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Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

愛しの「夕霧そば」☆瓢亭

2012-06-03 08:26:00 | ☆レストラン
 


 中之島から梅田まで。

 昨日何の迷いもなく歩いた道は、昔 よく歩いた曽根崎の「お初天神」を
 抜けて行く道でした。

 「ここを抜けたらええねんよね」
 と、小さな路地に足を踏み入れた我々は、「忘れていた時間」に
 遭遇しました。

 そこに現れたのが↑の 「瓢亭」(ひょうてい) です。
 大阪が誇る 美味しいお蕎麦屋さん。
 私も大好き。
 昔から柚子の香りを閉じ込めた「夕霧そば」の大ファンでした。
 

 
 午後3時、ついさっきケーキセットを食べたばかりだというのに
 ダンナと私は即 決断。

 「夕霧そば 食べたい!」 

 (いやいや正直に言うと 私の切なる願いに彼がつきあってくれた、ということかな。)
 
 「入ろ 入ろ!」
 「営業時間かな」
 「暖簾出てるし、大丈夫やて」
 「さっき食べたとこやけど」
 「晩御飯 控えたら大丈夫やて」

 ほら、なかば強引なのは「私」・・・・
 

 

 


 お店の風情ある看板にも書かれている「夕霧そば」↑
 「お初天神」を通ったら ここを素通りするなんてできません。
 というか、もったいないです。

 ひゅっと時間だけが戻ったような気持ちになったのは、
 何年かぶりに(ダンナはなんと30年ぶりだとか)お店に入って
 置かれているテーブルの場所も、赤い壁も
 「何も変わっていないこと」に嬉しくなってしまったからかも
 しれません。

 そして「変わらない味」にまたホッとした二人です。

 


 
 
 


 
 「瓢亭」は久しぶりのたまたまなことだったのですが、
 実は 中之島の   「大阪市東洋陶器美術館」  で開催されている
 国立マイセン磁器美術館所蔵の特別展
「マイセン磁器の300年」が 土曜の午後の目的地だったのです。

 

 

 


 ↑ 美術館のサロンでは「マイセン展」にちなんで マイセンのカップで
 コーヒーがいただけます。





 ↑ 中之島の    中央公会堂   は目の前。 
 今日の写真はi Phone で撮りました。
 このところデジカメの出番が少なくなっています。ase2




 ↑ バラ園も続きます。
   奥の銅像は   「関市長」    。






 ↑ 公会堂の反対側には  「大阪府立中之島図書館」  。         
   残して置きたい建物ですよね。




 ↑ 「水晶橋」からの眺め。

 中之島のこの辺りを歩くのも久しぶり。

 ほんま、「水の都」大阪、ええもんです。

 

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イル フィオレット☆昼も夜も美味しいTorattoria

2012-04-17 00:22:00 | ☆レストラン


 かの「HANAKO 関西おいしい店グランプリ2012」で
「グランプリ オブ グランプリ」を見事獲得したTrattoria il Fiorettoをご紹介します。

 「え~っ、こんな近くにあったなんて!」
 なんだ、なんだ、ちょっと手前のスーパーまではよく行くのに、
 知らなかったのです。Buona Forchettaと名乗っているくせに・・・

 というわけで、まだ風の冷たい半月ほど前にディナーを、
 つい三日ほど前にランチに伺いました。

 今日はそのときの写真をご覧ください。
 まずは、ディナーから。
 7350円のNaturaleというコース。


 
 


 

 










 ↑メインのお肉はちゃんと野菜の下にあります。









↑ お店の中は清潔感があふれています。

 il Fioretto とはイタリア語で「小さな花」という意味。
 契約農家さんの野菜は甘く、自家製のハムやチーズ、パンも美味しく、
 シェフとマダムの小さな花はどんどん咲き続けています。

 お店にはシェフが腕をふるうキッチンに近いところにカウンター席があります。
 カウンター大好きな私は、二回目の訪問、ランチの予約時にカウンターを希望しました。

 ↓1800円のLavandaというコース。


  
 
 


    




 ↑自家製のジンジャーティーと小菓子。
  喉にやさしい味。次回もこれを選ぶと思います。

 ご覧のように、ランチもディナーもシェフの心意気が伝わってきます。
 マダム(といっても可愛い奥様)の接客もゆったり、心配りもさすが!
 「グランプリ オブ グランプリ」は納得です。trophy

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☆京の桜とぼちぼち食べ歩き

2012-04-06 23:38:00 | ☆レストラン




 京の桜はまだ蕾多し。(4月5日)・・・


 


↑ そしてこちらは可愛い蕾。

  道行くカメラマン&カメラウーマンの注目率ナンバーワンでした。

 お昼は南座近くの 「花吉兆」   。

 


 



 


 

 


 


  



 ↑ゆったりとした個室でいただく6品、5000円のコース。
 (揚げ物はボケちゃったので掲載しませんでした。)
 
 

 食後はタクシーで 一気に御池通りへ。

  「土屋鞄店」を二軒ハシゴ。
 日本の職人さんの確かな技術が見直されてきています。
 うれしいことですよね。

 「京都文化博物館」のあるこの辺りは素敵なお店が確かに増えています。

 


 ↑ 「ミディ・アプレミディ」 にて。

 ここは友人のおすすめ、タルトが美味しいお店。
 私は「おばあちゃまのタルト」とダージリンのセットをオーダー。
 タルトはフォークやナイフを使わずに、ナプキンと手でいただきます。
 まるごと食べられて合理的、そして美味しい!

