BUCK-TICK
VICL-419
23 JUN 1993
http://www.buck-tick.com/
昨日、自転車で実家へ行った帰り道、ふらっとBOOK OFFへ立ち寄って何気にCDを見ていたら、BUCK-TICKの昔のCDが500円均一のコーナーにあったので、ああそういえばコレ持ってなかったなあと思って、迷わず買ってしまった。そういえば、最近CDを買う人がめっきり減ったそうだ。それにしても500円ってねえ。
ベスト盤なんかを持っているので、昔の曲もシングルは聴いたことがあるけれど、アルバムで聴くとまた全然違った印象を受ける。特に、アルバム全体のコンセプトが魅力的であったりすると、やはりCD買わなくちゃなあと思う。特にこのCDには隠しトラックなんぞがあったりして、まあ必要かどうかはともかく、ダウンロードではまず再現できない代物である。
これはBUCK-TICK史上最もダークなアルバムと言われており(タイトルのまんま)、ひたすら重低音の暗い暗い世界が展開されている。こんなに暗いと参っちゃうよなあと思いつつ聴いていると、いやいや以外とかっこいいことに気がつくのだ。暗いといえば「十三階は月光」もなかなかなのだが、その暗さとはまったく別次元の暗黒である。
今でもこのアルバムを、BUCK-TICKの最高傑作にあげるファンは少なくないようだ。なるほど、頷ける内容だった。傑作であることは間違いない。もちろん、私も大好き。