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信越線住民の好きなもの~フリッチャイ、鉄道・・・

今日聴いた曲

2015-01-02 20:14:53 | フリッチャイ
○ハイドン 交響曲第101番「時計} フリッチャイ/ローザンヌ室内管弦楽団 1951年11月19日(ライヴ)

「時計」の録音は、これまでに1951年9月のRIAS交響楽団とのスタジオ録音と、1953年11月、ボストン交響楽団とのライヴ録音がありますが、このライヴ録音は、2ケ月前のRIASとのスタジオ録音に近い演奏です。
そんな中、第1楽章の第2主題で、さりげなくテンポを落としていて、隠し味的な魅力があります。また、3楽章のメヌエットの経過部、弦の呼びかけに対して木管が応答するところでは、アクセントを強くつけて吹いていて、これまでの演奏にない解釈をしています。一部、弦楽器がちょっともたつくよう感じるところもありますが、それほど気になるものではありません。
3楽章まで、丁寧に几帳面に演奏してきたフリッチャイですが、終楽章になってドライヴをかけて一気にもっていってますが、オーケストラはもたつくことなく見事に追随しています。
また、いい演奏に巡り合えました。

録音はとてもクリアですが、かなり高音が強調されています。
コメント
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