Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

☆さて、駅からは・・・

2017-11-15 02:36:00 | ☆イタリア 記憶の風景



 1泊だけの旅、続きのお話です。

 無人駅のOrta Miasino、

 駅前は↑のようにがら~んとしています。

 ホームで到着記念の写真などを撮っていた我々、

 少し出遅れたのでしょうか?

 タクシーもいないし、乗り場もなさそうです。






 ↑  そんなときは、よかった~ あった!

 頼りになる「BAR」バールへ直行!

 たとえ無人駅でもたいていはある(と思う)我らの味方です。

 店主にホテルまでのタクシーをお願いし、

 みんなでカフェタイムをして待っていると、

 大型の車がやってきました。

 店主曰く、タクシーだそうです。

 「こんにちは、どこのホテルまで?」

 「サン ロッコまでお願いします。」

 「ありゃりゃ、サンロッコならこの車じゃ大きすぎて入れないよ。

  ok、今 息子を呼ぶよ。ハンサムなんだぜ。」

 そう言ったフレンドリーなパパタクシー運転手さん、

 すっごく日焼けしていて、背は高くはないけれど、

 やっぱりシャツは第2ボタンまで開け、

 胸には金色に光るペンダント。

 いかにもイタリア男って感じのパパですが、

 (個人的意見では)決してハンサムとは言えないかも・・・

 でも、ひょっとしたらハンサムな息子タクシーが来るのかしらん、

 と、期待していると、

 「来た来た、あれが俺の息子○○○だよ。

  な、ハンサムだろ?俺とそっくり。」

 少し小さめの車が到着しました。

 パパタクシーに見送られて、私たちは息子タクシーに乗りました。

 が、

 パパが松崎しげる色なのに、息子さんはすごい色白。

 家でずっとパソコンでもして一歩も動いてないのでは?

 と思うほどでした。

 おまけに無口。

 パパタクシー、冗談言ったのかな。

 でも、息子タクシーにそそぐ愛情あふれた眼差し、私 見てました。

 親ですね。





 車はいくつかの難しいカーブを曲がり、

 オルタ湖畔にあるホテル サン ロッコに到着しました。↑

 オルタ湖は 基本、車の乗り入れ禁止だそうです。

 いよいよ充実した1泊だけの旅が始まります。

 

 

 

 

 

 

 

 
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