前前回の記事、山の上ホテルの階段と何となく似ていませんか?
イタリア ジェノヴァで泊まったホテル、
ホテル ブリストルパレスの階段です。
このホテルも雑誌「クリアトラベラー」で見て
ジェノバへ行くならここ!と決めていました。
お部屋は広くてクラシック、
執事さんがいるようなテーブルもありました。
場所はジェノバの中心、
どこに行くのにも便利でした。
ポルティコに囲まれているので入口は小さい感じですが、
中はすごく広いのです。
朝食会場にもなるレストランはお昼も夜もオープンしています。
人気の窓際の席でお昼を食べると部屋に戻ってそのまま昼寝。。。
気がつけば夕方、散歩に行こうかな、
という大好きな旅のパターンになりました。
お値段はこの立地とサービスの割にリーズナブル、それは
クリーニングサービスもしかりでした。
この記事のタイトルの「ジェノバのホテルで叶った願い」とは
「クリーニングサービス」のことなのです。
なーんだ、そんな願いなんだ!
と、思うでしょうね。
実は私の記憶の連想は前回の「山の上ホテル」から始まります。
伊集院静さんの皺一つない麻のシャツ →
メラーノのホテルで出会ったドイツ人の奥様の麻のドレス →
クロアチアのホテルで旅の相棒がクリーニングサービスをいつの間にか頼んでいたこと→
と 思いは飛びまして、
私もいつかホテルでクリーニングを頼んでみたい、パリッとした服を着たいと思うようになったのですが、
ホテル滞在期間中に仕上がらなかったり、その値段にびっくりしたりで
ずっと願いは叶わずにいました。
でも、
ホテルブリストルで叶ったのです
値段表を見ると結構お安いし、なんと翌日仕上がり。
でもクリーニング用の袋に入れてフロントに持って行く必要があり、
なんかビジネスホテルっぽいな、とは思ったけれど、
ま、いいか!とフロントへ持参。
(夫がフィレンツェで麻のシャツを買って、早速着て、汗かいてしまったし。)
ビジネスでお泊まりの人も多いようでスタッフは慣れた感じで
料金はお部屋につけておきますね、と。
そして翌日の夜、
部屋をノックする音がしました。
ターンダウンサービスではなく
「Lavanderia」、クリーニング屋さんでした。
手には スチールのハンガーにかかったままの麻のシャツが3枚!
もちろんシワひとつありません。
夫は大満足!
早速次の日 パリッとした麻のシャツを着て出発しました。
やっと叶った私の小さな願い。
その名残はシャツと一緒にやってきた
クリーニング屋さんのスチールハンガーです。
しっかりしていて形も美しい優れもの!
今も雨の日の部屋干しで大活躍しています。
左の下に関連する過去記事を載せました。