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環境と建築

2013-10-15 | design

台風が接近する中、よみうりホールで開催されたSANAAの講演会へ行って来ました。少し早目に行ったら、まさかの最前列に座れました。最近作の紹介ということで、取り立てて環境ということに特化しているわけではありませんでしたが、結局は環境というものをどう捉えるかということなのかなと思いました。自然や地形との係わりなのか、その建築の使われ方なのか。そう考えると、確かに「環境と建築」というテーマに合致していました。

いつも思うことですが、こういう建築家の講演を聴いて感心するのは、その思考のプロセスです。そのタイミングでそこを考えるのか、みたいな。学ぶべきは、自由なプランであったり、曲面的な造形であったり、やや強過ぎる素材感であったりではなく、考えることの意味ではないでしょうか。そして導き出された答えが、自分の立ち位置を決めるのだと思います。

作品では「ルーブル・ランス」が、かなり気になりました。 

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