1泊だけの旅、続きのお話です。
無人駅のOrta Miasino、
駅前は↑のようにがら~んとしています。
ホームで到着記念の写真などを撮っていた我々、
少し出遅れたのでしょうか?
タクシーもいないし、乗り場もなさそうです。
↑ そんなときは、よかった~ あった!
頼りになる「BAR」バールへ直行!
たとえ無人駅でもたいていはある(と思う)我らの味方です。
店主にホテルまでのタクシーをお願いし、
みんなでカフェタイムをして待っていると、
大型の車がやってきました。
店主曰く、タクシーだそうです。
「こんにちは、どこのホテルまで?」
「サン ロッコまでお願いします。」
「ありゃりゃ、サンロッコならこの車じゃ大きすぎて入れないよ。
ok、今 息子を呼ぶよ。ハンサムなんだぜ。」
そう言ったフレンドリーなパパタクシー運転手さん、
すっごく日焼けしていて、背は高くはないけれど、
やっぱりシャツは第2ボタンまで開け、
胸には金色に光るペンダント。
いかにもイタリア男って感じのパパですが、
(個人的意見では)決してハンサムとは言えないかも・・・
でも、ひょっとしたらハンサムな息子タクシーが来るのかしらん、
と、期待していると、
「来た来た、あれが俺の息子○○○だよ。
な、ハンサムだろ?俺とそっくり。」
少し小さめの車が到着しました。
パパタクシーに見送られて、私たちは息子タクシーに乗りました。
が、
パパが松崎しげる色なのに、息子さんはすごい色白。
家でずっとパソコンでもして一歩も動いてないのでは?
と思うほどでした。
おまけに無口。
パパタクシー、冗談言ったのかな。
でも、息子タクシーにそそぐ愛情あふれた眼差し、私 見てました。
親ですね。
車はいくつかの難しいカーブを曲がり、
オルタ湖畔にあるホテル サン ロッコに到着しました。↑
オルタ湖は 基本、車の乗り入れ禁止だそうです。
いよいよ充実した1泊だけの旅が始まります。