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J1 鹿島 vs 浦和(NHK)

2010-03-06 | J1
Jリーグ・ディビジョン1 第1節
2010年3月5日(土)16:00キックオフ
県立カシマサッカースタジアム(NHK録画)
鹿島アントラーズ 2 - 0 浦和レッズ


朝から仕事だったので、開幕から録画観戦となってしまった。部屋に帰って21:30に今シーズンのキックオフ。さあ、いきなり王者に一泡吹かせてくれよ。などという淡い期待は、わずか5分で粉砕された。鹿島はやはり王者で、浦和はやはり何者でもなかった。それくらい両者には差があった。だんだん試合を見ているのが辛くなった。先制点を取られて、後半の反撃を上手くかわされて、駄目押し点を取られた。まったく、これじゃあ鹿島のシナリオ通りじゃないか。

心配していたセンターバックは、概ね心配していた通りだった。鹿島相手によく頑張った方だと思うけど、これが精一杯って感じも歪めない。一方で、左サイドの宇賀神はデビュー戦とは思えないくらい上出来だった。縦へ抜けてクロスを上げる。そういうプレーは右サイドの平川より多かった。懸案の左サイドに一筋の光が見えたのは収穫である。それから驚いたのが、阿部と細貝のボランチコンビ。スタメンは啓太ではなく細貝だった。細貝は良かったんじゃない。まだちょっと粗いところがあるけど、攻撃に転じるセンスは、やはりこの人がいちばんだと思う。終盤、柏木がボランチに下がったけど、これはさすがにもったいない。柏木はトップ下で攻撃させるべきである。ここはやはり細貝を使い続けるのが正解だと思う。今年は背番号3のレプリカを買ったんだから、頑張って活躍してほしい。

解説の山本昌邦氏が「ボールを支配しているのは浦和だけど、ゲームを支配しているのは鹿島だ」とさかんに言っていた。はいはい、まったくその通り。残念ながら、昨シーズンの開幕戦より今後の期待が持てない内容だった。何よりの敗因が監督の采配というのも悲しい。交代で投入した達也と原口の良さがまったく引き出されていない。確かに同じポジションの選手同士を入れ替えるより、今日みたいに違うポジションの選手を入れ替える方が発展的ではある。ただ、こういう采配が上手く機能するまでには、本当にあと10年くらいかかってしまいそうな気もする。育成も大切だけど結果も欲しい。内容が大切なのはわかっているけど、そろそろ圧倒的な勝利が懐かしくなってきた。試合を見終わった後の正直な感想。

いやいや、前途多難を予想させる開幕戦だった。どうか予想が外れることを祈る。頑張れ浦和レッズ!
コメント
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