Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

Libreria Acqua Alta ☆Veneziaの本屋さん

2011-06-14 01:09:00 | ☆イタリア 記憶の風景


 数年前の「テレビイタリア語」ではVeneziaオールロケで学習するという
 イタリア好きにはたまらない一時期がありました。

 その中で登場したのが↑のLibreria Acqua Alta (アクア アルタ 書店)。

 Veneziaの名物書店なので、ほかの番組でも見ていたりと、その外観は頭の中に
 入っていたのでしょうか、私たちは散歩中に偶然見つけましたが(カステッロ地区)
 なんともわかりにくい場所だったように思います。

 その名が示すようにこの本屋さんはアクア アルタに見舞われたことがあります。
 お店の奥は運河に面していて、この辺りまで海水がきた、という印が
 残されています。

 お店の中に本物の「ゴンドラ」や「バスタブ」があり、本が山積みになっています。
 新しいのか古いのかよくわかりませんが・・・

 「これでアクアアルタになっても本は濡れないんだよね」と店主。

 


 その店主のルイージ フリッツォ氏はとても親切。
 お店に入ってくる人に何か国語かで話しかけてきます。

 自分のそばにある「だまし絵」を説明しながら、奥の運河に行ってごらん、と
 いざないます。

 私たち日本人には英語でしたが、次々と来る人にイタリア語だったりドイツ語
 だったり、使い分けて「だまし絵」の面白さをまずは語るのです。
 はは~ん、彼はどうやら顔でお国を判断しているとみました。

 しばらくして小柄で金髪のシニョーラが現れたとき、
 彼は「ボンジュール、ぺらぺらぺら」とフランス語で話しかけ、
 そのシニョーラはしばらくそれをじっと聞いていましたが、
 「あら、私はイタリア人よ。フランス語はわからないわ」とひとこと。

 彼の勘ははずれることもあるようです。

 テレビイタリア語の出演時よりもでっぷり太ってしまったルイージ氏、
 いっしょに記念写真を撮ったのですが、
 何よりうれしかったのは私が小顔に見えたことでした。(滅多にないことです)

 そしてここには「ティーグレ」という名前のトラネコがいます。
 しかも1匹ではないようですが、その名前はいったい何ていうんでしょうかねぇ・・・
 
 
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