Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

☆ジョルジョ・モランディ展へ

2015-12-17 18:50:00 | ☆イタリア 記憶の風景



 先日、ベッドサイドを片付けていた時の事でした。

 立てかけてあった額にちょっとふれたはずみで、その額が倒れ、
 そばにあったルームフレグランスの小瓶を倒し、
 そのそばにあった私のiPhoneに瓶の中の液体がごぼれてしまったのです。

 あっという間のドミノ倒し事故で、かわいそうなiPhoneは
画面がにじんで見えなくなってしまい「水没」扱いとなりました。
 

 マンマミーア!  なんてこったい!

 保険で実質無料で新品と交換できたものの、
 データが消えたものもあり、移行したり戻したりと、
 やったことのない作業にうんざりしていた毎日が続き、
 ブログ更新もなかなかできずにいました。

 皆さま、瓶の中の液体にはお気をつけくださいね。

 今、変換して気がついたのですが、「びん」は「瓶」だけではなく、
 「壜」とも書くのですね。

 始まったばかりの「ジョルジョ・モランディ」の個展のポスターにも
 その「壜」という、私にはルビがなければ読めなかった文字がありました。↑

 なぜふつうの壜に、こんなにも心が震えるのだろう

 ・・・・と。

 ジョルジョ・モランディは20世紀イタリアを代表する画家、
 ボローニャに生まれ、ボローニャで育ち、イタリアを離れることがあまりなく、
 ボローニャで死を迎えました。


 同じモチーフによるヴァリエーションに焦点をあてた今回の展示は、
 音声ガイド(有料)によって、より楽しく理解することができました。

 例えば「壜」なのですが、モランディは壜に積もった埃もとらないようにと
 家人に言ったそうです。

 同じようで同じではない、
 そのどれもが好きになってしまうし、なぜか新鮮なのです。

 彼の「びん」は、やはりこっちの「壜」のほうが似合いますね。


 詳しくはこちらをごらんください。


最後に、懐かしいボローニャの風景をどうぞ。↓








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