居心地よかったパルマともお別れ、一路憧れの「ウルビーノ」にむかって
電車に乗ります。
地図でみてみるとけっこう遠いウルビーノ。
↑の駅「ペーザロ」で降りて、ここからさらにバスで1時間以上かかります。
この旅に出る前に旅なれた相棒から「どこ行きたい?」と聞かれ
「行くのに便利が悪くて評判がいいとこ!」と、なんとも変なリクエストを
しました。
「じゃあ、ウルビーノにしよう!」と決定。
相棒となら安心ですもん。♪
さて、ペーザロに降り立った私たち。
おう~、なんかパルマと違って太陽が明るいわ!
やっぱり海辺だからね、バスの切符を買ってトイレに行って、
バールでお茶でも・・・なんて言っていたら、切符売場のお兄さんが
「あのバスに乗って!2分後に出ます。」
「ええ~っ、全然ゆっくりでけへんやん。ま、いいか!」
と、すでに学生たちでほぼ満員のバスへ乗り込みました。
そして、じゃ~ん、着きました。
↑の赤いバスのむこうに見えるのはテーマパークではありませんよ。(笑)
ウルビーノは小高い山の上にある街なのです。
見えているのはドゥカーレ宮殿の一部。
さてさてバスはここが終点らしいのですが、我々のホテルは城壁の中。
人に聞くと
「そのホテルならここから小さいバスに乗ってレプブリカ広場で降りるんだよ」
とのこと。
「はあ、そうか、広場から近いと本にも書いてあったね」と、やってきたミニバスに
スーツケースといっしょに乗り込んだ私たちでした。
すぐに、にぎやかな広場を通りました。
噴水がきれい!人が多いねえ。レプブリカ広場はどこかしら~?
なんて少しして、そばのシニョーレにいつものように
「このバスはレプブリカ広場に行きますか?」と尋ねたら
「SI(はい)」との答え。
なんかそのあとぺらぺら~と言われたのですが聞き取れず、
「ま、行くんだからいいでしょ」「きれいな街やね、坂ばっかりやけど」
と、初めてのウルビーノを楽しんでおりました。
すごい坂道の連続。スーツケースが流れないように足をうんとふんばって・・・
あれ~、なんか変、城壁の中から外に出たよ。
でもぐるぐる廻りながら、バスは再び城壁の中へ入って行きます。
そして、見たことある噴水の広場へ到着。
↑の広場がそう!バスに乗って最初に見た広場でした。
「なあんや、ここがレプブリカ広場かあ、循環バスでひとまわりしてきたんやね」
「降りたらすぐやから、ま、いいか」
確かに、そんなに距離はありません。
が、しかし ウルビーノは坂の街、私たちはスーツケースを持ってましたっけ?
↑は坂の始まり。とほほ。
ここからなだらかではあるけれどホテルまで坂の連続です。
きゃ、簡単には来れないのね、なんて笑ってましたが、
あとでタクシーに乗ることがあって、バスとは別ルートで
楽々ホテルの玄関まで到着できたんですよ。
やっぱり私の旅ってこんなの多いわ~
ここからが、長い旅の始まりやね…
けど、そろそろ、一年が経っちゃうよね。
それにしても、ペーザロの駅でいつのまに写真撮ってたの?
お待たせいたしました。
やっとウルビーノに着きましたよ。
季節が追いつき、追い越されそうですが、残っている記憶を辿って更新していきますね。
「それはちがうんちゃう?」という時はこっそり教えてね。
写真はバチバチ撮ってますよ。
昔、父が「旅に行ったら地名のあるところで必ず撮る」(あとでどこだったか忘れるから)くせがあり、その影響かもしれませんね。(笑)
遠回りしたおかげで、思いがけない店やレストランが見つかったりするしね。
あはは、ありがとうございますっ(^^ゞ
遠回りや迷子はツアー旅行では、なかなか味わえませんよね。
しみじみ懐かしいのは、こういう記憶。
苦は楽の種とか!ん?ちょっと違いますか?
それはまさにウルビーノですね!
スーツケースを持ってあの坂は大変そう@_@
これからも色々ありそうな??
forchettaさんのウルビーノの思い出、私も楽しませていただきま~す♪
中距離走なら1周遅れのような更新状態ですが、Ayumiさんと共通の(同じ場所に行った)思い出空間、しばらくお付き合いくださいね。
あの坂道、幸いラファエロ通りとは反対の坂でしたが そのしんどさ、わかっていただけてうれしいです~!