 
 そしてお向かいのパン屋さん  「フルール・ド・ファリーヌへ。
 デニッシュ、スイーツ系が評判のパン屋さんらしいのですが、
 カンパーニャのような食事パンも美味。(少し柔らかめですが)
 




 


 地下鉄「烏丸御池」にたどり着くまで、今日のラストにもう1軒。
  「亀末広」 で和菓子を買って帰りました。

 雨も時々思い出したように降った午後、
 ぼちぼち歩くのにはもってこいの界隈です。

 
 


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片岡球子展☆生命(いのち)あふれる

2012-03-27 00:33:00 | ☆レストラン

 
  「香雪美術館」 は朝日新聞社の創業者・村山龍平氏が集めた
 日本・東洋の古美術品などを収蔵している美術館です。
 阪急御影駅から近い 石塀に囲まれた大きなお屋敷の一角にある
 こじんまりとしたその美術館で催されている「片岡球子特別展」に行ってきました。

 草間彌生さんもそうですが、この片岡球子(かたおかたまこ)さんも
 絵チカラ(こんな言葉があるのかどうか?ですが・・・)がスゴイ!

 ↑は球子さん96歳の時の作品です。
 103歳で亡くなられたのですが、最後の作品はなんと100歳のとき。

 晩年の作品になるほど、力強く自由な構図や色使いに満ち、
 まさに「いのちあふれる」というタイトルがぴったりでした。

 

 もしJR住吉駅から歩いて「香雪美術館」に行かれるのなら
 ↓の大きなお屋敷が見えるところで立ち止まってください。

 


 手前に↓のような公園があります。



 ↑の石塀に沿って左へ行ってください。
 入口は次の角を曲がったところです。

 雨男で歩くスピードが速い我がダンナを追いかけて石塀に沿い、まっすぐ進んだため
 すっごく遠回りをしてしまいました。



 ↑の看板を見つけたのは大回りした角を二つ曲がったところ。



 ↑振り返ると趣のある石塀の道。



 ↑ そして着きました。
  「香雪美術館」はこちらが入口。はい、石塀をほぼ1周したことになります。


 


 一番↑の半券の地図には入口の場所がありますが、
 これは到着しないともらえないですよね。

 なぜか最初の石塀には、なんの表示もないのです。
 環境を配慮してのことでしょうか?
 JR住吉から行く人は、公園を見つけたら、石塀に沿って左へ行ってくださいね。

 そしてお昼におススメなのがシェyamato
 
 何年か前、グルメの友人に連れて行ってもらったレストランで、
 そこで食べた「オムライス」が美味しくて、
 もう一度食べたいとずっと思っていました。 
 JR住吉から美術館へ行く途中、本当に偶然に見つけられたのは、
 食いしん坊の神様のお計らいではないかと思うほどです。
 
 静かな界隈ですが、お店の中は満席状態でした。
 かろうじて空いていたカウンター席でオーダーしたのはもちろん「オムライス」。
 とろとろ卵に絶品デミグラスソースがけの小ぶりオムライスは
 初めて食べたあのときと同じ、変わらぬ美味しさでした。
 スタッフも感じが良くて、カウンター越しに見える他のお料理も美味しそうです。

 
 JR住吉からちょっとした坂道が続くこの辺り、
 個性的な雑貨屋さんもあったりでぶらぶら歩きにちょうどいい感じですよ。

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La Risata☆八尾のちっちゃなイタリアン

2012-03-08 01:18:00 | ☆レストラン
 

 近鉄八尾駅から歩いて10分もかからないところに
 「La Risata」(イタリア語で大笑いの意味)はあります。
 そこでの貸切ディナーメニューをご紹介しますね。

 まずはアンティパストfutaba



 ↑Ravioli di ricotta e spinaci con salmone marinato

 お次はプリモなのですが、2品あって、まず

 


 ↑Lasagna alla bolognese

 「おいしい~、もう1枚ほしいよ~」って声が。
 メニューにはちゃんとLasagnaってあるし、おかわりはなしね。
 写真では大きく見えますが・・・・

 2品目のプリモは


  


 ↑Risotto di zafferano con capesante e pancetta

 そしてセコンドとして

 


 ↑Costoletta di vitello alla milanese salsa alla checca

 野菜に隠れていますが、下には仔牛のリブがあります。
 これでおなかいっぱい!

 ですが 私たちにとっては別腹のドルチェは



 ↑Torta di nonna con sorbetto di ribes nero e zenzero

 黒スグリと生姜のシャーベットは大人の味でしたsymbol1

 イタリア食堂 ラ リサータ
 八尾市北本町1-5-15
 072-990-6606
 ㉁ 火曜の夜、水曜


 小さなお店ですが、大きな提灯(なんで?)が目印です。
 ぜひ、どうぞ。

 後日、研究熱心な友人から capesanteとcheccaについてメールがきました。
 緑色で示したところですが、
 いろいろ検索していたら面白いサイトに辿りつきました。
 capesanteについては こちらから。

 そしてchecca(ケッカって響きは可愛いのですが)・・・
 こちらのブログに詳しく書かれています。

 自分の知らないこと、または興味あることにアンテナを出して追究していく
 友人の姿勢にいつも励まされています。感謝。

 イタリア料理のサイトはお気に入りに登録し、
 checcaについてのブログで紹介していた本は早速アマゾンで購入しました。note
 
  
  


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