメージ「金茶色の、色褪せてはいるが心温まる赤みをおびた秋の響き」に思いをはせつつ、聴きました。
(群馬音楽センター)